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【うたすと2】『作品』『関連記事』

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【うたすと2】の『作品』や『関連の記事』『応援記事』を保管させてただ来ます。
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#青豆ノノさん

うたすと2 夢のあと(感想と裏話)

とっても楽しかった!!まずは、これが一番でした! 歌詞を作っている時、大橋さんがその歌詞…

ブーケ・ドゥ・ミュゲ#シロクマ文芸部

木の実と葉が、さえずっている、 囁いている、ざわめいている。 公園のベンチに座り、カサカ…

sanngo
4か月前
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祝福の裏に。【ショートショート】

 思えば、あの人がいなくなってからというもの、あなただけが私の全てだった。あの人のいない…

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【うたすと2】青の世界に二人で〜ブーケ・ドュ・ミュゲ

ねえ、あなたは覚えている? 小糠雨の降る夜道を歩いた時のこと あの日、移動遊園地が来ていた…

「歌」と言えば

「歌」と言えばこの企画 蒼龍 葵さんの「歌は心を豊かにする」「歌は心を豊かにする」という…

うたすと2【Bonquet de muguet】

こんばんは Blue handです ずーっと仲良くさせていただいているPJさんと、noteに帰ってきてか…

Blue hand
4か月前
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貴方を思い、願いを返して 1837文字【うたすと2 ブーケ・ドゥ・ミュゲ】

小雨のように見えて、小雨よりも弱い雨が降っていた。 私は一人。縁側近くに座り、小糠雨が止んで月が見えてはくれないだろうかと願っている。 貴方は月が好きだったから、夜の月を見れば貴方と繋がった様な気になるのだ。 「……馬鹿よね。私 別れを切り出したのは、私なのに」 彼は商家の次男坊。次男で生まれてきた彼は考え方は柔軟で、おおらか。 自分は家を継ぐ順番にはないからと言って、勉強や作法、家の商いはがり教え込まれていて外を見に行けないと嘆いていた兄の代わりに、自分が外を見

【短編小説】モウ一度 花言葉ヲ #うたすと2

(1986字) 「人形工房 メリィゴゥランド」と書かれた看板は灰を被ったかのように黒く汚れて…

きたこ
4か月前
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マジックアワーの空に。

                《875文字》 FUJIFILMのミラーレスを空に向けて、染まって…

藤本 柊
4か月前
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ブーケ・ドウ・ミュゲ、うたすと2

 夜風は微かに湿っていて、小さな花屋がぽつんと明かりを灯していた。看板には小さく、「ブー…

氷堂出雲
4か月前
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「幸せになれ」

「幸せになれよ」 なんて 軽く言わないで 私はあなたと 幸せに なりたかったから もう私は …

春野ましゃこ
4か月前
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ブーケ・ドゥ・ミュゲ、あるいは鉄のアンリ #うたすと2

 霧のような雨だった。  車のライトに照らされた雨は、群青色をした天鵞絨の緞帳の前で繊細…

吉穂みらい
4か月前
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シルバームーンに香るミュゲ【うたすと2【課題曲】「ブーケ・ドゥ・ミュゲ」】より

青豆ノノさん作詩、PJさん作曲「ブーケ・ドゥ・ミュゲ」の世界観をお借りし、短編を綴ってみまし…

春永睦月
4か月前
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『Bouquet_de_muguet』nono & PJ  うたすと2

作詞: 青豆ノノさん 作曲: PJさん 歌唱: ヒガシアオイさん とってもしっとりしたいい曲です この曲を聴いてから、読んでいただけるとうれしいです スズランの花束   【1207字】    枯れた石畳を清冽な血が巡っていく。息を吹き返した小鳥の毛細血管のように継ぎ目を這い、育っていく赤い樹木。 そこには一滴の後悔もありはしない。 私は薔薇が似合うような女じゃないの。それはちゃんとわかっている。だからあなたの意図を測りかねたわ。 もうあなたの目は私を見ない。 私は何