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共依存の相手と離れたあと、どうするかが大切

共依存の相手から離れてみた人の
言動を見て感じたことがあるので
今日はそれについて書いてみます📝

長いあいだ共依存状態にあった人は
その原因の根本に気づき、傷を癒やしたり
向き合い方を変えてあげないと
同じことを繰り返しやすい傾向にあります。

共依存から抜け出すための方法について
『物理的に離れること』については
多くの方が触れていますが、
その後どうするかについては
書かれていないことも多いです。

心療内科や精神科で共依存と診断され
ようやく気づき、言われた通りに離れた人。

離れることはとても苦しいので、
すごくがんばったと思います。

実際にそうして離れた人の
その後の行動を目の当たりにして、
『これではあまり意味がないのではないか。』
と思ったことがありました。


以前別の記事でも書いていますが、
わたし自身が心療内科の心理士さんに言われた

■共依存を克服するためのグループワークやカウンセリングはある。
■しかし原因となっていることが改善されない限り、ずっと楽になれない可能性が高い。

という言葉に、今になってすごく納得します。


幸い、過去のわたしは相手と離れた後で
周りに助けられながらも
色々と調べたり、考えに考え抜き行動し、
何かや誰かに依存しなくても良い状態に
なれましたが、根本の問題を解決しなければ
やはり同じことを繰り返すばかりです。


先ほどの、
実際目の当たりにした人の行動はというと

共依存していることに気づき、離れた
      ↓
・しかし、離れた後も別の人に強く依存
・周りが巻き込まれ共倒れ状態
・理解してもらえず、ひどいかまってちゃんになる

これでは、誰も幸せになっていないのです。

まずは共依存の相手から離れたことは
第一歩になるかもしれませんが、
その後、具体的にどうするか
・原因に対する癒やし方
・マインドの変え方etc...
もっと言及された方がいいのではないかと感じています。


共依存に陥っている人は、その間も
強く洗脳されたような状態になっていますが、
離れたあとも自ら洗脳されやすい状態を
作りあげていることがあります。

■人間不信で簡単に人を信用しない
■他者との関わりを避けようとする
■自分を受け入れない人は敵と考える

これ、めちゃくちゃわかります。
わたしも何が正解かわからなくなり、
全てを疑い、自分を守るために
人と関わりたくありませんでしたから。

しかし今思うと、わたしの場合は
共依存の相手から離れたあと
(DVから警察に保護され、避難先で)
新たな職場で否応にも人と関わらなければならず、
これが結果的に良かったのかなぁと思います。


<やはり行き着くのは”自分を認め、確立すること”>

下記の記事で、幸せになるためには
『自分を確立する、メンタル的に自立する』
ことが大切だと触れていますが、

この記事で書いていること以外にも
怖いと感じながらも
新しい人間関係の場で色々な人と関わり、
さまざまな考え方を知ること。

そして、
自分が疑っているほど
怖いことは起きないことを繰り返し体験し、
大丈夫だと思える
ようになったことが
自分を確立することに
つながっていたと感じます。


多くの方が気づいていると思いますが
かまってちゃんは現実の世界では
”かまって”行動をすればするほど、逆効果になります。

承認欲求のこじらせた表現方法は、
周りの人はどんどん離れていくか、
腫れ物に触るように接するようになり
その結果もっともっと
『かまってほしい』欲求が増えていくのです。

寂しさのような、認められたい願望が
いつまでも埋まらず苦しいのです。

そのためにも、何かに依存しない
『メンタルを自立させる』ことが
やはり重要だと思います。


ただひとつ懸念事項として、
共依存しているどちらかが克服しようとすると
残された側はとても苦しい思いをするでしょう。

よくあるのが、残された側が攻撃的になったり自暴自棄になること。

下記『執着と愛』の記事でも書きましたが
共依存している同士は
■『愛されたい』願望をお互い押し付け、埋め合う
■承認欲求を満たすための存在
■生きがいにするようになる

傷の舐め合いの関係だけで
一緒にいることが多いのです。

(この場合の「愛している」という言葉は
はっきり言うと、思い込んでるだけ
もしくはそう思って”いたい”だけで、
健全な愛情ではありません。)

それでもわたしは、ひとりでも多く
共依存から抜け出して幸せになってほしいと思います。

例え共依存の関係で
一緒に居続けていても
双方が苦しい思いをするのですから。


共依存・アダルトチルドレン・毒親
幼少期の虐待・家庭環境・いじめ
承認欲求・自己肯定感
この辺りはつながっていることが多いです。

でも、苦しい出来事や気持ちを
かまってほしい道具にするのは
終わらせたほうが良いですね。

プラスになることがないからです。

自分を愛し、周りの人も幸せにする方が絶対良いです。

そうは言っても自己肯定感が低い人は
『自分を愛する』というのは難しいことです。

わたしも昔は、何度言われても
『それってどういう状態?』という感じで
全く理解できませんでした。

なのでその辺りについても、噛み砕いて発信していく予定です。


最後に、わたしの見てきた
共依存相手から離れた”かまってちゃん”を
イメージした時に自然と出てくる言葉を。

「大丈夫。
あなたが思ってるよりずっとあなたは素敵な人。
自信がないままでもいいよ。
自分では気づいてないかもしれないけど、
すごく優しいところも頑張ってるところも知ってるよ。
わたしはあなたに出会えて良かったよ。」


きっと、本人が聞いたら
「お前に何がわかるんだ。綺麗事言ってんじゃねーよ。」
と言うでしょうけどね。


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