寺川隆子のnote
自伝。自分を取り巻く人々を大人になった自分の目線から、思った事など織り交ぜ書き綴って見ました。
夜は怖い 眠るのが怖い 良い夢なんて一度も覚えていない 毎日 毎日 うなされるような夢ばかり この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。 隆子は毎日のように、怖い夢しか見なかった 何の変哲もない夢さえほとんど見た覚えがない 戦場 建物は全て壊されていて あたり一面転がっている人々 場所によっては高く積まれてさえいる 家の外には恐ろしい生き物が徘徊している
今回はスピリチュアルな話と言うよりは少し怖い話をしようと思います 怪談などが苦手な方はお読みにならない方が良いかもしれません 妙な関心を抱きますと波長が合ってしまいあなたもまた恐怖の体験をしてしまう可能性があります どうかご注意ください 実は我が家は今のところに越してきてから二階ではよく怪現象が起きます と書き始めた今も部屋の1部が音を立てるなどの現象が起き始めるような状態です 我が家は一軒家です 二階に3部屋あるそのそれぞれを子供たちが使っていました 1番子
ある日のこと ふと庭の芝生にこんもりとした土の山 蟻の巣なら何度も見てきたので知っていますが、それとは違うようです このように蟻の巣はアリの出入りする穴の周りに、細かい砂が割と綺麗に積もっています。中央の穴がちゃんと見えるのが特徴的です。 蟻には縄張りのようなものがあるのか、蟻塚が限られた範囲でいくつもあることはほとんど無いようです。 芝生の上に大量に出現したこんもりとした土の塊は、調べるとミミズの仕業のようでした。 一つや二つではなく、至る所に泥のような山が出来
誰かが好きっていう気持ちを抱くようになったのは いつからだったのだろう? 恋心なんて幼い私には関係なかった。 「誰が好きなの?」 同級生に聞かれるまで考えたこともなかった。 この話は、隆子が思い出の一つ。 初めての恋?の話です。 (実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。) 他人の初恋の話なんて、聞いたって仕方ないのでしょうけれど、ほんのひととき一緒に昔に帰って、甘酸っぱい時代を思い出して見ませんか? ある日、同級生の女子が聞いてきた
本家の後継をお読みいただきありがとうございます。 この話は私(隆子)のお金にまつわる思い出です。 大人になって思い返した時に、家の経済事情に反して、意外に自分は金運のようなものは持っていたと感じることがありました。 もちろん、貧乏ながらの価値観ですから大した金額のお金との縁ではありませんでしたが、今でいう「引き寄せの法則」と何かしらの関係を思わずにはいれない出来事を、読んでくださる方が「自分も実はそうだった」「なるほど、何だかわかる」と思っていただけたらと思います。
優しそうな人 怖そうな人 苦労のシワが刻まれた顔 キラキラした人 どんよりした人 近寄りがたい人 考えていることが顔に書いてある 私はどんな顔をしていたのだろう この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。 隆子が小学六年生頃のこと。 その日は休みだったのだろう。 父、真一は家にいた。 隆子はおやつがわりに、ジャガイモを鍋で茹でて食べようとしていた。 子供と
人間は複雑だ 人間は単純だ どちらも、本当だと思う ほんの些細な出来事が、その後の人生に影響を与えることがある たとえ、運命のいたずらのようなことでも この話は、隆子(私)が自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話や人生について考えるきっかけになった思い出です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。 隆子が小学校の4年生の時、担任の女の先生の代わりに、臨時の先生が来た。 男の先生だった。 いかつい感じの怖そうな先生だ
自分の育った環境が当たり前になり いつの間にかそれを基準として世の中を見るようになる 自分はどの位置にいるのだろう 果たして、その基準は 自分も他の人も幸せにするのだろうか この話は、隆子(私)が自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話や人生について考えるきっかけになった思い出です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。 昭和60年代〜70年初期 テレビが白黒からカラーになったり、番組も多様性がで始めたころでした。
