![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54301254/rectangle_large_type_2_39ea114ad350c093a82f9067297f7f14.jpg?width=1200)
【DIKWモデル】劣化しやすい情報と現代でも役に立つ知識の違いを学ぶ
情報と知識の違いって答えられますか?
簡単にいうと、1年前の新聞を読んだとして、ほとんど役に立たないのが情報で、今でも役に立つのが知識です。
今回は、情報工学の世界で情報を解釈するための『フレームワーク:DIKWモデル』を通して情報と知識の違いを紹介していきます。
フレームワークとは
ビジネスにおけるフレームワークとは、共通して用いることが出来る考え方、意思決定、分析、問題解決、戦略立案などの枠組みのことを指します。
フレームワークには様々なパターンがあり、それぞれ役割が違います。
DIKWモデルとは
情報工学の分野において、情報を解釈するためのフレームワークのことです。
※長岡技術科学大学HPより引用
◆DIKWモデル
・Wisdom/知恵:知識を正しく認識して価値観やモラルに昇華させたもの
・Knowledge/知識:情報をまとめて体系化したもの
・Information/情報:データを整理して意味づけしたもの
・Data/データ:それ自体では意味を持たない数字記号などのシンボル
DIKWモデルでは、データ⇒情報⇒知識⇒知恵にレベルアップしていくのです。
情報は生鮮食品・知識はビジネス書
『情報』は生鮮食品と同じで、新鮮なほど価値が高く、時間の経過とともに劣化します。
一方、情報を分析、解釈して得られる『知識』は時間が経過してもそれほど劣化しません。
例えば、53年前に書かれた松下幸之助のビジネス書を読んでも「今でも十分役に立つ」のはそこに書かれているものが『知識』だからです。
※松下幸之助著1968年刊行、累計発行部数510万部を突破し、戦後ベストセラー(単行本、新書ジャンル・出版科学研究所調べ)の第2位
※沼ペンプチ情報
第1位は1981年発行の「窓ぎわのトットちゃん」で580.9万部。
著者は黒柳徹子で自身の幼少時代のアダ名がトットちゃんであり、小学校生活の自伝的物語と紹介。
絵本など含めた総売上は800万部以上、世界35か国で翻訳され中国だけでも800万部以上の売上となりました。
情報はすぐに通り過ぎるので、記憶にも残りません。
2000年代のネット記事なんて、すぐに思い出せないですよね。
でも、2000年代のベストセラー本であれば答えられる人はいると思います。
例:金持ち父さん貧乏父さん/チーズはどこへ消えた?など
このように記憶に残りにくく、通り過ぎるネット情報よりも、自分の役に立つビジネス書の知識を大切にしていきましょう。
最後に
今回は、情報工学の世界で情報を解釈するための『フレームワーク:DIKWモデル』を通して情報と知識の違いを紹介しました。
DIKWモデルとは、情報工学の分野において情報を解釈するためのフレームワークのことであり、データ⇒情報⇒知識⇒知恵の順にレベルアップしていきます。
ネットなどで手に入る『情報』は生鮮食品と同じで、新鮮なほど価値が高く、時間の経過とともに劣化します。
一方、ビジネス書の情報を分析、解釈して得られる『知識』は時間が経過してもそれほど劣化しませんでした。
頭に入った情報をそのままにせず、実生活に役に立つ知識にすることによって、記憶に定着させることが出来ます。
わたしたちも、流れやすいネット情報ばかり追いかけるのではなく、ビジネス書など役立つ知識を積極的に学んでいきましょう♪
いいなと思ったら応援しよう!
![沼ペンギン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67957217/profile_6956e7daa96b6ef718cb588987195ba9.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)