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20代の考察

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一大学生の考察です。観点は面白いので覗いてみて下さい。
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「解釈」のすすめ

「解釈」のすすめ

世間一般人に比べて私は漢字の学習に力を入れている。最近は漢字そのものの成り立ちや植物の語源について学習をしている。

だが私はこのようなことを学ぶ際に恐怖心を抱いていた。なぜなら、学習に用いている本に書いてあることが必ずしも正しいことである訳ではないと改めて認識させられたからだ。

その本がいくら著名な人が書いている学術書だとしても、時間が経つにつれて新しいことが判明し、書いてあったことが間違いで

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時に言葉の価値は信用に「反比例」する

時に言葉の価値は信用に「反比例」する

私は励ましの言葉を信用できない。褒め言葉も鵜呑みにできない。
なぜならその言葉を発している人間の人柄を「信用」しているから。

普通に考えれば信用している人間の言葉ほど言葉の価値は上がる。つまり信用に値するようになる。

一方で信用していない人間や交流の少ない人間の言葉の価値は相対的に下がることになる。

ではなぜこんな歪んだ思想を持つようになったのか。まずは私自身の過去を振り返り、その後考察を加

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他人は「貴方自身」だ。

他人は「貴方自身」だ。

「人はいつから他人で、いつから他人ではなくなるのだろう?」そんな問いが示されていた。私見を述べていこう。

他人とは

「他人」とは何だろう。何も考えずに言えば「私」ではない人だろう。実際、漢検漢字辞典にも「自分以外の人。」と記されている。それはそうだ。

この質問は「左はどっち?」と聞いているようなものである。答えは簡単、「右の逆側」だ。もう少し丁寧な解答をすれば、「国語の教科書の偶数ページ側(

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教養厨には引導を渡せ

教養厨には引導を渡せ

「教養として知っておきたい○○」「教養がない」「これは教養だよ」

世の中にはずいぶんと教養が多いことで(笑)
ことあるごとに教養の有無を詰ってくる。そういうお前は「教養」とやらはあるのかってんだ。

なぜ私がこんなにも教養という言葉を毛嫌いしているのか。

それは近年の教養は「常識」の言い換えになっているからだ。

教養とは

さあ言葉を紐解いていこう。「教養」の意味を取り敢えず3つの辞書で調べ

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「アレ」は思考を簡略化する(完 4.9)

「アレ」は思考を簡略化する(完 4.9)

どうも人垂です。最近は気温が高く「もう初夏か」などと諦めにも近い不満をこぼしています。

え?夏はまだ先?何を言っているんですか。
旧暦ではもう4月から夏ですよ(白目)

挨拶はさておき、今回はどうして「アレ」を使ってしまうのだろう、ということに関して考察していきたいと思います。

「アレ」とは何か、そう。皆さんご存じの「アレ」でございます。

はい、代名詞です。

これは個人差がある話題かも分か

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「歩行ミュニケーション」

「歩行ミュニケーション」

「いや売り場の綿棒か!」

都心部に出るとそうツッコミを入れたくなるほどに人が多い。

人通りが多いほど歩道は汚く、空気は臭(にお)い、街は雑踏に塗れている。まさに濁流だ。

「歩きスマホはやめましょう」
「ダメ!歩きスマホ」

五感に近づいては離れていく。もう刺激を与えてはくれない。意識を向けるにはあまりに耳慣れてしまった。

どうも、人垂です。それっぽい導入をしてたら書きそびれました。今回は歩

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