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挑戦しない日々は快適で安全に過ごせるけど、それって幸せ?
あなたは、夜布団に入って目を閉じたとき、ふと「このまま変わらずにいていいのかな」と考えることはありませんか?
今の生活は確かに安定していて、大きな問題もないかもしれません。
でも、心のどこかで「もっと違う自分になれるのではないか」という小さな声が聞こえているような気がしませんか?
私は52歳、うつ病を抱えながら就労継続支援A型事業所で働いています。
以前は人と目を合わせて話すことさえできないほど自分に自信がなく、毎日が不安との戦いでした。
でも今、少しずつですが前を向いて歩き始めています。
私たちはなぜ、変化を恐れるのでしょうか?
人間の脳は本能的に、「安全な場所」にとどまろうとする性質を持っています。
これは、はるか昔、私たちの祖先が狩猟採集生活を送っていた時代からの生存本能なんですよね。
新しい場所に行くことは、未知の危険と向き合うことを意味していました。
そのため、私たちの脳は「今いる場所が最も安全」だと判断し、変化を避けようとするのです。
たとえば、新しい職場に転職することを考えてみましょう。
今の職場では仕事の進め方も人間関係も把握できていて、それなりに快適に過ごせています。
でも、その「快適さ」は本当の意味での「充実」と言えるでしょうか?
コンフォートゾーンという心地よい檻
「コンフォートゾーン」という言葉をご存知でしょうか?
これは、私たちが心地よく、安心して過ごせる範囲のことを指します。
朝いつもの電車に乗って会社に行き、決まった仕事をこなし、帰りにいつもの店で買い物をして、家でテレビを見て過ごす。
週末は趣味の時間を楽しみ、たまに友人と会う。
この生活パターンは確かに安定していて、心地よいものかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
5年前の自分と今の自分を比べたとき、
何か変化はありましたか?
新しいスキルは身についていますか?
人間関係は広がっていますか?
夢に近づいていますか?
もしかしたら、その「心地よさ」は、実は私たちの可能性を閉じ込める「檻」になっているのかもしれません。
成長の痛みは、実は私たちの味方
成長には必ず「痛み」が伴います。
新しい環境に飛び込むときの緊張感、未知のスキルを学ぶときの戸惑い、時には挫折や失敗による傷つき。
これらはすべて、成長過程で避けられない経験です。
でも、考えてみてください。
私たちが子どもの頃、自転車に乗れるようになったときのことを。
最初は怖くて、何度も転んで膝を擦りむきました。
でも、あの「痛み」があったからこそ、今では自由に自転車を楽しむことができているのです。
私自身、SNS発信を始めるときは本当に怖かったのを覚えています。
「誰も読んでくれないかもしれない」「批判されるかもしれない」という不安で、投稿ボタンを押すまでに何時間も悩んだこともありました。
でも、一歩を踏み出してみると、思いがけない出会いが待っていたのです。
小さな変化が、大きな可能性を開く
変化は、必ずしも劇的なものである必要はありません。
むしろ、小さな一歩から始めることで、持続可能な変化が生まれるのです。
たとえば、英語学習を始めようと考えている方がいるかもしれません。
いきなり海外留学を目指す必要はありません。
まずは毎日10分だけ、好きな洋楽の歌詞を読んでみる。
そこから始めればいいのです。
あるいは、起業を夢見ている方もいるでしょう。
すぐに会社を辞める必要はありません。
まずは副業として、小さなビジネスを始めてみる。
それだけでも、新しい世界が広がっていくはずです。
成長を楽しむマインドセット
大切なのは、その変化のプロセスを「苦しみ」ではなく「楽しみ」として捉えることです。
筋トレを例に考えてみましょう。
筋肉痛は、筋繊維が修復され、より強くなっているという証です。
それを知っているアスリートは、その痛みを「成長の証」として歓迎します。
同じように、新しいことに挑戦するときの戸惑いや失敗も、実は私たちが一歩前進している証なのです。
「できない」から「できる」に変わる瞬間を楽しむ。
その視点を持つことで、成長はより魅力的な体験となっていきます。
つながりが生む、予期せぬ幸せ
変化を恐れず前に進むと、思いがけない出会いや機会に恵まれることがあります。
実際に私は、Xやnoteでの発信を通じて、同じような悩みを持つ人々とつながることができました。
そして、その経験が今度は誰かの力になる。
私が就労支援施設で、先輩として新しい利用者さんの相談に乗れるようになったのも、自分自身の経験があったからこそです。
誰かの役に立てる喜びは、以前の私には想像もできなかったものでした。
新しい一歩を踏み出すために
では、具体的にどうやって始めればいいのでしょうか?
まずは、いつもと少し違う行動を取ってみましょう。
通勤路を変えてみる、新しいお店に入ってみる、知らない本を手に取ってみる。それだけでも、新しい発見があるはずです。
そして、自分の「なぜ変わりたいのか」をしっかりと見つめてください。
目的が明確になれば、変化への不安も軽減されます。
明日の自分へ贈る、小さな勇気
変化は、決して簡単なものではありません。
でも、コンフォートゾーンという安全地帯に留まり続けることは、私たちの可能性を制限してしまいます。
今日の私は、まだ完璧ではありません。
でも、少しずつでも前に進もうとする姿勢を持つことで、確実に世界は広がっていっています。
あなたも、今この瞬間から始められることがきっとあるはずです。
たとえそれが小さな一歩であっても、その先には想像もしなかった素晴らしい景色が待っているかもしれません。
さあ、あなたは明日、どんな新しい一歩を踏み出しますか?
その選択が、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
人生は、立ち止まっているように見えて、実は、時間だけは常に前に進んでいます。
その歩みを、より意識的に、より楽しみながら進めていく。
それが、本当の意味での「成長」なのではないでしょうか。
あなたの中にある小さな勇気が、きっと新しい扉を開いてくれることを、心から願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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