無題

最新の新幹線 VS リニア中央新幹線。

本日(5月9日)、JR東日本が、最高速度360km/hでの営業運転を実現するために作られた、「ALFA-X」 の新幹線をお披露目しました。

※見られていない方は、画像や、動画で見てみてください。

けっこう、びっくりします。

もはや最近の、新幹線のデザインは、象徴だったホワイトとブルーの面影を無くし、シルバーと美しいグリーンがメインになりました。日本の鉄道は、世界で一番美しいと思います。鉄道に興味がなくても、誰が見てもそう感じると思います。

ここ最近、新幹線のデザインが飛び抜けているのは、フェラーリの記念すべきモデル、エンツォフェラーリのデザイン統括を行った、奥山清行さんが、新幹線や鉄道デザインに関わっているからです。


奥山さんと、エンツォフェラーリ

車名に付けられた、エンツォフェラーリは、イタリアの自動車メーカーフェラーリの創設者の名前です。奥山さんが、フェラーリに勤めていたその時は、もうすでにトップデザイナーでした。エンツォフェラーリは、その創業者の名前が付く記念モデルのデザインを、なんと直接奥山さんに(頼み込んだ)そうです。フェラーリ社にとって創業者の名前が付く特別なものだったため、一度奥山さんは断ります。こう言うのです。「アジア人の私で良いのでしょうか。色々問題が起こりますよ」 と。それでも、エンツォフェラーリさんは 「奥山、それがいいんだよ。イタリア人がデザインをすると、これからのフェラーリが変わらない。そして、あのメンバー(60人ほどの強者デザイナーたち)を束ねられるのは、君だけだ」 と口説いたそうです。そして奥山さんは、受諾。エンツォフェラーリが生まれました。

脱線しましたが

つまり新幹線を、フェラーリの世界トップデザイナーが行っている(ような感じになっている)ともいえます。フェラーリや、マセラッティを復活させたマセラッティクワトロポルテ、その他、美しいものをデザインされている、世界的に有名な工業デザイナーが監修しているので、日本の鉄道デザインは最強でしょう。

望むのは、室内空間がそっけないので、車両の軽量化のために難しいかもしれませんが、九州の新幹線のようにしてほしいところ。

新幹線は、最高速度400km/hの実現に向けているそうですが、そうなると、リニアの存在意義はどうなるのでしょうか。


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けん
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