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赤ちゃんのうんち、綿棒刺激のやり方

Youtube「オンライン日本トイレ研究所」(毎週水曜に更新)をスタートしました。
医師や専門家等をお招きして、人にはなかなか聞けないトイレや排泄に関する情報をお届けしますので、役に立てていただければありがたいです。

第2回は、赤ちゃんの便秘うんちの特徴と、綿棒刺激のやり方です。小児外科医の中野美和子先生をお招きして、お話をお聞きしました。

この記事では、大切なポイントを1分で読める(400~600文字)ようにまとめます。詳しくはyoutube「オンライン日本トイレ研究所」をご覧ください。

赤ちゃんだって便秘になる

赤ちゃんの便秘は珍しくありません。赤ちゃんは本来、生まれてすぐのときは1日に10回くらいすることもあります(前回の動画「赤ちゃんのうんち」参照)。それが徐々に1日1~2回になります。赤ちゃんの便秘のうんちは、週に3回以上が正常範囲です。動画では、回数と色、におい、状態についてパネルで説明していますので、参考にしてください。

綿棒刺激のやり方

綿棒刺激がすべてに有効ではありませんが、2日間くらい出なくて気になったらやった方がよいです。医師や保健師等に毎日やってくださいと指導されている場合はそのように対応してください。

では、具体的なやり方を説明します。
(動画では、中野先生が実際に綿棒を手にして、やり方を説明しています)

まず、赤ちゃんを仰向けに寝かして、おしりの穴を正面に見ます。
綿棒の真ん中をしっかり持って、肛門にちょっと入れるぐらいでよいです。綿棒の真ん中をもって出ている部分の半分くらいを入れる感じです。(綿棒は通常のものでよいです。細い綿棒は、しなるのでかえって危険です)
綿棒が何かにぶつかったらそれ以上は入れないでください。無理やり押してはダメです。グルグル回さなくても、中に入れたり出したりすれば刺激になります。

何回かはやってもいいですが、全然反応がなければ無理に続けずに医師に相談してください。

中野美和子先生がパネルを用いながら解説していますので、ぜひ動画をご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。


本の紹介:「もしもトイレがなかったら」(著者:加藤篤)
《全国学校図書館協議会選定図書》
災害時に最も困ることーーそれは、水でも食べ物でもなく、トイレです。
おなかがすいても1日ぐらいならがまんできますが、トイレを1日中がまんすることはできません。そんな大切なトイレについて、歴史やマナー、設備、災害時の備えまでも網羅した一冊です。

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