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桜咲く時期 新たな出会いの時期

関東地方は、この日曜日の雨で桜がほぼ
見納めになってしまいそうだと思い、
昨日ランニングをしながら、あちこち桜の
美しいところに足を伸ばしてみた。

日当たりの良いところは、既に葉桜に
なりかけている。
正に絶頂!というほどに満開の桜もあり、
来週はもうこんな桜は見れないかも、
と思うと少しセンチメンタルな気分にも
なった。

4月から新たな門出を迎えた人も多かった
ようだ。
Facebookを見ていると、
入社した!
入学した!
転職した!
異動した!

といった類の投稿が目立つ。
幸多かれ!
という気持ちで「いいね」を押す。

つい先日、自分が主催するマーケティングの
セミナーの第4期が終了した。
1か月に1回、半年間で基礎を学ぶもの。
半年って結構長いなぁと最初は思うのだが、
終わってみると誰もが
「あっという間」
だったと口にする。

私自身も、6ヶ月もあるから、たっぷり
時間はある、と思いながら臨むものの、
やはり終わってみると
「あっという間」
という感慨になる。

大学時代に、法律を学んでいた私は、
マーケティングとは縁遠かった。
ただ、私の通っていた大学で、名物教授と
言われていたマーケティング論の大家の
先生の授業は、必修ではないけど興味本位
で単位取得した程度。

その先生の授業というのが、
言ってみれば「ひたすら雑談」
自分が会ったことのある著名人、
特に有名な経営者たちと、
どんな話をしたか、
どんな経験をしたか、
そんな雑談をひたすらしていたのだ。

しかし、その雑談が面白い。
話し手がイキイキと語っているのに
引き込まれ、話の中身はあまり残らず
とも、マーケティングって楽しいこと
なんだ、という印象は残った。

そんなことはすっかり忘れ、
就職した後はしばらく法律的な発想を
用いる仕事に従事していた。
ひょんなことからマーケティングに
配置転換となり、
「この仕事の方が断然面白い!」
と気付いてからは、20年以上にわたり
マーケティング一筋で仕事をすることに
なったのである。

大学時代に、そんな良い印象を与えて
もらっていたことに気付いたのは、
随分と後になってから。
ご縁のめぐりあわせに、不思議な感慨を
覚える。
無駄な出会いなどないのだろう。
そんなことも思う。

マーケティングの考え方自体、
本当にどんな組織でも、
どんな仕事内容であっても、
間違いなく「基礎筋力」として
役立つ内容である。

この4月から新しいカリキュラムにして
提供するセミナーに、文字通り「出会って」
いただける方を募集中である。

ドキドキしながら、ワクワクしながら、
できるだけ多くの方に参加いただけたら
いいなぁと思っている。


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ahiraga
己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。