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「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手が自分なりの正解を見出すための一助になる…
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2020年1月の記事一覧
今月の #あさみのまなび ベストセレクション
今月もSlackコミュニティ内でのつぶやきを一部抜粋してご紹介します。
Slackでは、ツイートには書ききれないけれどnoteに書くほどまだ考えがまとまっていないことを思いつくままに書き綴ったりしています。
最近はメンバーのまなびチャンネルも増えてきたのでクローズドなTwitterみたいな空間になりつつあります…!
「まなび」は、人の思想も立場も変えてゆく
私を構成する要素のひとつに『まなび』がある。
新しいことを知るのが好き。AとBをつなぎあわせて自分なりの答えを導き出すことが楽しい。
昔からそうやって自分で勝手に『まなび』を得てきたので、本を読むことはもちろん、でかけても人と話していても何かしらまなびを得ようとセンサーを全開にしてしまう。
生まれてこの方ずっと生活がまなびとともにあったのでまなぶ意味についてあまり深く考えたことがなかったけれど、
世の中にはきっと、「相談所」が足りていない
30代になって、20代の頃よりも洋服や小物を大切に使うようになった。
新しいものをひっきりなしに買ったり捨てたり売ったりするのではなくて、本当に気に入ったものだけを買って長く愛す。
年齢が上がるとともにこうしたスタイルの変容が起きる人も少なくないのではないかと思う。
一方で、ひとつのモノを大切に使い続けようと思うと立ち塞がる壁が『お手入れ』である。
個人的に課題を感じたのは、『クリーニングや修
『文明とは、何よりもまず、共存への意志である』
100分de名著からその存在を知り、最近原著を読みはじめたオルテガの『大衆の反逆』。
1930年に書かれたとは思えないほど、『今』という時代を描き出した一冊だと思う。
今日の特徴は、凡俗な人間が、おのれが凡俗であることを知りながら、凡俗であることの権利を敢然と主張し、いたるところでそれを貫徹しようとするところにあるのである。
この本の中でオルテガが批判しているのは、市民が権力を持つ民主主義と