素人から絵本で人を支えたい適応障害パパ

適応障害を患った父親が、同じ様に困っている人たちの支えとなる絵本を作ってみたい!と思っ…

素人から絵本で人を支えたい適応障害パパ

適応障害を患った父親が、同じ様に困っている人たちの支えとなる絵本を作ってみたい!と思って、1から挑戦する日記です。

最近の記事

24 「10枚目を取るゲーム」絵本のアイデアを通して目標達成の楽しさを伝えたい

子どもたちに向けて「メンタルトレーニング」と「目標設定」を学べる絵本を作りたいと思い、新しいアイデアが生まれました。その名も「10枚目を取るゲーム」です。この絵本のコンセプトや仕組みについて、思いのままに綴っていきたいと思います。 絵本のコンセプト この絵本の主な目的は、子どもたちが絵本を楽しみながら、目標を立て、それに向けて努力するプロセスを学べるようにすることです。子ども自身が立てるというよりも、読み聞かせをしている親が読みながら子どもに問うことで、いつのまにか目標設

    • 23 サイクリングで通り抜けた職場前 少しずつ向き合う自分

      今日は思い切ってバイクでツーリングに出かけるつもりだったけれど、ふとした違和感を覚えて計画を変更し、久しぶりのサイクリングへと足を伸ばしました。 銀行へ立ち寄りながらのサイクリングは、少し肌寒いものの、どこか新鮮な気分でした。 途中、足湯で体を温めようと思ったものの、どうやらまだオープン前。 そこで、寒さ対策に上着を買いに行くと、駐輪場の規格に自転車のタイヤが合わないと警告の紙を貼られるハプニングまであり、つい笑ってしまいました。 それでも、上着のおかげで身体も心も温かくな

      • 22 絵本の『ありがとう』に込めた想い - 子どもたちへの感謝のメッセージ

        「ありがとう」をテーマにした絵本のアイデアを思いつきました。 これは、私が日々の生活で感じている、子どもたちからもらう感謝や励まし、純粋な心に対する感謝の気持ちを形にしたいという想いから生まれたものです。 なぜ「ありがとう」を伝えたいのか 私にとって、子どもたちとの日常のやりとりは単なる出来事にとどまらず、大切な心の支えになっています。 彼らの笑顔や無邪気な行動、時折見せてくれる優しさは、私にとってかけがえのない宝物です。 彼らが見せてくれる純粋な「ありがとう」の一言や、

        • 21 「ありがとう」を伝える日々の物語

          子どもたちと関わる日々には、さまざまなドラマがあります。 楽しい瞬間もあれば、自分の力不足を感じるときもあります。 しかし、そんなときに私を救ってくれたのは、間違いなく子どもたちの笑顔や言葉、そして一生懸命な姿です。 たとえば、ある日、説明が不十分で、うまくいかない場面がありました。 自分のミスにがっかりし、どう改善するべきか悩んでいると、子どものひとりが「ありがとう」と声をかけてくれました。 その一言で気持ちが軽くなり、「また頑張ろう」と思えたのです。 また、別の日には

        24 「10枚目を取るゲーム」絵本のアイデアを通して目標達成の楽しさを伝えたい

          20 息子の純粋な愛が癒してくれる

          寝室の隣にあるおもちゃ部屋を片付けていたとき、一枚のしわくちゃになったメモが目に留まりました。そこには「とうちゃん すき」と書かれており、どうやら恥ずかしさからしわくちゃにしてしまったようです。この何気ないメモに、思わず胸が温かくなりました。 私は適応障害と向き合う日々の中で、時に不安やストレスに押しつぶされそうになることがありますが、そんな私を息子の純粋な愛情が支えてくれています。息子が何気なくくれる愛情が、私の心を少しずつ癒してくれていると感じます。 絵本で伝えたい「

          20 息子の純粋な愛が癒してくれる

          19 泣くことで少し楽になれるかもしれない

          今日は頭痛がして、体調もすぐれない。 それでも朝の散歩に出てみたけれど、ふと休職している自分を責める気持ちが湧いてきた。 父親の言葉が頭から離れず、心に重くのしかかっている。 心の中で、こうして立ち止まっている自分をどこか許せていない自分がいる。 その後、少し気持ちを落ち着かせようとピアノ音楽を聴いてみた。 静かな音色に耳を傾けると、抑えていた気持ちが溢れるように涙がこぼれた。 どうしてこんなに辛いのか、自分でもわからなくて、ただ泣くしかなかった。 でも、泣いたからだろう

          19 泣くことで少し楽になれるかもしれない

          18 夢に出てきた「仕事している自分」

          昨晩、夢の中で仕事をしている自分に出会った。そこにいたのは、怒りに満ちた自分――まさに、自分でも嫌だなと感じるときの姿だった。夢から目が覚めた瞬間、思わず「もう見たくない」と思ったのに、気づけばまたその続きを見ていた。 なぜ、この夢を見たのか? 心当たりはいくつかある。 まず一つは、昨晩、睡眠薬を飲まずに寝てしまったことだ。普段なら欠かさず飲む薬だけれど、昨晩は「まあいいか」と省いてしまった。案の定、寝つきは悪く、睡眠も浅かった。 二つ目は、父親の言葉だ。先日、父から

