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自己キャリア開発

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自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
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#キャリア

ヒット商品そのものではなく、そのつくり方を伝える

ヒット商品そのものではなく、そのつくり方を伝える

先日、Advertimesに載っていた
Mizkanのマーケティング本部長
槇亮次さんのインタビュー記事を
基に、消費者視点や消費者理解を
徹底することが大事だという内容で
書かせてもらいました。

このインタビュー、後編がアップされて
いたので、乗りかかった舟ということで
再度取り上げてみたいと思います。

今回の記事は、タイトルにもある通り、
有能なマーケター人材をどのように
育てるか、育てら

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「自分だけの原液」をつくる

「自分だけの原液」をつくる

自分のキャリアをより高めていく上で、
自分の強みを知り、その強みを存分に
生かしていくことはとても大切です。

他方で、AIが人間の仕事を奪う
などということが実際に身の回りで
起こり始め、今持っている強みが
いつその効力を失うとも限らない、
そんなことまで心配しなければ
ならない時代。

そんな時代だからこそ、
マーケティングの考え方を身に付けて
おくことが益々大切になる、
そんなことを考えてい

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山登りではなく川下りの生き方

山登りではなく川下りの生き方

いつもお世話になっている月刊誌
『致知』2024年2月号の中に、
京都大学理事の野崎治子さんへの
インタビュー記事が載っていました。

堀場製作所で女性初の執行役員を
務めた後、京都大学の常勤理事と
して広報活動などに携わっている
という野崎さん。

タイトルにある言葉は、
キャリアの積み方にもこの2種類の
方向性があるのだという意味を
示しています。

「山登り」型というのは、
山頂という目指す

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置かれた場所で花を咲かせる

置かれた場所で花を咲かせる

キリスト者の渡辺和子さんによる
『置かれた場所で咲きなさい』
という著書がある。

環境というのは、主体的に選べるもの
だし、選び取っていくべきものだとも
言える、基本的にはそう思っている。

しかし、人によっては、そこから
どうやっても逃れられない事情や状況が
存在することもあるのが事実。

そんな時、その場所から逃れられない
ことを不運だと嘆いたり、苦痛に思う
のを止めて、精一杯現実と向き合っ

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1年の11分の1が早くも終わった

1年の11分の1が早くも終わった

1月が終わると、
「1年の12分の1が(もう)終わった!」
という気になる。
しかし、1月は31日あり、平均日数より
多いのが事実。

1年は365日あると考えると、
10分の1は36.5日。
つまり、2月も7日になれば、既に
「1年の10分の1が終わった!」
という計算になる。

そして実は、2月の2日が終わった辺りで
「1年の11分の1が終わった!」
となる計算なのだ。

新年に合わせて、新し

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桜咲く時期 新たな出会いの時期

桜咲く時期 新たな出会いの時期

関東地方は、この日曜日の雨で桜がほぼ
見納めになってしまいそうだと思い、
昨日ランニングをしながら、あちこち桜の
美しいところに足を伸ばしてみた。

日当たりの良いところは、既に葉桜に
なりかけている。
正に絶頂!というほどに満開の桜もあり、
来週はもうこんな桜は見れないかも、
と思うと少しセンチメンタルな気分にも
なった。

4月から新たな門出を迎えた人も多かった
ようだ。
Facebookを見

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変化に煽られるよりも、変化を自ら起こす

変化に煽られるよりも、変化を自ら起こす

昨日の記事とも大いに関係する話。
私自身は転職を5回既に経験しており、
一社当たりの平均勤続年数は4年と
少々といったところ。
ただ、「転職」というよりも「転社」
の感覚に近く、職業はマーケターと
して一貫性を保ってきた。

段々私のような転職、転社が普通の
ことになりつつある昨今であるが、
10年前、20年前を思い起こせば、
転職に対する社会の風当たりがまだ
まだ強かったように記憶している。

