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日記

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柳流水の日記です。
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2023年5月の記事一覧

【日記】詩

 また、何だか悩ましい時期に差し掛かっている。
 自分が何をしているのか全く分からなくなる感覚。
 それらを断ち切るのは、確実な技術の取得と実感である。

 紫陽花が、道を見るとあちこちに咲いている。
 花の集合の中心に、蕾のような粒が集中しているのを見掛けるが、あれは待っていれば全て咲くのだろうか。
 そういう紫陽花は、外縁のいくつかの花は、まるで折り紙のように咲いていることが多い。

 ある詩

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【日記】いい季節

 昨日、寝ぼけてnoteを書いたら、題名もつけずに公開してしまっていた。
 何かが終わっている。

 妻に買って、さまざまなセッティングをしたパソコンを使いこなして、日々書き物をしている。
 順調に稼働しているようで、良い買い物をしたなという気分でいる。
 文章を、少しではなくたくさん書くという点においては、タブレットやスマートフォンはまったく代替できていないと思う。フリック入力で何か入力すると、

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【日記】台風

 足をふと見たら、いつもと違う赤めの静脈が浮いて見えた。
 母親にもあったものだ。
 年を重ねると、恐らく静脈の逆流を止める弁が弛まったり、血管の可塑性が弱まったりするのだろう。
 もう、かつての母親と同じくらいの年になったということだ。
 現在の母は、さらに年齢を重ねている。

 今日は異様な疲れを覚え、帰宅したらすぐに寝てしまった。一時間ほどで目を覚まして、妻のパソコンの設定の、最後の詰めを行

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【日記】地震

 昨日の投稿をもって、トルコ系はいったん落ち着けようと思う。
 そろそろ、本格的に、よくも知らない浅学の知識を披露することに抵抗を覚えてきた。筆は滑ってしまうが、頭が回っていない。そうすると、口はどんどん不正確なことを吐いてしまう。それを止めることができない。恐ろしいことだと思う。

 千葉で震度五強の地震が起きた。今日だったか、昨日だったか、うろ覚えだが、確か昨日だったと思う。机上に、五つの本の

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【日記】キークロン

 また毎日更新を逃した。もう無理かもしれない。

 奥さんに新しいパソコンを買った。彼女は別に買うタイミングではないと言っていたが、今使っているものの性能的に、本当に全く使えなくなるのも秒読みと思えていたので、自分は緊急性が高いと感じていた。そんな中で、一昨日くらいの夜、中途覚醒をした頭でニュースサイトを見ていたら、ミニPCが激安の二万円台で売っている、しかも性能はブラウジングなどやるには十二分で

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【日記】そもそもトルコの本質はイスラム教とは別の所にあり、いわば風のようにアナトリアの地をイスラム教が通り抜けていったかのようだ

 そうすると、イスラム神秘主義という、正統派からはすこし距離を置いている宗派の立場はどうなるのだろうか。

 文字を書ける、キーボードを使用して、好きなこと、思ったことを思いのたけ打ち込むことが出来るというのは、当たり前のことではない、幸福であることだと思う。
 それは、実は、それをどこかに発信するとか、誰か別の人間が読むと言ったことより、書き込むこと自体の方が、価値が重たいのではないだろうか、と

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【日記】それほどイスラム的国家ではなくなることを強く決意した国、トルコ

 僕は、トルコに対して正確な理解があるわけではない。とてもわかりやすい教科書のようなものを、二冊読んだだけである。
 しかし、そんな理解でさえ、得るものは大きかった、自分にとっては。

 以前、トルコの現地の人が、私達は厳密にイスラム教のルールを守って生活しているわけではない、しかし自国民はそのことにあまり自覚的ではない、といった旨の、国民の自己分析みたいな文章を読んだ、と書いた。
 それほど強い

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【日記】発言、ひとつの逆巻く風

 例えば「良いことを一日ひとつしよう」のような、誰がいつ言い出したというわけではないけれども、いつの間にか知っていて気がついたら使っているような、そんな典拠のフワフワした言葉がある。こういうものは、えてして目的もはっきりしないことが多い。
 我々は基本的には、それぞれ持っている名前のもとに、その責任を負って話していると思っている。偉い人ではなくても、誰々曰わく何々と、言うことができる。そして、その

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【日記】トルコ考

 トルコの、国教としてのイスラム教の強度は、とても弱いらしい。いちばんヨーロッパに近い、イスラム教国家の発展の仕方だった。近代化が世界的に進む流れで、イスラム教を国教から外したらしい。今は、国教ではないのだろうか。だとしたら、「国教としての~~」というのは、違ったかもしれない。
 トルコの人自身が、その国民に対しての宗教の働き方が、日本人の仏教との関係と似ている、と言っていたので、多かれ少なかれ、

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【日記】トルコ史について

 引き続き、トルコの歴史について、調べている。
 そのきっかけが、単にトルコの大統領の選挙であるとは、改めて驚く。

 トルコの民族性の根源は、どこにあるのか。
 同じようなことを、ドイツの民族に適応して哲学をしたのが、ハイデガーだと思う。ドイツ人とは何なのか。いや、人が自分の死と同じくらいの価値づけを行えるのは、民族性に準じて死ぬことであると……その辺は今回の論点とは違う。
 トルコの民族性の根

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【日記】熱意の消失?

 これは何回かに分けて書きたいのだが、先日、前の職場の仲間、自分を合わせて七人で、泊りがけの旅行に行く機会があった。なかなかこの人数、社会人になってから、旅行に行くなんていうことは難しい。それぞれ、そこまで変わった人でもないのだが、いや、職場に忽然と居たら、それぞれに変わっていると言いうるのかもしれないが、それでも日常性を超えるほどのものはない。ないのだが、何だか、その時のことをことあるごとに振り

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【日記】なにもない

 今日は、なにもない一日だった。
 毎日自分の仕事で行く顧客の日報ですら、もう少し書き込むのに、今日はこのザマだ。
 一体この、「なにもない」性は、どこからやってくるのだろうか。なぜ、こんなにも押し付けがましいのだろうか。
「なにもない」と思わせるときは、だいたいが、何かが介在している時だ。子供が強制的に絵日記を書かせられている時などに、うつ病の人のうつのように、訪れる。
 今日は、いろいろなこと

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【日記】ウクレレ

 昨日、ウクレレのレッスンに行った。最近、休みの度に遊びに行ってて楽器の練習がおろそかになっていた。これはちょっと……という習熟度で臨んだんだけれども、思いのほか高評価だった。出来がいいので、ホームページに載せるから動画を撮るという。これには驚いた。緊張してミスらないところをミスってしまった。
 だが、六月でもう一年になる。そんなに自覚はなかったけれども、毎週毎月の課題をどれだけの高さで越えるとい

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【日記】トルコ

 浅薄な感じもするが、今、まさにトルコの大統領の選挙をしているからというので、トルコの政治史について、少し勉強しておこうと思って勉強している。
 他の諸外国に比べ、トルコの関連書籍は少なく感じる。また、ネットでも、なんだか情報収集に限界を感じる。アメリカと、ヨーロッパ、中国、これはもう本当に偏重している。トルコの分が悪いのは、どういった区分けであるというのが言いにくい国であることなのではないか。一

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