Manaka

顔は丸いです。心もまあるく、生きたいものです。 よろしくお願いします。

Manaka

顔は丸いです。心もまあるく、生きたいものです。 よろしくお願いします。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

今更ながら、自己紹介をさせてください。 名前:Manaka 年齢:30歳 出身:大阪 星座:さそり座 血液型:B型 趣味:甥の頭皮の生え際を嗅ぐこと、映画鑑賞、舞台鑑賞、カラオケ、姪甥と遊ぶことetc. と、 小学生の頃、友達と書き合いっこしたプロフで得られる情報くらいしか浮かばなくて それなりに人となりが分かる自己紹介が、”簡潔に”書けないものかなぁと思いあぐねているうちに、後回しになっていました。 学生編 私は日本で生まれ育った、在日コリアン四世です。(正確には4

    • 年をとるってどういうこと?

      先日、また1歳年を重ねました。 「去年の誕生日が昨日みたい」 なんて言い方をすると毎日がバースデーみたいで素敵な気もするけれど、冗談じゃありません。 年々、振り返った時間がぎゅっと短く感じて、ほんとうに「あっ」という間に一年が経つのだけど、そういう感覚ってあんまり良くないんじゃないかと思っていました。 「今年もあっという間だったなー…」 その言葉自体が、今年もぼんやり、やり過ごすみたいに生きた証拠のように思えて、声に出すと情けなく感じるからです。 それよりも、 「あんなことも

      • 「ドラ〇もん」のタイムマシンみたいなまな板から学んだこと

        「ひとりでもいいけど、いてくれるともっと楽しいよ」 そういう心持ちで人と関わることが、私の理想です。 そう思えるくらいの生き方をしていないと、他人任せになったり、何かにつけて押し付けがましくなったり、外敵要素に期待や執着しすぎて結果的に自分がしんどくなるからです。 そうは言っても結局相手に期待したり、見返りを求めたりすることもあるのですが……。 最終的にはいつでも何でも手放せる人でありたいと思っています。 そのことをようやく本当の意味で理解し始めたのは、ごく最近です。

        • ピンヒールを脱ぎ捨てて

          街を散歩したり、レストランに行ったとき。 私はキレイな女性に見惚れてよくぼーっとしています。 特に脚。 まっすぐに伸びた脚に、高いピンヒールを履いてシャンと背筋を伸ばしている女性を見つけると、なぜかわくわくゾクゾクします。 ほとんどスケベおやじのメンタルです。 それは子どもの頃から、しかもだいぶ幼かった頃からの癖でした。 私もいつか10㎝のピンヒールを履いて街を闊歩したい! と思い、一人で留守番中、下駄箱から母の高いヒールを取り出しては、姿見の前でポージングの練習に勤しみま

        • 固定された記事

        自己紹介

        マガジン

        • 旅行記
          6本
        • 観劇舞台感想文
          4本
        • 脳出血どたばた劇
          10本
        • ロミオとジュリエット
          3本

        記事

          劇団☆新感線「バサラオ」~出会う人全ての人生を滅茶苦茶にする男~

          劇団☆新感線44周年興行「バサラオ」 大阪フェスティバルホール公演を観劇してきました。 やっぱり広い!とにかくでかい!フェスティバルホール! 博多座や明治座の倍近く……?そして何より、音響性能がやたらと良い。 収容人数3000人弱って、舞台上から見た客席を想像するだけで滾るわ。 そんなスケールの劇場で、しかもずーっと楽しみにしていたいのうえ歌舞伎。 チケットは今年の春にゲットしていて、それ以来、この日をモチベーションにしてきました。 「がんばれ私…!もうすぐバサラオ、バサ

          劇団☆新感線「バサラオ」~出会う人全ての人生を滅茶苦茶にする男~

          複数の言語を習得するということ

          自分の母語が外国語だと見なされている場所にいると、疎外感を味わうことがしばしばあります。 グローバル化が進むにつれて、国籍の意味が年々薄くなっていくようにも感じますが、それでもやっぱりルーツはルーツとしてあって。 『ひとつの大きな(安定した)グループに加わって、言葉との間にズレを感じることなく生きたい』 そう願うことと、 『ルーツを知りたい。自分の先祖、言語について学びたい』 と願うこととは、何も矛盾していないように思います。 けれどその感覚が、私の中に大きな隔たりを生じさせ

          複数の言語を習得するということ

          鼻からスイカ。そら命懸けですわ。

          「あんたのときは本気で死ぬか思た」 私が生まれた瞬間のことを、母は今でも実況中継しているかのような臨場感をもって熱弁します。 三姉妹の末っ子の私は産まれたとき、それはそれは母を苦しめたそうです。長女のときは、 「なんや出産て痛い聞いてたけどこんなもんか」 と思い、 次女のときは、 「スポーン!と飛び出て来た」 そうです。 そして三女。 出産も三度目ともなると慣れたもの。 なんの不安もなく、陣痛が来ても病室で呑気におにぎりを頬張り助産師さんを苦笑させていた母に私は、”三途の

          鼻からスイカ。そら命懸けですわ。

          たぶん大丈夫。知らんけど。

          美味しいものを食べたり、綺麗な景色を眺めたり、好きな人たちと過ごしたり、 これまで私はそういう「自分の時間」を大事にして来なかったのかのかもなぁ、と実感しながら、充実した時間を過ごした夏でした。 ウニが好きだったことも、自然が好きだったことも知らなかったし、 酔うためだけのお酒じゃなくて、味わい癒されるためのお酒を求めるように。 現在よりも大事な過去は無い。 それを体感して、以前よりも自己理解を深められたつもりでいました。 けれど、大阪に帰るや否や抱いた違和感がどうして

