Takako@分子栄養アドバイザー

・分子栄養療法実践者 ・養護教諭歴28年 ・看護師歴5年 ・ココロと体が元気になる目からウロコの栄養 の話を発信

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最近の記事

タンパク質はメンタルにも関係するの?

みなさん こんにちは。 分子栄養アドバイザーのTAKAです。 今回は知識編です。 感情に関わる神経伝達物質の原料はアミノ酸(タンパク質)です。 タンパク質不足だとメンタルが不安定になる可能性があるんですよ。 そのメカニズムについてまとめました。 脳の中では、無数の神経細胞が猛烈なスピードで情報のやり取りをして、感情や思考を生み出しています。この時、働いているのが神経伝達物質です。 なかでも、喜びや意欲を引き出すドーパミン、驚きを興奮をもたらすノルアドレナリン、気持ちを落

    • #3 「病院ラジオ」で見つけた私の目標

      みなさん こんにちは。 分子栄養アドバイザーのTAKAです。 先日、テレビをつけると「病院ラジオ」が始まったところでした。 情報で知ってはいましたが、実際に観るのは初めてでした。 その日の収録場所は、リハビリテーション病院。 事故や病気などで体に障害が残り、リハビリに励んでいる患者や支える家族が対談者として参加されていました。 何気なく観ていたのですが、伊達さんの対応にすごく感動してしまいました。 特に印象に残ったのが、脳出血を患い、リハビリに励んでいるという若い女

      • #2 自分で決めてはじめるのが大事

        みなさん こんにちは。 分子栄養アドバイザーのTAKAです。 初めましての方も多いと思いますので、簡単に自己紹介しますね。 よかったら過去の記事ものぞいてみてください。 私は、看護師、養護教諭を経て、今年 分子栄養アドバイザーとして起業しました。 分子栄養学は、藤川徳美医師の本を中心に独学で学び、メガビタミン療法を実践して丸3年になります。 そのおかげで人生で今が絶好調!を毎日更新しています。 この学びと実践をもとに、分子栄養学を知らない人に広げる活動をしたいと思

        • #1ビジネスの一歩を踏み出しました!

          みなさん こんにちは。 分子栄養アドバイザーのTAKAです。 この度、ビジネスを始めましたので 表紙を作成しました。 noteは1ヶ月ぶりの更新です。 もう文字を打つのも久しぶりすぎて 何を書こうかとしばらく空を見つめていました。 この1ヶ月何をしていたかと言いますと 「分子栄養アドバイザー」として 対面でのクライアントのサポートや プロテイン試飲会などを開催していました。 元々、養護教諭だったので、対人支援は難しくないだろうと思っていましたが、ところがどっこい! 大

          形あるものいつか壊れる

          お気に入りの食器がありました 白地に青の草模様が可愛らしくて 何を乗せても様になって 小皿と小鉢のセットが5客 頂き物だったけど気に入っていたから 普段使いしたくて おかずを乗せたり 果物を乗せたり ケーキを乗せたり 気分に合わせて 食卓に乗せるのが楽しみでした どんなものも受け入れる 器の大きさがありました それが一つ欠けたとき なぜ?と思いました 私が一人で使っている時は 欠けることなんて なかったのに お気に入りだったから 大事に丁

          形あるものいつか壊れる

          疲れたときは何を食べる?

          疲れたときには甘い物が食べたくなりますね。 これは、脳からのエネルギー補給のアラート。 ヒトの体の中で一番エネルギーを使う場所は脳と言われ、脳だけでおよそ120gのブドウ糖を消費しています。 3食きちんと食事をとっていれば補える物ですが、食事を抜いたり、オーバーワークなどで不足すると、疲れや集中力の低下、イライラを感じます。 そんなときはブドウ糖の補給が必要です。 しかし、ブドウ糖も摂り過ぎには注意が必要です。過剰摂取すると血糖値は乱高下し、逆に脳の働きを不安定にしてし

          疲れたときは何を食べる?

          タンパク質は食べ溜めができないって知ってた?

          みなさんの中に、ガッツリ外食をした翌日は、質素な食事でバランスをとるという方はいませんか? それ以前の私です。 居酒屋で飲食したりステーキや焼肉などをガッツリ食べた日の翌日は、スープやサラダなどヘルシーな食事にしてカロリーバランスを取っているつもりでした。 これって摂取カロリーをプラマイゼロにしたいという願望だけで、実際はゼロになんてならないし、しかも体にとってよくない行動だったようです。 実はあまり知られていない、タンパク質が「食べ溜め」できない理由についてまとめまし

          タンパク質は食べ溜めができないって知ってた?

          ストレス解消の罠に注意!

          みなさんは、ストレスが溜まったとき、どうやって解消していますか? 私の場合、車の中で叫ぶ、鏡に向かって(相手だと思って)文句を言う、イライラをノートに書きなぐる、ねこの動画を観まくる、誰かを誘ってお酒を飲みながら愚痴る などでしょうか。 この中で一番スッキリするのは最後かな? アルコールで酔うと、なんだか悩みが小さくなるというか、悩んでてもしょうがないっていう気になるから不思議ですよね。 翌日、本当に悩みが解消されていたらの話ですが・・・ この場合、愚痴を受け止めてくれ

          ストレス解消の罠に注意!

