夢想と青紫の蝶 詩 No.17
君の目を借りて、やっと解ったよ。
この世のものとは思えないほど
一線を画した様に
神秘的に思える君の姿が
ずっと不思議で仕方なかったけれど、
それはきっと
君が地上に生まれ落ちてから
こんなにも美しい世界を
眺めていたからなんだね。
誰かが当たり前に呼ぶ
君がこの先も見ることのない色は
仕方がないよ、と呟いてから
白い紙へ眠るように
溶けていったけれど
そんなこと 貴方は
気にすることはないのです。
まるでラメを縫い付けたような
透明に輝く貴方の羽を
誰にも真似することはできませんから。、
制作日 2021.8.28
noteの皆さんの画像素敵なものが多くて
毎回どれにしようか数十分悩む…笑