#東京都現代美術館
【展示室で深呼吸】被膜虚実/Breathing めぐる呼吸 MOTコレクション 東京都現代美術館
東京都現代美術館。企画展の大行列をよそに建物の奥へ進むと現れるコレクション展示室では今年度最初の展示が始まった。
今回は新所蔵品をお披露目と80年代後半からの作品を集めた「被膜虚実」という1階の展示、人の呼吸すなわち大気や空気、風をテーマに「Breathing めぐる呼吸」と名付けたの3階の展示に分かれている。
「被膜虚実」
三上晴子氏のものものしい作品が第一室に。
三上晴子氏の活動や作品を
【展示替えされた物とは?】再訪クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展
Dior展2回めの突撃。
23年1月に訪れたクリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展。
あの空間が忘れられず再び体験したくて3月にもう一度行ってきた。
初見より落ち着いて見れるはず、という予測通り幾分冷静にじっくり見ることができた。
展示の感激、初動の興奮は先に書いた記事に及ばないので、前回触れずにいたけど面白かったことをいくつか。
Diorと日本のかかわりについての項目
Diorの日本
【四半世紀ぶりに再会】マティス展 -色、形、線、冒険のはじまり-東京都美術館
20年ぶりの大個展のマティス展。
前回は国立西洋美術館で2004年だったそうな。その展覧会には行っていないので、私は26年ぶりの再会を目指して東京都美術館へ降り立った。
1997年初秋
私とマティス作品の出会いは1997年秋、ポンピドーコレクションが東京都現代美術館にやって来た時が初めてだった。
本来なら近代のくくりの作品も多い中、現代美術館で見るポンピドーコレクションは新鮮だったし、メインビ
【幻の扇風機と大阪で再会】 デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン 大阪中之島美術館
展示範囲はそこまで大きく広くはないのだが、非常に見ごたえのある展示内容に終始ワクワクしっぱなしだった。
今回の展示趣旨はこちら。☟
アート、デザインどっち?の投票システムが展示室内、作品の前にあり、最初は物珍しくてその機械をいじっていた。
が、途中から見ることに集中したくて投票機械を無視するように見ていた。
見ること以外をさせるのって美術館ではなかなか難しい気もする。
私個人としては、ぶっちゃ
【ホックニーの生々流転】 デイヴィッド・ホックニー展 東京都現代美術館
楽しみにしていたホックニーの個展。
しかも東京都現代美術館ですから期待も高まる。
見終えた後、あぁ、やはり良いな、楽しい絵だなぁと実感した。
心が暖かくなる展覧会だった。嬉しい。
長い画業の中から、東京都現代美術館の所蔵品とホックニー個人蔵の作品を中心に年代別に提示する展覧会。
一つ一つの取り上げ方はやや浅いですが、
網羅的に見ること
今の作品もしっかり見せること
に注力したのかな、と。
挿
【28年目の底力】My best exhibition in 2023「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」
#マイベスト展覧会2023
こちらの素敵企画に参加させていただきます。
2023年、のベスト展覧会と言われて真っ先に思い浮かんだのは
クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ。
開催場所は江東区木場にある東京都現代美術館。
企画に参加させていただくにあたりアドベントカレンダーのトップバッター12/1を選んでおいて美術館で開催されたけど服飾展示かーい!
というツッコミをいただきそうだがどうかご容
【本来の意味でのアナログ】MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ 東京都現代美術館
まず「MOTアニュアル」とは。
今回で19回目の開催。
第1回〜3回ぐらいまでに丸山直文、内藤礼、中村正人、
11回目に冨井大裕、池内晶子、関根直子…
などが取り上げられている。
私がMOTアニュアルで初めて作品と出会い、意識して名を覚え、現在も追っているきっかけになった作家さんたち。
こうしてみるとMOTアニュアル展後、今も一線で活躍している人も多い。
現在美術を追う視点で見に行くのも
【勝手に部門を創設して考える】 2023年に見た美術展。
先日参加した マイベスト展覧会2023。
次々公開される皆さんのベストもまだまだ楽しみなのだが、マイベストを決める際、実は結構悩んだ。
2023年度の美術館訪問回数は97回。
見た企画展・コレクション展は126展示。
そのうちnoteにレポを書いたのは82展示。
足を運んだ館は55館。買った図録の冊数は21冊
(12月22日現在)
考えているうちに、頭の中で「写真ならアレだし、近代美術ならあの