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デブだから寒くない? いいえ、寒がりになることもあります
皆さん、体型と寒がりって関係があると思っていませんか?
私もそう信じ切っていました。
というのも、身長165cm、体重105kgという、この豊満? で恵まれた? 体格のおかげで、これまで寒さとは無縁の人生を歩んできたんです。
冬の寒い朝でも、駅までの道のりを10秒ほど小走りすれば、もうすぐに息が上がってしまって「ハァハァ、ゼイゼイ」とあえぎながら、うっすら汗ばむような体質でした。
20代の頃に付き合っていた彼女からは「おっさーくんって、いつもしっとりしてるね(はぁと)」なんて言われて、その時はうれしく思っていたんですが、今考えると、単に、うっすら汗ばんでただけなんですよね。
でも、その頃は本当に寒さを感じることがなくて、むしろ暑がりで、冬でも薄着、家では暖房を24度に設定してパンツ一丁、という暮らしを満喫していました。
年齢と環境が私の体を変えた瞬間
ところが、年齢って本当に残酷なもので、50代に入ったあたりから少しずつ変化が現れ始めました。
現在52歳ですが、この2年ほどで着る服が徐々に厚手になっていったんです。
薄手のシャツ一枚に上着だった通勤スタイルが、アンダーウェアにシャツ、その上にセーター、さらに上着にコートと、まるで玉ねぎのように重ね着するようになりました。
そして決定的な転機が訪れたのが昨年12月。
会社の席替えで、隣に若手女性社員のNさんが座ることになったんです。
このNさん、実はかなりの寒がりさん。
「寒い~」
「凍えそう~」
という声が毎日のように聞こえてきて、オフィスの空調設定は自然とNさんの体感温度に合わせられるようになっていきました。
最初のうちは「まぁ、若い子だからね」なんて寛容な気持ちでいたんですが、驚いたことに、私の体が、その環境に徐々に順応していったんです。
これまで24度設定でパンツ一丁だった自宅での過ごし方が、同じ室温なのに上下スウェットを着て、さらにその上からフリースを羽織るという完全防寒スタイルに変化していったんです。
冷えとのつき合い方を模索して
最近の調査によると、1000人に調査したうち、実に670人以上もの人が冷え性に悩んでいるそうです。
特に手足の先が冷えるという症状が多いとか。
私も最近では、机に向かって仕事をしているときに、指先の感覚が鈍くなってくるんです。
キーボードを打つのも少しぎこちなくなって、
「ああ、これが冷え性というものなのか」と実感する日々です。
調査によると、多くの人が温かい飲み物を飲んだり、お風呂にしっかりつかったり、重ね着をしたりして対策しているそうです。
でも、単にそういった対症療法的なグッズや方法に頼るだけでは、本質的な解決にはならないんですよね。
今まで経験したことのない体の変化に戸惑いながらも、これを前向きに捉えることにしました。
寒がりになったからこそ気づいた、体を大切にすることの重要性。
これを機に、新しい生活習慣を確立しようと思います。
寒がりになった私が始める新しい温活生活
これから始める温活改革の第一歩として、まずは朝一番の飲み物から変えていこうと思います。
今まで冷たい水や常温のお茶で済ませていた朝イチ。
これを温かい飲み物に変えるだけでも、体の芯からの温まり方が違ってくるはずです。
さっそく明日、帰りに電気ケトルを買いに行こうと思います。
タイマー機能付きのものを選んで、目覚ましの10分前に自動でお湯が沸くように設定しようかな。
朝一番に飲む温かい飲み物は、日替わりで楽しもうと計画中です。
月曜日は体が温まる生姜湯からスタート。
火曜日は具だくさんのコーンポタージュ。
水曜日は玉ねぎがたっぷり入ったオニオンスープ。
木曜日は身体に優しいワカメスープ。
金曜日は出汁をきかせたお吸い物。
週末は温かい豆乳でも飲もうかな。
これまでコンビニのホットコーヒーしか飲んだことがない私には、かなりチャレンジングな計画です。
食事面での改革も考えています。
まずは毎日の味噌汁を、体を温める根菜類中心に変えてみようと思います。
大根と里芋、ごぼうと人参、玉ねぎとじゃがいも、かぼちゃと長ねぎ、白菜と油揚げなど、スーパーの売り場を見ながら献立を考えようと思います。
薬味も積極的に取り入れていく予定です。
生姜、にんにく、ねぎは必須として、わさび、からし、山椒なども常備したいですね。今まで「めんどくさい」と敬遠していた薬味たちですが、これからは大切な味方です。
運動も、これまでの「とにかく汗をかく」スタイルから「じんわりと体を温める」方式に変更します。
朝は5分程度の簡単なストレッチから。玄関の壁に手をついてかかとの上げ下げをしたり、廊下で足踏み運動をしたり。昼休みには10分ほど職場の周りを歩くことから始めてみようと思います。
心の温めも大切にしていきたいですね。
職場では深呼吸を意識的に取り入れ、ストレスを感じたら、温かいお茶を一杯。
休日は、温かい飲み物を飲みながら、読書を楽しんだりして、ゆっくり過ごすのも良さそうです。
これまでの「なんとなく」の生活から、体を意識した生活への転換。
正直なところ、続けられるか不安もありますが、この寒がりになった体をチャンスに変えられたらと思います。
明日からの新しい習慣に、今からワクワクしています。
きっと、体の内側から温まっていく感覚を味わえるはずです。一歩一歩、じっくりと取り組んでいきたいと思います。
新しい私との出会い
体重105kgという体格から「寒くないでしょ?」と言われ続けた私が、今や立派な寒がりさんに。
でも、この変化のおかげで、自分の体と向き合うきっかけをもらえました。
温活を通じて、より健康的な生活習慣を築いていけたらと思います。
朝の温かい飲み物、体を温める食事、ゆっくりとした運動、心の余裕。
一つ一つは小さな変化かもしれませんが、これらを積み重ねることで、きっと新しい自分に出会えるはず。
寒がりになったからこそ気づけた、体を大切にすることの意味。
この気づきを大切に、これからの日々を歩んでいきたいと思います。
皆さんも、年齢とともに変化する体に上手く寄り添いながら、自分に合った温活を見つけていってはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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