発達障害者が人付き合いを避ける本当の理由
ASD(自閉スペクトラム症)はよく他人との関わりを避けて自分ひとりで単独行動をすると言われている。もちろんASDは他人と一緒にいてコミュニケーションをとるより一人で好きなことに没頭しているほうが心が落ち着くことは事実だと思う。
でもASDが他人との関わりを避けて一人でいる理由はそれだけでは無いとも思う。過去の人間関係のトラブルなどから「本当は嫌われているのではないのか?」「さっき相手に話した言葉は不愉快にさせていないか?」と一人反省会をしてしまい、怖くなってしまうのだ。
そんな下らない事で悩んで、健常者からの誘いを断り続けていると、「あいつは自分勝手だ」「少しは参加したらどうなんだ」と周囲に思われる。
断らなかったら「なんでキモいアイツが来てるんだよ」「場の雰囲気が悪くなる」と陰口を叩かれる。
結局、ASDは健常者と一緒に居ようが居まいが適当な理由を付けて嫌われる。理由などどうでも良いのだ。
どうせ嫌われるなら自分の好きなように行動すればいいと思う。嫌われるか嫌われないかを悩んでも結果は変わらないから。
でも一応健常者に、ASDが人付き合いを避けるのはそれ相応の理由があるからだというのは知って欲しいと考え筆を取ることにしました。