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悩み事だらけの私は、映画で描かれる人々の生き方を観て、励まされ、救われ、生きる術を学んできました。そして、わずか2時間前後のストーリーに凝縮されたキャラクターたちの人生から、本当…
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#希望
100歳の少年と12通の手紙(2009)
限りある人生を精一杯生きる
改めて見つめ直す“人生の意味”
死期が目前に迫った時の悲しみや苦しみは想像を絶しますが、そうなった時、人は何を考え、どう生きていくのでしょうか。この物語の主人公である10歳の少年オスカーは、神に寄り添い、心を成長させることで、わずかに残された日々を謳歌しました。
ひたむきなオスカーが“短くて長い”人生の中で感じ、学んだことは、“人生の意味”を見失いがちな悩める現代人
インビクタス 負けざる者たち(2009)※再掲載
“ノーサイドの精神”が生み出した奇跡の逸話を
クリント・イーストウッド監督が爽快に描く
本記事は2020年11月6日に掲載した記事を加筆修正したものです。2023年ラグビーW杯がいよいよ準決勝を迎え、大きな盛り上がりを見せる中、ぜひご紹介したい作品です。
W杯優勝3度を誇り、今大会でもベスト4へ進出した南アフリカ共和国は、立派なラグビー強豪国ですが、かつては不遇な時代もありました。
本作は、
フジコ・ヘミングの時間(2018)
苦難を乗り越えて生きるヒントが詰まった
“奇跡”のピアニスト、フジコ・ヘミングの半生
60代後半でデビューし、80代を超えてなお、多くの人々の心を魅了する“奇跡”のピアニスト、フジコ・ヘミング。本作は、パリを拠点に世界を飛び回るフジコの2年間を追い、その人間的魅力に迫った初のドキュメンタリー映画です。
なかでも興味深いのは、フジコのルーツ。昭和初期にハーフとして生まれた苦労、スウェーデン人の父