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NoteパルプマガジンMexico

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Noteで連載されているパルプ小説をピックアップする事を目的としたマガジンだ。 このマガジンをフォローすればNote上での豊かなパルプ生活が認可される。
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#連載小説

【小説】便利屋玩具のディアロイド #01『ボイド』

 夕刻、空が紫に染まる頃。  古い雑居ビルに、二人の若い男が入っていく。  小ぶりなジュラ…

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ルースター・マン

俺はルースターマンだ。 ルース・ターマンではない。ルースター・マンだ。 人間の身体に軍鶏の…

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(連載小説)紅剣鬼 目次

インチキ剣戟小説(超不定期連載)です  あらすじ 武芸集団『美留禰子(みるねこ)流』。そ…

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サイコロシアン・ルーレット #1

【連載マガジンを見る】 瞳孔を大きく見開き、荒い呼吸を繰り返す。視線の先には直径20cm程…

餅辺
5年前
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noteパルプマガジンMexico 総合目次 (2019/9/1版) #BrMxic

 よう、兄弟。俺たちだ。よくきたな🍑  この記事は、Note小説のオススメ作品を蒐集している…

noteパルプマガジンMexico 総合目次 (2019/7/31版) #BrMxic

 よう、兄弟。俺たちだ。よくきたな🍑  この記事は、Note小説のオススメ作品を蒐集している…

いざなうはワールド・コーン・ラビリンス -1- #ppslgr

鋭く突き出されたグラディウスの一撃をスウェーにて上体を逸らし避ける。 続いて超接近戦からのカウンター膝蹴りで蹴り飛ばさんとするが一瞬相手が早く飛びのき、むなしく宙を空ぶった。 太陽が見下ろす鋼鉄のコロッセオの中で、俺は愛機である黒騎士めいた人型機動兵器『イクサ・プロウラ』に搭乗し、目の前の剣闘士を模した人型機動兵器と対峙していた。 その機体は筋骨隆々なる古代ローマ剣闘士の意匠を引き継いでおり、その両の腕には当然剣であるグラディウスと円盾が握られている。力強く盾を前面へ押し

パンドラ・イン・ジ・オーシャン -1-

「R・V、二匹目の喋るマグロが発見されたの」 しかるに、常識というのは覆されるためにある。…

走れ、穿て、守れ -1-

 俺の目の前で、チャラくて色黒のいかにもなナンパ男が鼻から血を噴きながらぶっ飛び、木床を…

賽を振るは、神か人か -1-

「おはようございます、マスター。戦闘行動を開始します」 「頼むぜ、クリス」  爆炎渦巻く…

ガイズ・ミーツ・怪獣 -1-

 緑満ちる山々の中、子供が誤字を誤魔化す時のノイズをウルトラサイズにしたような奇怪なる巨…

ヒトよ、ネコと和解せよ -1-

「この一週間で行方不明の届け出が急増しており、警察が現在捜査を行っています」 「物騒だな…

有限会社うまのほね 目次

あらすじ 警備ロボやドローンが街に溢れ、スマートグラスが一般化し、自動運転車の普及率が99…

神影鎧装レツオウガ 総合目次

■ あらすじ ■ 五辻辰巳が怪物を消し飛ばした。 霧宮風葉は、その一部始終を呆然と見ていた。 なぜ、こうなったのか。 発端は、つい今朝方。風葉の髪が銀色になった上、犬耳まで生えていたが為に、全ては始まったのだ。 しかも異常事態はそれだけに留まらない。日常は薄墨色の向こうへ沈み、怪物が当然の如く出現し、果ては巨大なロボットが校舎を揺るがせる。 やがて明らかになるのは、日常の裏で繰り広げられていた戦いと、そこで蠢く権謀術数。 それらが渦巻く只中へ、風葉は否応なしに巻き込まれて