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芝生のミミズとの対決!
ある日のこと
ふと庭の芝生にこんもりとした土の山
蟻の巣なら何度も見てきたので知っていますが、それとは違うようです
このように蟻の巣はアリの出入りする穴の周りに、細かい砂が割と綺麗に積もっています。中央の穴がちゃんと見えるのが特徴的です。
蟻には縄張りのようなものがあるのか、蟻塚が限られた範囲でいくつもあることはほとんど無いようです。
芝生の上に大量に出現したこんもりとした土の塊は、調べるとミミズの仕業のようでした。
一つや二つではなく、至る所に泥のような山が出来ています
ミミズのいる土は豊だとは言いますけれど
繁殖期なのか理由は定かではありませんが一気にその土山が出現しました
手入れした芝生なのに見るも無残に土だらけ
土が芝生の上に積もることで芝刈りの邪魔にもなってしまいます
多分、何かしらの薬品を散布すれば一掃できることだろうとは思いますが、飼っているワンコが草をかじる癖が治らないため、もし薬剤のついた芝生を口にした時のことを考えると、やたらな薬品を撒くことは考えさせられました
そこでインターネットを検索して見つけたのが
椿油粕(つばきあぶらかす)です
文字通り、椿の種から椿油を絞った後の残りの殻の部分だそうです
薬品は一切添加されていないそうで、しかもミミズを殺す能力自体は無いとのこと・・・
ではどうやって駆除できるのかと言いますと、この椿油粕に含まれているポリフェノール成分がミミズの体に付着すると不快な症状を起こし(目にシャンプーが入った時のような?)そのために巣穴から這い出して来る、そして外気に長時間当たってしまうと干上がって・・・となると説明されていました。
干上がったミミズをそんなには見たく無い私です
いえ!それ以前に
ワーム系生物が超苦手ですから想像しただけで全身に鳥肌が立ってしまいました
しかしここは放って置いたならば、姿はなくてもミミズ天国になって悲惨なことになるのは明白です
意を決して説明通りにやってみました
準備したのは
* 椿油粕
* 水道に繋いだホース
* 火ばさみ(ゴミをはさむ金属トング)
* ゴミ袋(ミミズを入れる)
まずは袋を開けてみると
細かく砕かれた椿の種の殻は木を砕いたような感じの見た目です
油かすをイメージしそうですが油かすのような独特の匂いはありません
駆除したい範囲に広く撒いて行きます
巣穴のところにはひとつまみほど追加
水道のホースで水をかけていきます
水をかけると殻からサポニンが溶け出して土の中に浸透していきます
泡立っているのがサポニンが溶け出している目安になります
ちなみにこの泡やサポニンは土に吸収されたあと、泡立つことはありませんでしたし、殻も細かいので芝生の根元に落ちて土に返ってしまいます
水道が無いところではジョウロなどでも出来そうですが、範囲が広いと大量の水を用意するのが大変かと思います
沢山雨が降りそうなタイミングを選ぶといいとどこかに書いてあるのをみましたが、自分がやってみた感想としては、雨量と時間が当てにならないことと実際にミミズが這い出してくるのを確認できないのでオススメではありません
水はたっぷり目に撒くのがコツです
恐ろしいほど這い出してきました
正直、巣穴の数以上でした
正確には数えていませんでしたがおよそ12畳ほどの範囲に大小200匹以上はいたでしょうか!
もしこの這い出してきた者達を放置したら、これらが干上がってあちこちに張り付いてしまったり、または運良く安全な土に避難して生き延びる者あり、隣近所に逃げ込んで迷惑をかけることもあります
どちらも今後のために望ましくはありません
割とすぐにミミズが這い出してきますので、放置せず這い出してきたミミズを回収して回りました
その後
ミミズ様の仕返しか怨念か
腰痛が私を悩ませました
作業姿勢が悪かっただけかもしれませんが・・
「ミミズにおしっこを掛けると腫れるよ」
という言葉を最近は聞かなくなりましたがミミズには不思議な力があるのかもしれません
昨年と同じ頃の季節になり
またまたミミズの巣が出現しました
昨年の椿油粕がまだ沢山残っていましたからまた今回も駆除しました
流石に今回は前回ほどの数は出てきませんでしたが
その後に前回と同じく腰痛が・・・
ミミズ供養でもしてあげるべきだったのか?と反省しつつ
もしお試しされる方はどうか参考にされてくださいませ!
お読みくださってありがとうございました
以下は閲覧注意 です
写真添付してますので苦手な方は見ないようにしてください