          たぶん大丈夫。知らんけど。

          ご無沙汰しております

          何も書かない期間が長くありました。 私はあれからまた北海道に戻り、約1か月間、余市で過ごしました。 とても元気にしております。 書くことがなくなった、書けない、書きたいと思わなくなったのは、あまりにも充実し、程よい温度の、健やかで穏やかな環境にいたからかも知れません。 創作意欲がなくなったという捉え方をすれば残念なことなのかも知れないけれど、すごく、大切な期間を過ごした気がしています。 どうせまた、書きたくなると思います。 そのときのために、いっぱい感じていたいです。

          ご無沙汰しております

          現在の腹の底

          腹は黒いです。それはもう、結構どす黒いと言えます。 結局優等生のいい子ちゃんのイメージから抜け出せないし、何せ好かれたい。 でも、何そのイメージって。どこにあるん? 一体誰が決めたの? 勝手にイメージの箱の中に自分を閉じ込めようとして、それで苦しくなって、でもどんな苦悩も苦労も前向きに捉えて生きていける、強くて良い子なんよ。 って、ほらまたイメージ作りたいだけでしょ。 ブランディング。 今でも自分が、常に自分が不在。 たまに自分の書いた文章を読み返してみると、嫌気が差すこと

          現在の腹の底

          ステップアップの前にステップバック

          夏。もう終わってくれていいよ。 って思っていたら、去年のちょうどこの時期にも同じことを言っていました。 7月から9月頃にかけて毎年情緒不安定になるのは私だけ? と思っていたけれど、そうでもないんですね。 年末年始の、何かが終わったり変わったりする寒い時期に、落ち込みやすくなる人が多いというイメージでした。 しかし私の周りにも、夏になると身心共に不調をきたす人が数人いて、年齢的なものもあるんだろうけど、日常的に何かしら不安を抱いているという印象。 常に頭がぼんやりうっとりして

          ステップアップの前にステップバック

          夢は破れるものじゃなく破るものです

          「書きたいです」 東京からお仕事で来ていたその人に、大阪は下町のホルモン屋さんの煙たい店内の隅の席でそう話したのが4年前の10月。 その方には今でもめちゃくちゃお世話になっていて、仕事やプライベートにいたるまで相談に乗ってくれ、いろいろと教えてもらっています。 彼の生き様や信念にインスパイヤされ、人生の大だいダイ先輩として慕っています。 初めは彼のアシスタントの立場でお仕事を回してもらったり、インタビュー取材の文字起こし、編集なんかもさせてもらって、本当に恵まれた環境の中

          夢は破れるものじゃなく破るものです

          永い梅雨を終えて

          先日、北海道は余市から帰阪しました。 1か月強。 ありきたりな感想ですが、楽しかったこともそうじゃなかったことも全部含めて、行って本当に良かったな、と思います。 あっちで食べた美味しい物やウィスキーにワイン。 虫の鳴く音、湿った土と草、潮の匂い。 熟成されたウィスキーのほんのり甘い樽の香り。 生産者の情熱がこもったワインの、何色とも形容しがたい淡く深い色。 そこでの会話、感情、触感を鮮明に覚えておけば、これから先ヘコんだりしたときに思い出して、私はきっと慰められるな。 そう

          永い梅雨を終えて

          死人に口なし容赦なし

          父方の祖母が、先日亡くなりました。 とはいえ最後に会ったのは私が10才くらいの頃だから、父から電話で訃報を知らされても正直、へぇ…、としか思えませんでした。 私は祖母のことを、「大きいハンメ」と呼んでいました。 큰(クン:大きな)、ハンメ(おばちゃん)というのはざっくりと「父方の」という、家父長制らしい朝鮮半島の言葉が由来だそうですが、 実際に体の大きな人で、幼かった私にとってはほとんどハリーポッターに出てくる「ハグリッド」みたいだったので、体格的に大きなおばあちゃんとい

          死人に口なし容赦なし

          可愛いかわいいカワイイ

          ”言葉は祝福にも呪いにもなる” ”ペンは剣より強し” ”言葉の暴力” とかって言われるくらいだから、思っている以上に丁寧に、敏感に扱わなければいけないなという風に思うのだけど。 その上、まがりなりにも言葉で何かを表現しようとするなら、余計に慎重に向き合わないとなぁ、と思います。 中でもやっかいなのは、形容詞。 「可愛い」「かっこいい」「美味しい」「面白い」「上手い」「楽しい」「辛い」「好き」「嫌い」……。 主観ベースの、不安定で不確かな言葉。 そもそも、自分の想いや考えを他

          可愛いかわいいカワイイ

          依存to共存

          アルコール、たばこ、ギャンブル、食べ物、整形、恋愛……。 お尻に「依存」がつくと、言葉は一気に不穏な雰囲気を纏います。 何かに依存していないと生きていけない人もいるのかな、と自分のことを顧みて思います。 程度の差こそあれ、人は皆何かに依存しているんじゃないかと。 親、子ども、仕事……。 そう言えば、趣味と依存の境目はどこにあるんでしょうね。 自分に足りないパーツを、他の何かで補おうとする気持ちが強すぎて執着になり、知らないうちにさらに自分が"損なわれてく"。 気付けば以前よ

          依存to共存