笑うバロック(681) ラモーの甥について
「ラモーの甥」の「ラモー」があのラモーだ、とは知っています。この本がディドロによって書かれた、ことも知っています。そして、この本の舞台に設定されているのが、「カフェ・ド・ラ・レジャンス」であること、も、まあ知っています。
ただし、それだけ、です。
何が書かれているのか?いやさっぱり。
むかしむかし、とある手練れのピアニストが「クライスレリアーナ」を弾き、見栄を張ってホフマンの名前を口走ったところ、あなたも読みましたか、と誤解され恥ずかしい思いをしました。
知らないモノは知らな