置かれた場所で花を咲かせる
キリスト者の渡辺和子さんによる
『置かれた場所で咲きなさい』
という著書がある。
環境というのは、主体的に選べるもの
だし、選び取っていくべきものだとも
言える、基本的にはそう思っている。
しかし、人によっては、そこから
どうやっても逃れられない事情や状況が
存在することもあるのが事実。
そんな時、その場所から逃れられない
ことを不運だと嘆いたり、苦痛に思う
のを止めて、精一杯現実と向き合って
いくことが重要だ。
私自身、外資系を中心に7社を渡り
歩いてきた経歴を持っている。
その7社目で、丁度1年が経過した
ところ。
週末に、改めてこれまでのキャリアを
棚卸しして、今後のキャリアをどの
ように設計していくか考える時間を
設けたのだが、この「置かれた場所」
という考えにも思いを馳せていた。
1社あたり平均して4年。
会社を移る際は、それなりの理由や
事情があって決断をしてきた。
自分に足りないスキルが学べる場を
選び取ったこともあるし、
飛躍のチャンスだと信じて
飛び込んだこともある。
逆に、明るい未来が見い出せずに
去る決断をしたり、
半ば戦力外通告に近い状況の中で
辞めたこともあった。
「置かれた場所」をもっと大切に
すべきだったのではないか、
そう思わなくもないが、
今さらそれを悔いたところで
時間は戻らない。
ただ、「置かれた場所」で
ベストを尽くしたと言えるか
疑問符の付くいくつかの過去は、
今後二度と同じような後悔を
しないようにと強く心に刻んで
おかねば、そう考えた。
2023年の最後の四半期において、
2024年以降のキャリア、
言い換えると自身の後半生を、
どんな風にデザインするかにつき
じっくりと考え、煮詰めて、
形にしていきたい。
結果として、
置かれた場所にとどまるも良し、
新天地を求めるも良し。
ただ自分に嘘をつかずに、
ベストを尽くすことだけは
守っていきたい。
私はつい最近51歳になったところ、
「人生百年時代」の後半生がまだ
始まったばかりというステージだ。
これをお読みいただいた方が、
どのようなステージにいらっしゃる
かによって、受け止め方は千差万別
であろう。
今、どんなステージにいるとしても、
どんな場所に置かれていたとしても、
必ずプラスに、ポジティブに
進んでいくことができる。
前向きに、
焦らず着実に、
自分を信じて進んで行くことを
強くお勧めしたい。
そんなことを言われても、
「なかなか自信が持てない」
「どうしたら前向きな気持ちに
なれるか分からない」
迷いから抜けられない方で、
頼る相手が周りにいないならば、
私が相談相手になることも可能。
これまでに何十人単位で部下指導に
携わり、現在進行形でコーチングの
クライアントも数名抱えている私が、
全力でサポートさせて頂く。
お気軽に連絡されたい。