30 絵本2作目アイデアメモ:「わくわくトークシート」から生まれる物語
絵本の2作目に向けて、いくつかのアイデアを書き留めたメモを振り返りながら、今回のテーマやキャラクターの関係性について考えてみました。絵本を通じて、子どもがメンタル・ラーニングの目標に向かって成長する姿を描きたいと思っています。
コンセプト:親子の成長の物語
絵本のメインテーマは、「子どもが自らの目標を設定し、それに向かって挑戦する」というものです。その中で、親がどのように支えたり見守ったりできるのかを表現したいと思っています。今回の絵本では、親と子が対話を通して成長していく姿がメインになりそうです。
メインキャラクター:親と子の対話
親子のやりとりを描く中で、親は「大丈夫、やってみよう」という励ましをし、子どもは「自分の目標」を見つけて前に進む姿を描きます。特に、「どうしてやってみたいの?」や「何が楽しそう?」といった問いかけを通じて、子どもの内面が少しずつ明らかになっていきます。
ストーリーの目標設定と達成までのプロセス
1. 課題・目的の明確化
物語の中で子どもが「○○をやってみたい」と自ら目標を設定するシーンを描きたいと思います。その目標がどんなに小さなものでも、自分で決めてチャレンジすることの大切さを伝えます。
2. 親の役割
親が問いかけや共感を通して、子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもが自分で考え、行動に移せるようなサポートをします。
3. 行動と結果の確認
子どもが自分で決めた目標に向かって努力する姿、そしてその結果を一緒に振り返るシーンを通して、挑戦することの価値や成長を感じられるようにします。
「雨の日の過ごし方」も取り入れて
この絵本では、「思い通りにいかないときの過ごし方」についても触れてみたいと思っています。うまくいかない日、モチベーションが下がる日も、人生には大切な瞬間だというメッセージを込めます。雨の日も受け入れ、それでも挑戦を諦めない姿を描くことで、読者が自己受容を学べるようにしたいです。
絵とことばのバランス
メモにあるように、絵とことばのバランスも大切にしたいと考えています。子どもが視覚的に楽しみながら、言葉の意味を感じられるようなシンプルで力強い表現を目指します。
今後の展望
このアイデアをもとに、具体的なストーリーボードやイラスト案を作っていこうと思っています。親子の成長を描くこの絵本が、読んだ人にとって心の中でいつまでも残るような作品になるよう、少しずつ形にしていきたいです。
絵本制作の過程を通して学び、気づいたことをまたシェアしていきますので、ぜひお楽しみにしてください。