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むかいだ社長の世界観

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株式会社22世紀アートの代表 向田翔一の世界観コラム。 電子書籍界を牽引してきた出版社の社長が何を想い、考えてきたのかを、これからの挑戦とともに語ります。
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2023年3月の記事一覧

「自分は弱い」と思っている人へ

「自分は弱い」と思っている人へ

目標に向かって、自分を削って、ひたすら努力する。
だけど努力は報われず、なかなかうまくいかない。
そこで「自分はなんてダメなんだろう」と、
自分を責める。
どん底まで落ち込んで、
その結果、自分をコントロールができなくなり、
心が壊れてしまう。

これがいわゆる「心が病んでしまう」という
ことではないか。
僕も経験したし、今ちょうど同じ状況で
苦しんでいる人もいるかもしれない。
こういう人は社会

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チャンスをものにできる人の特徴

チャンスをものにできる人の特徴

最近ある人に、自分が思い描いているプロジェクトについて、
話をする機会があった。
ある人というのは、誰もが名前を知っている会社で役員をしていたような、すごい人だ。
その人は僕のプロジェクトについて
「すごくいいね!どこかから出資してもらって、
どんどんやるといいよ!うちも力になりたいから、
いつでも連絡してくれ!」
と言ってくださった。
嬉しかった。
しかしうちの副社長に話してみると、現実的な答え

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目標に向かって走るということ

目標に向かって走るということ

心にたぎる想いをもって、目標に向かって走る。
しかし走っていると当然、
なかなか思うように進めないことも、
気がついたら違う道を走っていることもある。

一年ほど前、僕の心に不調が表れた。
原因は何だろう。
とりあえず目の前のものに「◯◯のせいだ」
「アレが僕に、ストレスを与えるから」なんて
当たってみた。
しかしどうやら、そうではないらしい。
次に「病気かもしれない」と思い、
さまざまな病院に

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僕は定期的に愛を見失う

僕は定期的に愛を見失う

最近、僕の心には、大きな球体の中に、
四角いチタンできた正方形のようなものがある。
それは黒々していて、押しても引いてもびくともしない。
やる気を出したいのに、
それが邪魔でエンストを起こしてしまう。

そしてそんな自分をどうにかしようとして
自分の深層心理に入ろうとすると、
その先にはどうしても越えられない大きな壁が
立ちはだかっている。

僕は、いつもその球体の核に入れないことが
苦しくて

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成功の秘訣

成功の秘訣

「また同じような動画だよ。まったくブームに乗っかるなんてダサいよな~」

先日街中で、YouTubeを見ていた若者が
そんな言葉を口にしていたのが聞こえた。
皆一度は耳にしたことがある、定番の文句。
しかし本当にダサいのだろうか?
僕はそうは思わない。

確かにブームとは、自然に生まれているように見えて、
裏ではある一定の権力者の意思で作られているという
一面はある。
ファッションの流行カラー

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こころの時代

こころの時代

最近、思うことがある。

何かを成し遂げようとするとき、
その気持ちが本気であればあるほど
念入りに計画を立てて実行していくと思う。
強固な計画に仕上げたら、その計画を
なんとしても実行したいという気持ちになる。
そして最終的には根性で乗り越えようとする。
こうして根性で乗り越えられなかったものは
自分の限界としてしまい、諦めてしまう。

しかし、それからしばらくして、
夢を諦められないという

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みんなで手をつなごう

みんなで手をつなごう

人との出会いによって心が美しくなる。

僕は、22世紀アートを通して、
たくさんの人たちと出会った。
この8年間で大学教授、高校教師、社長、
弁護士、医者、税理士、住職、政治家など、
1000人以上の方々と膝を突き合わせて
お話させていただく機会に恵まれた。

特に創業2年目の頃は、
22世紀アートから出版してほしいと思った
すべての作家様のご自宅に
お願いに伺っていたから
年間出張日数は10

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命より重たいものを見つける為に

命より重たいものを見つける為に

命より重たいものを、僕はもっている。
それは、出版業界に革命を起こすことだ。
   
一人のたぎる想いを人々の感動に変える。
その感動が連鎖する世界を創る。
そのために、僕は今日も命を使う。

なし崩し的に寿命を削るのではなく、
今日の僕自身の行動に、しっかりと自分で決めた命の
使い方をすることが大切なのだ。

使命は人を強くする。
人の本来の力を呼び起こすことができる。

しかし、この使命

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本当に伝えたい事を伝える為に

本当に伝えたい事を伝える為に

自分の考えを相手に伝える事ほど難しいことはない。
双方に異なる知識や経験があることを踏まえれば、
物理的に不可能に近いとすら思う。
それでも自分の想いを本気で伝えたいなら、
どちらかが倒れるまで話し合うしかないのかも
しれない。
そうでもしない限り、ほとんどのコミュニケーションは、
どうあっても想いが伝わりきらない寂しさが
後味の悪さとなって胸に残ってしまう。

さて、どうして人はそこにいる人の

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居場所

居場所

最近、思うことがある。
人と人がただ集まって目的もなく喋るだけの
無駄とも思える「居場所」が、いかに尊いものなのか。
日本中に溢れるそれらは
クリエイティブの根源といってもいいと思う。

同じ趣味や夢をもつ同志、芸人の卵や役者の卵、
スキルアップをめざすセミナーの仲間が集まる
「お決まりの店」、と聞くとイメージできる人も
多いのではないだろうか。

思い返せば、僕も渋谷の駅前にあった
「320

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僕が22世紀アートという出版社を立ち上げた理由

僕が22世紀アートという出版社を立ち上げた理由

僕は、昔から人のたぎる想いを聞いては人に伝えるのが大好きなのだ。
できる限り沢山の人のたぎる想いが知りたくて、いつのまにか人と話をしながら、周囲の話もいくつか同時平行で聞けるようになっていた。

高校・大学の頃は、本に加えて、インディーズ音楽のたぎっている歌詞収集にもハマっていた。また、電車やバスに乗っては、よくウォークマンを聞くふりをして、知らない人たちの会話に耳を傾けていた。それこそ、話を聞

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真の情熱

真の情熱

情熱こそ、僕の会社のあり方である。

情熱があれば会社が良くなり、社会がよくなると思っている。僕の言う情熱とは「本当の限界」のことだ。

例えば、会社で嫌な仕事があると、多くの人は自分自身で限界の線を引いてしまう。
だけど本当の限界とは、夢中で取り組んでいて気づいたら時間制限が来てしまう状況のことだ。
青春時代に時間を忘れて夢中で取り組んだあの感覚だ。
本当の限界とは、自分で決めるものではない

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自費出版へのこだわり

自費出版へのこだわり

自主制作こそ本当にクリエイティブだと思う。

何事もまずは自費から始まり、
その後より売れることを目的とした商業が参入してきた。

だからどの業界も自費と商業が共存している。
例えば音楽業界でいうと
インディーズ作品とメジャー作品が共存していて、
それぞれに評価されている。

でも出版業界は自費出版を
商業出版に届かなかったものとして扱った。
その結果、独自性の高い作品が淘汰されてしまった。

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仕事の流儀

仕事の流儀

僕は終始、「流れ」を保つようにしている。
気の流れとは運気にも近い。

例えば仕事の流れでいうと、

・理由をつけては業務を後回しにする
・忙しいからと業務を溜め込んでしまう
・自己都合でスケジュールをリスケする

こういった利己的な行動を起こすと、
流れが一気に悪くなる。

一度流れを止めると、自分でまた流れを生み出さないといけないので厄介だ。

「流れ」を止めない。

そうすると会

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