35 適応障害治療中【休職中だからこそ気付いた 妻が大好きな理由】
適応障害で現在休職中の私ですが、この期間中に改めて実感したことがあります。それは、「妻が大好きだ」ということ。
何をいまさら、と思われるかもしれませんが、休職中の生活は普段とは全く違うものになりがちです。そんな中で、妻が見せてくれる「いつも通り」の姿勢が、どれだけ私にとってありがたく、そして素晴らしいことか。この記事では、そんな妻への感謝と思いを共有したいと思います。
休職中でも「いつも通り」でいてくれる妻
休職に入ると、自分自身はどうしても不安定になりがちです。特に適応障害の場合、**「早く元に戻らなければ」とか、「迷惑をかけているのでは」**といったプレッシャーを自分で抱え込んでしまいます。
しかし、妻はその不安を特に掘り下げることなく、まるで私が休職していないかのように接してくれるのです。これは簡単なようでいて、とても難しいことだと思います。普通なら、「大丈夫?」とか、「次のステップをどう考えているの?」と聞きたくなるのが自然な反応でしょう。でも、彼女はそういう心配を表に出さないんです。
むしろ、私たちの間で増えたのは、他愛もない会話です。仕事や病気の話題ではなく、日々の些細なこと、昔話やちょっとした冗談。こういった時間が、休職中の心をどれだけ軽くしてくれているか、言葉では表しきれません。
「復職」に急がない姿勢が救いになる
適応障害の治療中において、一番きついのは周囲からの「復職」に対するプレッシャーです。
たとえ善意であっても、**「いつ戻るの?」や「職場とちゃんと相談してる?」**といった言葉は心に重くのしかかります。休職は単に休むだけでなく、しっかりと心の回復を図るための時間です。しかし、社会的な価値観からか、つい「早く復帰しなきゃ」と思いがちになるのも事実です。
妻はその点でも、本当に絶妙な距離感を保ってくれます。余計なアドバイスをせず、復職に向けて急かすこともなく、ただ「今」の私を受け入れてくれる。**「今のあなたで大丈夫」**というメッセージが自然と伝わってきます。
収入の安定もありがたいが、それだけではない
休職中も病気休暇として半年間の収入が確保されているのは確かにありがたいです。経済的な不安があると、どうしても余計なプレッシャーが増してしまうので、これは心の安定に直結します。
しかし、それ以上に私にとって大きいのは、妻の「いつも通り」でいてくれる姿です。彼女の何気ない言葉や行動が、私にとってどれほど救いになっているか。休職中の心細さを、そっと包み込んでくれるような安心感を与えてくれます。
改めて、妻が大好きだ
振り返ると、この「いつも通り」でいてくれる妻がいるからこそ、私は休職期間を前向きに過ごせているのだと思います。特に、2人でたわいもない会話をしている時間は、私にとって何よりの癒やしです。
もちろん、心の奥底では彼女も私のことを心配しているはずです。それでも、ネガティブな感情を前面に出さず、今までと変わらない笑顔で接してくれる。その姿を見るたびに、**「この人と一緒にいられて本当に幸せだ」**と思います。
休職中の皆さんへ
もし、この記事を読んでいる方が同じように休職中であれば、ぜひ「いつも通り」の時間を大切にしてください。身近な人が変わらず接してくれることのありがたさに気づくと、少しだけ心が軽くなるかもしれません。
そして、私のように、身近な人への感謝を改めて感じる時間を持ってみてはいかがでしょうか?休職は確かに苦しい時間ですが、そこに新しい気づきや感謝が隠れていることもあります。
最後に、妻へ。
いつも変わらないあなたが、僕の何よりの支えです。ありがとう。そして、これからもよろしくお願いします。
おわりに
この記事が、誰かの心を少しでも軽くするきっかけになれば幸いです。そして、私の妻のように、そっと支えてくれる誰かがあなたのそばにいることを願っています。