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#ベトナム
移動と読書:ベトナム63省バイク旅で出会った本【本:WHATEVER YOU THINK THINK THE OPPOSITE】
朝。キッチンでコーヒーを入れる。
本棚を見つける。
ほとんどの本がベトナム語だったけれど、どこかの空港の本屋さんでみた英語の本が一冊あった。
表示をめくると、他の誰かが、この場所へ捧げた本だった。名前はVanさん。SGとあるので、きっとベトナムのサイゴン(Saigon)、ホーチミンの方だろう。
私と、同じことをしている方がいた。
どこかの国や街で本を購入し、移動し、読書をし、次の旅先で見つけ
この空間を創造する人の物語を知りたい【本:アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命】
以前、メコンデルタのカントー市にあるアゼライリゾートのnoteを書いたことがある。私は、このアゼライの存在がきっかけで、元アマンリゾーツ創業者で、アゼライ創業者のエイドリアン・ゼッカ氏について興味を持った。それまでは、あまりホテルやリゾートの設計秘話?とか歴史というものには興味がなく、デザインやサービス、食事といった目に見えるもの、体感できるものを中心にホテル選びをしていたけれど、アゼライとの出会
もっとみる旅先で何もかもがうまく行ったら、それは旅行じゃない【本:ラオスにいったい何があるというんですか?】
村上春樹氏の小説で、『ノルウェイの森』『国境の南、太陽の西』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の3冊は以前読んだことがあって、今のタイミングで何かに惹かれる想いで、この『ラオスにいったい何があるんですか?』という本を4冊目に選んだ。
『ラオスにいったい何があるんですか?』という質問もさることながら、ページをパラパラと見開いていて、ふと、この質問は、村上春樹氏がラオスへと向かう経由地ベト