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日記

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柳流水の日記です。
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#日記

【日記】日記の書き方

 プライベートでも、テキストファイルに収める形で、日記を書いている。本当に、自分しか見ない用だから、どんなふうに書いても良いものだけど、長く続けているうち、ついいわゆるふつうの書き方になってしまう。
 けれども、昨日、気まぐれで、文脈など気にせず、段落ごとに内容をまとめるということもなく、短い文章の中に、一日に起きたことを凝縮するように書き散らしてみたら、意外とそういう書き方の方が、一日に起きたこ

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【日記】祈り

 先日から喉が痛くてしょうがない。今日はだいぶましにはなったが、昨日がひどかった。どこかで感染したのかもしれない。が、熱が出るとか、本格的に身体に回った様子はなく、これからなのかもしれないが、見た目の上では、喉の痛みもどんどん引いている。
 しかし、昨日はその、咳も出ないくらいの、単なるのどの痛みだけで、何も集中することができなかった。自分はなんと弱い動物なのだろうと思った。
 それを治すために出

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【日記】晴天なれども波高し

 最近よく聞いているポッドキャストで、「あばらや204号室R」というものがあり、最新のは聞き尽くしたので過去の分を遡っている所なんだが、その中で毎日日記を書くコツみたいなことを話していたので、自分もやりたくなってきたのでここでの日記を再開してみようかと思った。
 何でも、その日あったことだけを書き込むと、全く単調なものになってしまうが、そこで見たもののその後の想像などを含めて書くと、それなりに広げ

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【日記】夢

 休日。朝起きて、午前中は必要な家事を済ませたり読書したり調子が良かったのだが、昼にラーメンとビールを頂いたのが良くなかった。昼寝してしまって、起きたら四時だった。実家を大幅にリフォームする夢を見た。現実に、兄が建築家をしているので、その兄が設計してくれたという筋。現実とはかけ離れた広さで、母と兄、自分で一フロアずつ使っているという、なんとも恥ずかしいくらい願望充足的な空間だった。本棚がそのホール

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新しい人

 大江健三郎の『新しい人よ眼ざめよ』を、『自選短篇』からの抜粋という形で、読んだ。
 新しい人、とは、単純に新しい世代の人、ということではない、らしい。
 それは、最後の章で、息子のイーヨーと、おそらく対立するであろう若者の群と対比して語られることからわかる。
 だが、それでも、おそらく、その新しい世代の人々に、これからを賭けるしか、われわれに出来ることはないのだろう。
 あとは、死ぬまでのわずか

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【日記】バリューブックス

 noteの仕様がはっきりわからなかったけれども、「つぶやき」を使ったら、それも含めて毎日更新の日付に加えられるらしい。
 直感的には、なんだか納得いかない。毎日、何か記事を書いている人と、毎日、ツイッターにするようなツイートを少なくとも一日一回している人では、どうしてと思うほど、努力のレベルに差があるような気がする。
 もとより、大した話ではない。

 ゆる言語学ラジオというユーチューブチャンネ

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【日記】機械翻訳

 インドで、電車の大規模な事故が起きたというニュースを、アルジャジーラで読んだ。
 英語の勉強のためである。
 信号機の故障であるとのことだ。
 少なくとも三百人近くの人が亡くなっている。
 片方の列車は、超特急で、ものすごいスピードだったようだ。
 画像も載っていた。四車両分くらいが、大きく脱線していた。

 このように、私のニューロンを使用して、がんばってこの英字の並びを理解することに、何か意

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【日記】ONCE AGAIN

 私は、生きるという苦しみを得ながら、なんとか生き延びて見せる。

 ライムスターの「ONCE AGAIN」を、何度目かわからないが、聞き直した。なぜか、仕事が終わる直前になると、頭の中で流れて来る。
 ずいぶん昔に聞き込んでいた。佐々木中という哲学者が、ミュージシャン、あるいはものを作る人の中でたぶん一番くらいに尊敬していると言っていたのが、ライムスターであったと思う。そこで知って聞き始めたのだ

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【日記】久しぶりに見た伊集院光

 伊集院光が、ナイツ塙のユーチューブに出演して、ラジオとは、話芸とはという話をしていた。
 私は、ずいぶん長く伊集院光のラジオを聞いていた。高校時代、兄に勧められてから、少なくとも十年は、毎週欠かさず聞いていた。
 伊集院光の深夜のラジオ、当時は「伊集院光のUP's」(アップス)と呼んでおり、すぐに「伊集院光 深夜の馬鹿力」という名前に変わって、それが現在まで続いている。やっていることは一緒で、毎

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【日記】詩

 また、何だか悩ましい時期に差し掛かっている。
 自分が何をしているのか全く分からなくなる感覚。
 それらを断ち切るのは、確実な技術の取得と実感である。

 紫陽花が、道を見るとあちこちに咲いている。
 花の集合の中心に、蕾のような粒が集中しているのを見掛けるが、あれは待っていれば全て咲くのだろうか。
 そういう紫陽花は、外縁のいくつかの花は、まるで折り紙のように咲いていることが多い。

 ある詩

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【日記】いい季節

 昨日、寝ぼけてnoteを書いたら、題名もつけずに公開してしまっていた。
 何かが終わっている。

 妻に買って、さまざまなセッティングをしたパソコンを使いこなして、日々書き物をしている。
 順調に稼働しているようで、良い買い物をしたなという気分でいる。
 文章を、少しではなくたくさん書くという点においては、タブレットやスマートフォンはまったく代替できていないと思う。フリック入力で何か入力すると、

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【日記】台風

 足をふと見たら、いつもと違う赤めの静脈が浮いて見えた。
 母親にもあったものだ。
 年を重ねると、恐らく静脈の逆流を止める弁が弛まったり、血管の可塑性が弱まったりするのだろう。
 もう、かつての母親と同じくらいの年になったということだ。
 現在の母は、さらに年齢を重ねている。

 今日は異様な疲れを覚え、帰宅したらすぐに寝てしまった。一時間ほどで目を覚まして、妻のパソコンの設定の、最後の詰めを行

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【日記】地震

 昨日の投稿をもって、トルコ系はいったん落ち着けようと思う。
 そろそろ、本格的に、よくも知らない浅学の知識を披露することに抵抗を覚えてきた。筆は滑ってしまうが、頭が回っていない。そうすると、口はどんどん不正確なことを吐いてしまう。それを止めることができない。恐ろしいことだと思う。

 千葉で震度五強の地震が起きた。今日だったか、昨日だったか、うろ覚えだが、確か昨日だったと思う。机上に、五つの本の

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【日記】そもそもトルコの本質はイスラム教とは別の所にあり、いわば風のようにアナトリアの地をイスラム教が通り抜けていったかのようだ

 そうすると、イスラム神秘主義という、正統派からはすこし距離を置いている宗派の立場はどうなるのだろうか。

 文字を書ける、キーボードを使用して、好きなこと、思ったことを思いのたけ打ち込むことが出来るというのは、当たり前のことではない、幸福であることだと思う。
 それは、実は、それをどこかに発信するとか、誰か別の人間が読むと言ったことより、書き込むこと自体の方が、価値が重たいのではないだろうか、と

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