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苔と錆

苔と錆

どんなに磨き上げた刀も、
湿度の高いところに放って
置けば、そのうち錆びる。

「転がる石には苔むさず」
という諺があるが、
逆に言えば、放っておかれた
石には苔がむすということ。

最近、自分自身の求められる
役割が少し変わり、
よりマネジメントサイドの仕事に
比重を置く必要が出て来た。

これまでに、マーケターとしての
実務をこなす仕事と、
マーケティング部門のマネジメント
としての仕事、

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マーケティングをキャリアに活かす

マーケティングをキャリアに活かす

在宅勤務を18時過ぎに切り上げ、
食事や入浴を早々に済ませて、
20時からに備えた。
今日は、15名以上の方々に対して、
ZOOMで話をする機会を頂いた。
そのテーマが、冒頭にある
「マーケティングをキャリアに活かす」
である。

「学びのサードプレイス」を標榜する
オンラインサロン的な集まり、
「大人の小杉ゼミ」の企画で、
ゲストスピーカーとしてお声がけして
いただいたのだ。

キャリアを築いて

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就社、就職、就プロ

就社、就職、就プロ

私が現在勤めている会社は、通算で
6社目。
つまり、いわゆる「転職」を、これ
までに5回程してきたことになる。
最初の1社では、半分は法務っぽい
仕事をしたが、後半はマーケティング。
以降、一貫してマーケティングの
仕事に携わってきた。

あるとき、高校時代の先輩に、

お前は「転職」じゃないよな、「転社」だよな。

と言われて、はたと気が付いた。
確かに、マーケティングという職種を
ずっと渡り歩

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「大人のサードプレイス」へのお誘い

「大人のサードプレイス」へのお誘い

「Yahoo!ニュース」に「個人」という
カテゴリがある。
昨日、こちらに4本のインタビュー
記事が一挙掲載された。
インタビューされた人は、
小杉俊哉さん。
Yahoo!の記事タイトルにある
『起業家のように企業で働く』
という著書が14刷を重ね、
それ以外にも数多の著書を持つ
ベストセラー作家としての顔を持つ
経営コンサルタントである。

1回のインタビューを4分割して
記事にしているのだが、

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マーケティングの視点で、自らの仕事や経営を定期的に振り返る機会を提供する

マーケティングの視点で、自らの仕事や経営を定期的に振り返る機会を提供する

「マーケティング」という言葉は、
今ではすっかり日本語として定着
していると言える。
しかしながら、いざ
「どういう意味?」
と尋ねられたら、
あなたはビシッと答えられるだろうか?

仮に、自分なりの「マーケティング」の
定義を答えることができるとしよう。

では、その「マーケティング」の考え方を
自社の経営にどの程度役立てることが
出来ているだろうか?

マーケティングの本質は、
「お客様が何を

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自立した上で、自律した人材になる

自立した上で、自律した人材になる

小杉俊哉さんと神山典士さんの共著
『組織に頼らず生きる』を、
先日のエントリーで紹介した。

紹介した時点では全部読み切って
いなかったのだが、その後読み終えたのと、
小杉さんの別の著書を昨日読んだので、
まとめて備忘録的にメモを残しておきたい。

上記のエントリーでは、
「ワーク・ライフ・バランス」ならぬ
「ワーク・ライフ・インテグレーション」
というコンセプトを中心に紹介した。
これ以外にも、

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「たまたま」をキャリアに生かす

「たまたま」をキャリアに生かす

最近、毎日のように「ご縁」のことを
書いている気がする。
そして今日もまた、「ご縁」から始まる
お話。

まれに、ご縁結びを上手にしてくれる人
と出会えることがある。
その方から、続々と素敵なご縁を頂いて
おり、週末の日曜日にはキャリア論で
有名な小杉俊哉先生という方のZOOM
セミナーを聴講させていただいた。

テーマは正にその「キャリア論」。
なりたい自分になるために、どのように
自律的にキャ

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