私は実は寂しがり屋だった
ずっとひとり遊びが得意だった。お絵描き、音楽、映画、ネットサーフィン、写真、ギター、本、漫画。私には趣味が沢山ある。それが私にとっての遊び相手だった。小学校の頃から昼休みは1人で絵を描いて過ごした。たまに世辞を話しかけてくれる子を尻目にひたすら描き続けていた。別に固定の友達がいなくても良かった。飽きたら図書館、学校探検。それは中学になっても高校になっても大学になってもほとんど変わらなかった。友達はいるけどベタベタした付き合いは得意じゃない。大学2年のある日、仲の良い友人が「誰