記事一覧
大菩薩嶺を登る。タムロン90mmマクロとトイカメラpapershootともに
湿度が纏わりつく季節になり、なんだか下界を離れたくなった。
少しでも涼しい風が吹く場所へ。稜線に出てしまえばと気付き、車を走らせる金曜深夜は衝動の塊だ。
日本百名山のひとつである大菩薩嶺は、初心者から気軽に登れる山である。初夏のとある週末、2台のカメラとともに心地良さげなハイキングへ出かけたので、写真とともにその記録を綴る。
持参した撮影機材をざっくり紹介ともに山へ出かけた機材を紹介する。ざっ
八丈島へ、フィルムカメラと自転車を携えて【京セラ SAMURAI/BROMPTON】
きみは、サムライというカメラを知っているか?この写真の女(筆者ことわたし)が両手で抱えている、ビデオカメラのような縦長のマシン。こいつは京セラSAMURAIというフィルムカメラである。
1987年に発売されたというサムライは、かの坂本龍一氏をモデルとして「カメラは今日からサムライです」というキャッチコピーとともに売り出されたという。
特徴的なのはその見た目だけではなく、現像スタイルにもある。サ
雨のLAをひとりで放浪した雑記。片手にトイカメラを握りしめて
2024年2月上旬、私はロサンゼルスへ行った。
現地の親戚の家に泊まらせてもらいながら(本当にありがとう!)、行きたいところへひとりふらりと訪れた。
■前日の話はこちら
今回書くのは2月7日、ロサンゼルスのダウンタウンへ行ったときの雑記で、ちょうど帰り際に寄ったグランドセントラルマーケットのバーで手帳に走り書きに肉付けをしたもの。Papershootというトイカメラで撮影した写真とともに、雨の
天神橋筋商店街をトイカメラ片手に歩いてみると。
残暑の厳しいある日、大阪を訪れていた。降り立ったのは日本一の長さを誇る天神橋筋商店街。何も分からんが、とりあえず歩いてみようと、トイカメラ片手に歩いたのである。
▶前日の記録はこちら
天神橋筋商店街とはともあれ、読者にとって何もわからん場所を歩いているレポートは苦痛であろう。先んじて簡単に天神橋筋商店街についてまとめてみたので、どうぞ。
エリアごとの飾りに、歩きながらキョロキョロ午前中はまだ
モノクロで東京散歩をしてみる【papershoot日記】
台湾発のトイカメラ・papershootを入手してから約1ヶ月。日々のワンシーンがどんどんドラマチックになる魔法にかかってしまった。
最近のマイブームは、よく見知った街をモノクロモードで撮影することだ。
例えば、東京・有楽町の交通会館前広場をカラーで撮影するとこうなる。
それをモノクロモードにすると、
もう行くことのできない、遠い過去のような写真になるから不思議だ。
今回は、そんな令和にお
トイカメラと歩く大阪・梅田〜中之島【papershoot日記】
papershoot(ペーパーシュート)を入手して以来、トキメキが止まらない。
これまでも我がトイカメラことpapershootクンについて、わたくしは意気揚々と惚気を綴ってきた。
▶papershootクンとの出会い
▶八ヶ岳へ行った記録
所用があり、週末弾丸で大阪へ。
もちろん、フル充電をしたpapershootクンをポケットに入れてね。
どきどき空の旅空の旅は何歳になってもドキドキす
夏の終わりに八ヶ岳を訪ねる、トイカメラ片手にね【papershoot日記】
夏の終わりに訪れた八ヶ岳は、からりと空気が軽かった。心地良い風に吹かれながら旅の最終日を迎え、一路小淵沢駅へ向かう。
その道中で出会ったあれこれをトイカメラ・papershoot(ペーパーシュート)で切り取った記録だ。
▶前回の記事
▶papershootについて(もしくは入手し小躍りしている記事)
八ヶ岳高原音楽堂この旅の目的地は八ヶ岳音楽堂だった。1988年に完成した音楽専用のホールで、
野辺山にトイカメラを連れ行く
念願のトイカメラ・papershootを入手したわたくしは、さっそく中央線に飛び乗り小旅行へ出かけたのであった。
▶︎手に入れたの巻
18きっぷ旅で通過したことは何度もあったけれど、しっかり留まるのは小学校の林間学校以来だった。
なんだか懐かしいなと思いながらシャッターを切り、上がってきた写真もどこかレトロ。今と昔が交差したような、なんだか不思議な気分だわね。
Papershootに魅了されて、my new gear…
もう取り憑かれちゃったんです。
このアナログで新しい、このカメラに。
台湾発トイカメラ・Papershootが、何とも面白そうなのだ。
詳しくはKOTOさんのこの記事を読んでほしい。おそらくこちらを読んだ皆様方は、ウオオォと魅了されいるに違いない。
安くないこの買い物、購入をすべきか否か、1週間真剣に悩んでしまった。
けれど、写ルンですをはじめて手にした時のワクワク感を思い出させてくれるらし
シルバニアファミリーと海辺の町へ行きました。
シルバニアの愛らしさは普遍的だ。手のひらで包める大きさも、表情も、洋服も家具もすべてが可愛らしい。
今回はシルバニアと小さな電車旅をしたときの写真をまとめた。
シルバニアと車窓うちのシルバニア赤子たちにとって、電車の旅はこの日が初めて。車窓から興味深そうに外を眺めている。
駆けていく街並み、高速で次々と通過する駅。主の私にとっては見慣れた風景でも、赤子たちにはすべてが真新しい。
いくつもの
シルバニアファミリーと窓辺で遊ぶ【オールドレンズ日記】
殺伐としたフリーランスアラサー女のもと、愛らしいシルバニアファミリーたちがやってきた。彼らと彩る窓辺をオールドレンズで写し取った記録である。
ビールケースミニチュアにすっぽりと収まる彼らは、裏路地で佇んでいそうな扱いなのにも関わらず、ファンタジーの世界からやってきた使いのようだ。現実に荒んだ私の精神世界も、たちまち愛らしいゆるふわな雰囲気に包まれる。
部屋の窓辺でスターチスの花束をゆっくりドラ
すみだ水族館とオールドレンズ
東京スカイスリーのお膝元にある『すみだ水族館』への年間通行手形を入手した。年パスだ。
仕事の合間にカメラを握りしめ、水生生物たちに会いに行く。少しだけ新しい毎日を過ごしてみる。
それからも行くぞ、一番身近な海中へ。
大雪、ひだまり、河津桜【オールドレンズ日記】2022.1~3月
TAKUMAR 1:1.8/55で撮影した日々のできごと蓄積場。ハードディスクにただ蓄積されただけのデータを整理しつつ、日常の景色をインターネットの海に投げるなどしてみる。今回は2022年1月から3月まで。
<前回はこちら>
正月、両親を乗せてドライブマイカー実家を出てから10年が経とうとしている。20代前半から中盤までは傍若無人に生きていたので、正月もスズメの行水的スピードでしか帰っていなか
ゴーヤーとかオリーブとか。雨天庭写真集
外出する予定がない雨の日がすきだ。ぴちゃぴちゃ雨音をよく聞くために、なんとなしに窓を開ける。
雨が降れば、植物への水やりもお休みだし、家事の量も減った気分になる。
誰にも頼まれていないのに、カメラを抱えて庭へ出る。カメラは守るが、服が濡れようがここは自宅なので恐るることなかれなんだよね。
ここまでが過去分の写真。今年の梅雨も写真をたくさん撮ろうね。
もっと雨の日がたのしみになるからね。