          18 夢に出てきた「仕事している自分」

          17 息子と過ごす、かけがえのない時間──無垢な愛情がもたらすもの

          最近、息子と過ごす時間が、心から癒される特別なものになっています。 日常の何気ないことでも、一緒にいるとどれも楽しく感じられ、なんだか人生が華やかに色づいていくのを感じます。 例えば、先日一緒に出かけた帰り道。 息子が「この電車のプレミアムシートに乗ってみたい!」と言い出しました。 特別料金がかかる席でしたが、その気持ちに応えたくて一緒に乗ることにしました。 少し贅沢な体験ができて、息子もとても喜んでくれて、その姿を見て私も嬉しくなりました。 その夜、一緒にお風呂に入って

          17 息子と過ごす、かけがえのない時間──無垢な愛情がもたらすもの

          16 適応障害での休職中、理解されない苦しさと葛藤

          適応障害での休職生活を送っていると、周囲からの反応が思いのほか辛いものに感じることがあります。 自分では精一杯、生きることに必死になっているのに、家族や友人から「割り切ればいい」「次に進め」といった正論を言われると、まるでその苦しみが軽く扱われているようで、心が折れそうになります。 「気にしすぎ」「真面目すぎ」——その一言が突き刺さる理由 「気にしすぎだよ」「もう考えすぎないで」という言葉が、どれほどの傷を残すかを理解してもらえないのが苦しいところです。周囲にとっては励ま

          16 適応障害での休職中、理解されない苦しさと葛藤

          15 感動の再会とメッセージ

          先日、以前関わっていた子どもたちと偶然に再会しました。離れてからわずか6ヶ月ほどですが、その成長ぶりに驚き、感動しました。思わず互いに抱きしめ合い、久しぶりの再会を心から喜び合いました。 その中の一人が、「あなたが一緒にいてくれた時間が最高すぎて、今でも毎日戻ってきてほしいと思っている」と、笑顔で話してくれました。その言葉に心が温かくなり、自分が彼らにとって特別な存在でいられたことがとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 この子たちは、以前の旅先でも私にお土産

          14 私が適応障害になったわけ

          仕事を続ける中で、心に重荷が積もっていることに気づきませんでした。しかしその結果、適応障害という形で心が反応し、生活の見直しを迫られることとなりました。なぜ適応障害に至ったのかを考えると、大きく分けて3つの理由が思い当たります。 1. 本業の未来に対する不安と役職からの降格 かつて役職に就いていたものの、体調不良でその立場を降りた経験がありました。その降格は、「自分にとって仕事とは何か」という問いを深めるきっかけになりましたが、その後も社内の方針や将来の不透明さが不安を増

          13 キラキラしている人から感じるもの

          SNSを眺めていると、輝いているフリーランスの方々が目に入ります。自分のやりたいことで活躍し、自由に生きているように見えるその姿は、まるで手の届かない世界にいるよう。正直、心が苦しくなることもあります。「何で自分にはできないんだろう?」そんな気持ちがこみ上げてくるのです。 どうして心が苦しくなるのか? 「じゃあ、その人と同じことをすればいいじゃん!」と思う人もいるでしょう。けれど、実際にはそれに心が動かない場合もあります。憧れはするけれど、その人と同じ道を歩みたいわけでは

          13 キラキラしている人から感じるもの

          12 適応障害の中で見つけた絵本づくりへの道

          適応障害で休職することになり、最初はただただ戸惑いと不安の中にいました。外に出るのも億劫で、何もやる気が起きない日々が続きました。でも、時間が経つにつれて少しずつ気持ちに変化が現れ、ある日ふと「絵本を作りたい」という想いが湧き上がってきました。 「絵本づくりトレーニング」を手にとって その気持ちを形にするために、「絵本づくりトレーニング」という本を購入しました。 ページをめくるたびに、昔感じた「ウキウキ」「ワクワク」という感情が少しずつ戻ってくるのを感じました。適応障害で

          12 適応障害の中で見つけた絵本づくりへの道

          11 子ども達からの贈り物

          先日、昨年度知り合ったある方から、一通のLINEメッセージが届きました。その内容は、私の仕事としての喜びを再認識させてくれるものでした。 メッセージには、子どもたちが修学旅行の計画を立てている様子や、私へのお土産を買おうとしていることが書かれていました。その気持ちだけでも嬉しくて、涙が出そうになりました。また、保護者からの「年月が経っても、子ども達はあなたのことが大好きですよ」という言葉は、本当に心に響きました。 このようなエピソードは、その方との間に強い信頼関係と親しみ

          10 私を勇気づけてくれる友人な後輩

          昨日、ふと親しい後輩のことを思い出し、「元気にしてるかな?」なんて考えていたら、まるでそれを察したかのように突然連絡がありました。 彼から「愚痴を聞いてほしい」とのこと。 そんなふうに頼られている感じが少し嬉しくて、話を聞きながら自然と自分のことも話していきました。 愚痴を聞いているとき、ただ相手の話に耳を傾けるだけではなく、自分の考えや感じていることも共有し合う。 こうして会話を重ねるうちに、気づけば私自身もさまざまなことを学んでいることに気づきました。 彼の視点から見て

          10 私を勇気づけてくれる友人な後輩

          9 自分と向き合うプチ旅行

          最近、適応障害と向き合いながら過ごしている中で、ふと「このままでいいのか」と考えることが増えました。 家にいるとどうしても嫌な思いがよぎり、前に進むことが難しい。 そんな自分に少しでも変化を与えたくて、初めての大きな一歩を踏み出しました。 それは、県外への1人ドライブでした。 目的地を決めず、ただ流れる景色に身を任せながら車を走らせる。 次第に、空の広さや山の雄大さが心をほぐしてくれるような気がして、自然と深呼吸ができるようになりました。 その瞬間、これまで見えなかった「未