タンパク質はメンタルにも関係するの?
みなさん こんにちは。
分子栄養アドバイザーのTAKAです。
今回は知識編です。
感情に関わる神経伝達物質の原料はアミノ酸(タンパク質)です。
タンパク質不足だとメンタルが不安定になる可能性があるんですよ。
そのメカニズムについてまとめました。
脳の中では、無数の神経細胞が猛烈なスピードで情報のやり取りをして、感情や思考を生み出しています。この時、働いているのが神経伝達物質です。
なかでも、喜びや意欲を引き出すドーパミン、驚きを興奮をもたらすノルアドレナリン、気持ちを落ち着かせるセロトニンは、重要な役割を果たしています。
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンの原料は、体の中で作ることができない必須アミノ酸なので、食事でタンパク質を摂ることが滞れば、必要量が作られなくなり、神経伝達物質のバランスが崩れてしまいます。
すると、ちょっとしたことで心が乱れたり、不安やイライラに悩まされたりするようになってしまいます。
最近では、タンパク質不足によるこのバランスの乱れが、うつや統合失調症、不安障害などの発症の原因の1つと考えられています。タンパク質は、メンタルにも大きく関係しているのです。
メンタルの調子が悪い人の食生活には、「ご飯やパン、麺類など糖質に偏っていて、タンパク質、鉄、ビタミンB群が足りない」という傾向があるようです。
また、食事の栄養をきちんと吸収するには、腸内環境も重要です。腸内の細菌のバランスを整え、食事のバランスも整えることが、心のバランスを整えることにつながります。1日に1回は納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べるといいですね。
これから1日体重×1gのタンパク質をしっかり摂って、メンタルを安定させましょう。
また、私は、ナイアシンをサプリで摂取するようになって飛躍的にメンタルが安定しました。
詳しくはこちらの記事をご覧になってみてください。参考になれば幸いです。
体は食べたものでできている
栄養を見直すと生き方が変わる
あなたの未来が健やかでありますよう、
心から願っています