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窪塚洋介 ──映画『GO』舞台挨拶,2001年
「国際社会ってアメリカが言うんだったら、顔面パンチされたら顔面パンチで返しちゃいけないと思うし、顔面パンチもらったんだったら、グッとこらえて、とりあえず話しようよって思うし、でもそれはアメリカはしようとしてなくて。この『GO』の中で『広い世界を見ろ』っていうセリフがあります。山崎さんが俺に言ってくれる言葉なんですけど、広い世界を見ろっていうことはたくさんの価値観に触れろっていうことで、その中から自
もっとみる津原泰水さんと幻冬舎・見城徹さんのTwitter炎上事件
私が集めたものだけを、ただ羅列します。
単なるメモです。敬称略。
この件で、いろんなことがわかったし、とっても勉強になった。コメントしている作家や評論家、編集者、出版関係者たちそれぞれの考えや姿勢が浮き彫りになって、本当にTwitterは「バカ発見器」なんだな、と今更ながら思ってしまった。
リベラルであるってどういうことなんだろう、と考えてしまう。
花村さん、豊崎さん、ろだんさん、めちゃくち
「『週刊SPA!』女子大生をランク付け 性表現で謝罪」を考える
ピルとのつきあい方(公式)さん(@ruriko_pillton)の2019年1月8日13:37〜13:44のツイートをご紹介します。
【原文ママ】としました。
古今東西のミソジニストが女性を罵る共通語があるのをご存じだろうか。セックスアクティブを意味する語(バイタ、ヤリマンなど)だ。不思議なほど共通語になっている。
"女性は貞淑であるべき"は女性に押しつけられて倫理観であるが、女性自身が内面
大好きな40文を紹介します。
・福岡伸一さん『動的平衡』
「絶え間ない分解と再構成のダイナミズムの中にあり、(略)この分子は流れながらも全体として秩序を維持するため、相互に関係性を保っている。個体は、ミクロのレベルでは、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい『淀み』でしかない」
・岡倉天心(覚三)『茶の本』
「『道』は『径路』というよりもむしろ通路にある。宇宙変遷の精神、すなわち新しい形を生み出そうとして絶えずめぐり
『いわずにおれない』
この詩はこういうふうに読んでほしいっちゅうことは、それをつくった私にも言えないんですよ。ただ、その詩がどういうふうに読まれたがっているかということはあります。
たとえば、「ぞうさん」でしたら、〈ぞうさん/ぞうさん/おはなが ながいのね〉と言われた子ゾウは、からかいや悪口と受け取るのが当然ではないかと思うんです。この世の中にあんな鼻の長い生きものはほかにいませんから。
顔の四角い人ばかりの中
「私、つまんないもん」
またまた、映画『男はつらいよ』(第15作寅次郎相合い傘)から考えてみよう。
かの有名な「メロン騒動」で、寅さんとリリーは喧嘩をする。
実家とはいえ、居候の身の寅さんのワガママぶりに、リリーは正論をぶつける。バツの悪くなった寅さんは家から出て行ってしまう。
その後、仕事に出かけたリリー。
帰り道、最寄駅に着くと大雨で、傘がない。
そんなところに、大きな傘をさして待っている寅さん。
リリー「
『まんしゅう家の憂鬱』
結局、本屋さんにトータル二時間はいた。
まず、地元の駅直結の本屋さんに入り、読みたい本を物色。
そう、今日は鞄に一冊も本を入れずに飛び出してきてしまったのだ。
家には、読むべき本がたくさんある。これでは、積ん読本が増える一方だ。それでも、いま、本がほしい。中毒症状か? それに、ほら、本って、いくらあってもいいものでしょう。無意識ではあるが、わざと本を持たずに出てきたのかもしれない。でも、いいんだ
『500日のサマー』
ずいぶん前に観たので、うろ覚えなのだけれど、とりあえず振り返ってみよう。
主人公・トムは「運命の恋」を信じていた。
対して、サマーは信じていなかった。
だけど、トムと別れてサマーは恋をする、それも運命的な恋を。
私は思う。
それは結局、トムがサマーに「運命」を感じさせたってことなんだと思う。
まるで、絵本の『100万回生きたねこ』(佐野洋子著)みたいだ。
トムの運命の相手は紛れも
『ねむたいひとたち』
こんな本、見たことなかった。
とっても小さいのだ。
びっくりするほど小さい!
(みなさん、書店に行き、見てください!)
(右下:『ねむたいひとたち』)
一目見て、
まぁ、なんてかわいい本なんだろう。
そう思った。
見て、かわいい。
手に取って、かわいい。
読んで、かわいい。
もうずっとずっと、かわいい。
家に帰るまで、何度取り出したことだろう。
何度見ても、かわいい。
かわいい、すき。大
『死ぬこと以外かすり傷』
注目の若手編集者、幻冬舎の箕輪厚介さんの本だ。
うん、おもしろかった。
ラクラク一時間で読める。
箕輪さんの編集する本は、『多動力』など読みやすい。
インタビューをもとに、それをライターがまとめるというやり方だからかもしれない。
まるで目の前で喋っているかのような錯覚に陥る。疾走感がすごい。
この手の本は、右耳から左耳へと流れてしまうことも多いが、それでも、グッとくる箇所はたくさんあった。