          鉄をどんどん蓄えられる体になろう

          日常のちょっとした工夫で貧血予防にいい鉄の食べ方の工夫を紹介します。 糖質は控える 糖質を多く摂取すると、血糖値を安定させるためのインスリンが大量に必要となり、その合成にタンパク質や鉄が消費されてしまいます。 食事の糖質は気持ち減らす程度で大丈夫。その代わりおやつの糖質は週末のご褒美に摂るなどメリハリをつけられるといいですね。 糖質制限は難しいという人にプロテインはお勧めです。飲むと自然に糖質欲求が抑えられるので、ぜひ試してみてください。 動物性タンパク質をメインに 吸

          鉄をどんどん蓄えられる体になろう

          息子なんて・・・

          私には3人の息子がいます。 長男は結婚して独立し、 次男と三男は一緒に住んでいます。 子ども達が小さい頃、やたら走り回ったり ケンカを始めるので、私は常に怒っていた様な 記憶があります。 育児雑誌で「男の子はマグロなので止まると◯ぬ。なので常に走っている。」という記述を読んだとき、妙に納得しました。 とはいえ、常に何かをやらかす彼らに穏やかに接するのは難しかったです。 特に、ショッピングモールに出かけるときは要注意です。 車のドアを開ける前 「ちょっと待って、約束はなん

          分子栄養ってなんですか?

          私が、分子栄養アドバイザーという肩書きを名乗ると必ずといっていいほど、タイトルの質問をされます。 それに対し、「分子栄養学とは、体に必要な栄養素(分子)を細胞レベルまで掘り下げて探究するものです。バランスの良い食事とかマルチビタミンみたいに、体になんとなくいいという曖昧な表現ではなく、病気の予防や健康レベルを上げたいなら最低限摂るべき栄養素はコレと決まっています。 具体的には、プロテインとビタミン・ミネラルサプリを摂ることですが、摂る順番があるのとビタミンは人によって必要な

          分子栄養ってなんですか?

          体にはビタミン・ミネラルのサポートが必要

          これまで、栄養素の中でもタンパク質の摂取がいかに大事かお伝えしてきましたが、当然ながら、タンパク質だけ摂ればいいのではありません。 健康な体を維持するエネルギー代謝。代謝に欠かせないサポートとしてのビタミン・ミネラルについてまとめました。 糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素が重要なのは、体をつくる材料になり、体を動かすエネルギー源となるからです。 これらの代謝をスムーズに勧めるための潤滑剤が、ビタミン・ミネラルです。 タンパク質を十分摂っていたとしても、ビタミン・ミネラ

          体にはビタミン・ミネラルのサポートが必要

          食べる順番で血糖値をコントロール

          みなさんは、食事のとき、食べる順番って気にしていますか? 「食事なんて、どれを先に食べても大して変わらないでしょ。」 と思った方、今日からその考えを改めましょう! 表面的にはわからない、内臓での血糖値の影響をまとめました。 食事の後、食べ物が消化・吸収されると、糖分はブドウ糖として血液中に取り込まれ、血糖となります。 血糖値とは、血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度のことです。 食後に上昇すると、血糖値を下げるためのインスリン(ホルモン)が分泌されます。 食事をすると

          食べる順番で血糖値をコントロール

          友と毎月会ってお酒を飲み交わすのは・・・

          安否確認の意味もあるのです。 最近、外で食べたりお酒を飲んだりする 機会が増えました。 以前は、友人から誘われても仕事で 疲れてるからと断っていたのですが、 退職しても尚なんだかんだ理由をつけて 断り続けていました。 それもどうなんだろうと思い始めていたので なぜ断るのか自分の気持ちを深掘りしてみました。 ・食事に気を遣っているから ・夜遅くまで出歩くのは不健康 ・お金がもったいない ・お酒は体によくない ・どうせあちこちガタがきた体の話や   親の介護の話ばかりだろ

          友と毎月会ってお酒を飲み交わすのは・・・

          サルコペニアって知ってる?

          サルコペニアとは、筋肉量の減少と機能の低下を意味する言葉です。 あらゆる体の機能に関わっているタンパク質が足りなければ、様々な不調が引き起こされます。 慢性疲労はもちろん、肩こり、腰痛、下痢、冷え性、むくみ、貧血などの原因がタンパク質不足ということもあります。 このタンパク質不足が「サルコペニア」を引き起こしているのです。 筋肉量が減れば身体機能が低下し、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病のリスクも高まります。 特に高齢者のサルコペニアは、加齢による筋肉減少に加え、食欲が落ち、十

          サルコペニアって知ってる?

          タンパク質の分解と再合成

          筋肉、皮膚、髪の毛、内臓や血管、ホルモンや酵素にいたるまで、タンパク質はヒトの体のあらゆるところで働いています。 では、口からとり込まれたタンパク質は、どうやって体の各部位で使われるようになるのでしょうか。 まず、口から胃へ送られたタンパク質は、ペプシンという消化酵素にアミノ酸同士の繋ぎ目を切られます。 次に、十二指腸で、膵液に含まれるトリプシンやキモトリプシンなどの消化酵素でさらに細くアミノ酸の繋ぎ目を切られて小腸へ送られます。 小腸で分泌されるペプチターゼが、タンパク

          タンパク質の分解と再合成