「ポスト通りもん」の可能性を秘める福岡土産4選

今年の年末年始は珍しく実家に帰省した私。
当然休み明けに持っていく帰省みやげを買わねばなりません。

福岡の帰省土産といえば、選択肢はほぼ一択。

＼みんな大好き通りもん／

ところが私はそこでふと気づいてしまいました。

年末年始の通りもんは、人と死ぬほどかぶる…！

普段の何もない時期のお土産ならいいんです。みんな無邪気な笑顔で日本一おいしいお土産こと通りもんを受け取ってくれるでしょう。

しかし時は年末年始。福岡の民が一斉に通りもんを携えて東京へと向かうシーズンです。

いかん、このままでは職場が通りもんの海になってしまう…！！！

思い越せば、これまでも通りもん以外の可能性を求めてあれこれ試してみた私。

佐賀銘菓の佐賀錦や丸ぼうろは存在が地味すぎるのかみんなのテンションが上がらず、ひよこは『これ東京銘菓じゃないの？』と言われる始末。
いや、福岡銘菓だわ！！！！！！！

他にも個人的なおすすめである博多ぽてとや博多の女など試してみるものの、みんなから口を揃えて『次は通りもんにして！』とリクエストされるなど王者を前に惨敗してきました。

これじゃだめやと。このままじゃ私たちは永遠に通りもんの壁を超えられんのやないかと。
そう思った私は今年こそ通りもんを超えるお菓子を見つけようと博多駅を徘徊し、やっと4つのお土産に出会ったのでした。

1. チョコレートショップ『プレミアム焼きショコラ』

（画像：チョコレートショップHP）

私の人生の中でも好きなお菓子トップ10に入るレベルで大好きなプレミアム焼きショコラ！！！
チョコレート味のフィナンシェにチョコレートがかかっていて、ものすごいデブの味がします（褒めている）。

ここの『サクサクパイドーナツ』もおいしいのだけど、毎回カロリーの暴力に負けて買うのを断念してしまう…！
でも真ん中に穴が空いてるから実質カロリーはゼロだと思う。

福岡に帰ってきたら絶対立ち寄る博多のチョコレートショップ😍❤
ここのチョコがけフィナンシェとチョコパイドーナツが大好物なので、私への福岡みやげは通りもんよりここのお菓子が嬉しい…❤
博多のアミュプラザか天神のソラリアに入ってるよ！https://t.co/hZPjhtui9E pic.twitter.com/7bBEN5kwbU

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) December 22, 2017

チョコレートショップは博多にしかないお店なのと、この2商品はECでも扱っていないので行かないと買えないという希少性もポイントです。

ほとんどどの商品もバラ売りしているので、私はおみやげを買いがてら自分のおやつも大量に買います。いやしかしカロリーが怖い。

焼き菓子でおすすめなのは上記の2つなのですが、生チョコやトリュフ、『博多の石畳』という看板商品の生ケーキがチョコレートショップの本領発揮なので、新幹線での移動かつ当日中に差し入れするなら保冷剤を入れてもらって買って帰るのもありだと思います。

本店は中洲川端とやや博多・天神の駅前からは遠いのですが、博多駅ならアミュプラザの1Fに、天神ならソラリアの1Fにお店があります。
ちなみにソラリアの店舗は今はレ トロワ ショコラとのコラボ店舗になっていて、取り扱いのない商品が多いのでご注意を…！
福岡空港内のANA FESTAにもお店があり、ここはほぼ焼き菓子だけを扱っていて種類も豊富なので帰る直前にチェックするのもおすすめです。

もちろんプレミアム焼きショコラも売っています！（が、バラ売りはしていなかったので1個だけ食べてみたい方は博多駅へ…！）

2. 博多阪急限定『プレミアムめんべい』

福岡土産において、通りもんと双璧をなす『博多めんべい』。
甘いのが苦手な人向けのお土産としてはほぼ一択といっても過言ではない人気商品です。

そんなめんべいに、博多阪急限定のプレミアムラインが…！

トマトバジルやチーズ、キャラメルチョコなど5種類の味が揃っています。

このプレミアムめんべいの素晴らしいところは、
「そのままあげやすいかわいい箱に入っていること」！！！

500円くらいなのでちょっとあげるのにちょうどいい商品なのですが、この価格帯の商品って自宅用想定なのか簡易包装なことが多くて、仕事関係の人にあげるのは不向きなことが多いんですよね。

のですが！このプレミアムめんべいはちゃんと箱に入っているのでそのままあげやすい！すごい！

大人の『ちょっとあげ』需要にぴったりの商品です。

3. 博多阪急限定『なんばん往来』

これも博多阪急限定商品。
九州人なら知らない人はいない『なんばん往来』のプレミアムバージョン。
（『なんばん往来』という文字をみただけであのCMソングが流れてくる…）

プレミアムめんべいと同じく、こちらもちょっとあげやすいパッケージが魅力。
バラ売りは1つ230円、ちょっとあげしやすい二個入りは500円。
味も『筑豊シュガーロード』『門司港バナナ』など福岡の地名が入っているので話も広がりやすいのが◎！

味としてはカステラの下にパイ生地が挟んであるみたいな感じなので、若い人や子供たちへのお土産におすすめです。

4. うまかっちゃん

言わずと知れた九州人のソウルフードです！！！
サッポロ一番とかチキンラーメンと同じ即席麺なのですが、とんこつだけで常時5種類くらいバリエーションがあるという神のたべものです。
九州っ子の土日はだいたいうまかっちゃん。

九州以外では基本売られていないのですが、ラーメン好きを中心に密かな人気があるので男性にあげると喜ばれると思います。
個人的には高菜とんこつが好き。

基本はスーパーやドラッグストアで買うものなのですが、博多阪急の地下にある「阪急うまか食品蔵」に全種類揃っていたので大人買い！

ちょっと思ったのは、一個だけ手提げ袋に入ったバージョンとかあったらそのまま渡せるので150円くらい出しても買うのになあ、と。
もしくは3個入って500円とか。

せっかく百貨店の地下にあるので、そういうギフト需要を見越した限定パッケージがあってもよいかもなと思いました。

うまかっちゃん自体は九州内のほぼすべてのスーパーで売っているので、5個パックを複数買いするのもおすすめです。めちゃかさばるけど。
ちなみに九州の一般家庭はわりと普通に段ボールごと買っていきます。
我が家も全盛期は箱買いしていた気がする…！

贈答用の商品ではないので、気心知れた仲間内のおみやげにどうぞ。

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今回のnoteは、「#おすすめギフト 」のお題に投稿されていたこちらのnoteに触発されて書いてみました。

ちょうど職場に帰省土産が集まる時期だと思うので、ぜひ他の地域のおすすめ帰省土産も #おすすめギフト のハッシュタグで投稿していただけたら！

メーカーさん自身の自薦もお待ちしております！

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最後におまけとして、お土産を買いながら『売れるお土産とは何か』について考察したことをまとめておきたいと思います。

帰省土産を買いに博多をうろうろしていたとき、自分が買ったもの・買わなかったものを考察しながらこんなツイートをしました。