人生に苦難困難はつきものだという。 なぜ、そんな体験をしているのだろうか? 「人は何故生きるのか」よりも「どうやって生きていくか」が大事だという人がいる。 確かにそうかも知れないが、それだけでは自分が生きていく理由にならないほどの、苦難困難が目の前に現れることがある。 与えられた環境の中で、選択できるほどの知恵が湧いてこないこともある。 人間って、いったい何という生き物なろだろう? 自分は、何のために生きていったらいいのだろう? この話は、隆子(私)が自分自身の
人の優劣って何でしょうか? 勉強ができれば良いってものじゃないくらいは、わかる。 「空気が読めない」とか「ルール」って後で学習していくことなのに、人より遅いと、脱落のレッテルを貼られてしまうこともある。 そして、自分を偽って生きることも学んでいく。 生きづらい、不思議な世界だ。 この話は、隆子(私)が自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話や人生について考えるきっかけになった思い出です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています
急に昔の変な記憶を思い出す時が有ります。 ちょっと恥ずかしかった話など。 自分が思っているほど、他の人は何とも思っていないことだったのかもしれませんけどね。 今回の話は、自分自身の人生を振り返って、パンツのちょっと笑える思い出の話です。 パンツと言えば、今は下にはく洋服のことですが、私が子供の頃は間違いなく下にはく下着のことでした。 女の子のパンツは、今のようなピタッとしたものではなく、少し伸縮性のある綿生地で、ウエスト部分と太もも部分にゴムが通してある形をしていま
姉も私も、同じ環境だと思っていたのに 本当は同じ環境なんて無い。 お互い「立場」という要素が加わる。 与えられた環境の中に 自分という個性がプラスされて 新しい人格を作っていくのだろうか。 この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていただいています。 隆子の一番困った性格は、ジッとしていれないことだった。 長女のよしこが学校の帰りに隆子を迎えに行った時に「チョットだけ待っててね」と言
人と同じように出来るようになるのは、いつからなんだろう。 普通って、何が出来るのがふつうなんだろう。 みんな同じように笑ったり、怒ったり、泣いたりしているのに。 行動を分けていくものは、一体何なのだろう。 この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせて頂いています。 上の三人の姉妹はそれぞれ小・中学校に通っていた。 平日の日中は、隆子の世話をする人がいない。 それにもう少ししたら小学校にあ
自分とは何であるか考えるようになったのはいつからだろう。 周りの人を羨ましがることを覚えても、 他の人と自分が、どう違うのかは考えなかった。 他の人の中身って見えない。 自分の中身も見えない。 鏡に写っていたのは、ただの田舎の汚い子供。 この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせていています。 テレビがようやく復旧するようになり、白黒からカラーになった頃だ。 電話を引いている家が村に一
苦難の時に人は、 自己保存という本能的な行動をとる。 冷静な判断をするには経験が必要になる。 経験。 未熟な私が経験を生かせるようになるには、大変な時間を必要とした。 経験の生かし方なんて知らなかった。 この話は、自分自身の人生を振り返って、その苦悩の中を生き抜いてきた話です。実在する人物が登場するため各所に仮名を使わせて頂いています。 本家の後継なんて今の私の感覚からすれば、 「老舗の跡取りでもあるまいし。」 という感覚ですが、私が子供の頃はまだまだ、家督
幼いころ自分の家の環境が、良いとか悪いとか、そんな概念すら無かった。 他の人より不幸だとか、貧乏だとか、親が恐ろしいとか、 身の回りで、ただそれが起きる出来事だった。 自分の生きている世界が、全世界。 自分の見たこと、聞いたことが真実。 昔の自分と今の自分。 おんなじ世界を見ているのに、自分というフィルターが違いを生みだす。 覚めた言い方をすれば、立ち位置っていうのかな。 願わくば、私に幸せというフィルターをかけさせてください。 この話は、自分自身の人生を振