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うんちはすごい

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「うんちをすることは、いいことだ!」という文化をつくりたいと思います。 「うんち」の大切さを正しく伝えたい。 できれば魅力的に伝えたいと考えています。 うんちを知ることはより…
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#便秘

11月10日から19日は「うんちweek」

11月10日から19日は「うんちweek」

11月10日はゴロで「いい(11)トイレ(10)の日」です。
日本では、1986年に提案されました。

かなりの月日が経って、2013年に国連は11月19日を「世界トイレの日」にしました。
もちろん、ゴロではありません。

トイレの国際ネットワークとして、World Toilet Organizationという組織があり、この組織が設立したのが11月19日だから、それにちなんで11月19日になった

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子どもの便秘に気づいて!

子どもの便秘に気づいて!

人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けするYoutube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)ですが、おかげさまで登録者が383人になりました。じわりじわりと情報を積み上げていきます!

今回は「子どもの便秘に気づいて!」です。主に1~5歳ぐらいの子どもをイメージしています。子どもの便秘治療に詳しい中野美和子先生(小児外科医)をお招きして、お話をお聞きしました。

この記

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離乳食期の便秘

離乳食期の便秘

医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けするYoutube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)ですが、おかげさまで登録者が322人になりました。皆さまありがとうございます。
コツコツと情報発信していきますので、これからもよろしくお願いいたします。

現在公開している「赤ちゃんのうんちシリーズ」の第4回は「離乳食期の便秘」です。小児外科医の中野美

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赤ちゃんの浣腸

赤ちゃんの浣腸

おかげさまでYoutube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)の登録者が300人になりました。ありがとうございます。
医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けしますので、よろしくお願いいたします。

赤ちゃんの便秘シリーズの第3回は「赤ちゃんの浣腸」について。小児外科医の中野美和子先生をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切な

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下剤には作用の違いがある

下剤には作用の違いがある

便秘になったときの対症療法の一つとして下剤をのむ、というのがあります。

今回は、この「下剤」について、畠山誠(皮膚・排泄ケア認定看護師)さんに教えて頂いたことを紹介します。

そもそも、便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を、十分量かつ快適に排出できない状態」のことです。簡単に言うと、すっきりと排便できない状態です。便秘の対症療法の1つに下剤を服用することが考えられます。

本題に入る前に、もう一

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赤ちゃんのうんち、綿棒刺激のやり方

赤ちゃんのうんち、綿棒刺激のやり方

Youtube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)をスタートしました。
医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けしますので、役に立てていただければありがたいです。

第2回は、赤ちゃんの便秘うんちの特徴と、綿棒刺激のやり方です。小児外科医の中野美和子先生をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~

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赤ちゃんのうんちの回数、色、形は?

赤ちゃんのうんちの回数、色、形は?

2021年4月7日、Youtube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)をスタートしました。
医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けしますので、役に立てていただければありがたいです。

第1回は「赤ちゃんの便秘①」です。小児外科医の中野美和子先生をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文

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「出てるなら大丈夫」に気をつけて!

「出てるなら大丈夫」に気をつけて!

前回につづいて、便秘治療に取り組む別のお母さんにお話をお聞きしました。「出てるなら大丈夫ですよ」というフレーズがいかに悩ましいかを痛感しました。日頃から「うんち」のことは話題にあがらないので、私たちはうんちや排便に関する会話に慣れていません。そもそもデリケートな話題なので深掘りしづらいのだと思います。それがゆえに、なんとなくのやりとりが誤解を生み、便秘を悪化させていくのではないでしょうか。

では

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早く気づいてあげられなくてごめんね

早く気づいてあげられなくてごめんね

私が所属する日本トイレ研究所は、子どもたちが元気にすくすくと成長できるように、トイレ・排泄を切り口に、食、睡眠、運動の専門家と連携しながら、フォーラムを開催したり、情報発信を行ったりしています。

先日、子どもの健康に関する活動で知り合った女性から、10年ぶりぐらいにメールをいただきました。かなり久しぶりだったので懐かしいなぁ、なんて思いながらメールを開いていると、そこにはお子さんの便秘のことがビ

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うんちをするための7つのアクション

うんちをするための7つのアクション

「うんちをする」って、あまりにも日常的で、当たり前のことなので、
どのような手順と行為で、このミッションを達成しているかなんて考えたこともないですよね。悩まず、苦にせず、スムーズにできることは、実はとても幸せなことです。
これからは人生100年の時代です。トイレは、いくつになっても自分ひとりで行きたいと誰もが思うはず。トイレで上手く排泄できなくなってしまうと、日常生活全般に大きく影響しますからね。

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赤ちゃんだって便秘になる?

赤ちゃんだって便秘になる?

みなさん、便秘の子どもってどのくらいいるか知っていますか?

私たちが実施したアンケート調査では、小学生の6人に1人(16.6%)が便秘状態。さらに、5人に1人(20.7%)が便秘予備軍にあたることがわかりました。つまり、これらを合わせると3人に1人!ということになります。詳しくは、「小学生4,777人にうんちについて聞いてみた」を参考にしてください。

子どもの便秘は、「うんちをするときにお尻が

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大人の便秘対策決定版・2018

大人の便秘対策決定版・2018

人生を楽しむには、当たり前ですが健康であることが必要です。そのためには、しっかり食べて、ぐっすり眠り、元気よく体を動かして、すっきり出すことが欠かせません。うんちをお腹の中にずっと溜め込んだ状態では、憂鬱でテンションも上がらないですよね。

「便秘は女性の病気」と考えている人も多いかもしれませんが、
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、50代までは女性に多いですが、60歳を超えると男女ともに増

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おしりのリハビリ!バイオフィードバック療法とは?

おしりのリハビリ!バイオフィードバック療法とは?

いいうんちをつくるためには大腸の働きが重要ですが、うんちを漏らさず、それでいてスッキリ出すためには肛門の働きが大事です。

肛門には自分の意思で動かすことができる外肛門括約筋と自分の意思では動かすことができない内肛門括約筋があり、これらが連動することでうんちを漏らさないようにできるのです(参考:肛門は「うんちかオナラか」を識別している)。

今回は、これら肛門括約筋に加えて「恥骨直腸筋(ちこつちょ

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小学生4,777人にうんちについて聞いてみた

小学生4,777人にうんちについて聞いてみた

前回の記事で、便秘には基準があるということはご理解いただけたかと思います。

子どもたちの健康をトイレからサポートする日本トイレ研究所としては、子どもたちがちゃんとうんちをしているのか、というのはとっても気になるところです。

そこで、全国の小学生の排便事情を調査してみました。

全国レベルで小学生の排便状況を調査するというのは、もしかしたら初めての試みかもしれません。でも、本当はそれではマズイと

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