植物性の食事に必須の海苔のちから。
蕎麦のために蕎麦つゆを作り、
あれから2度目の蕎麦。
生のなめこに出会ったので、さっと茹でてから水で割った蕎麦つゆに漬けてぶっかけ。
献立は植物性になった。
タンパク質は厚揚げ。大豆の栄養は素晴らしい。
写真の厚揚げ1P分(約280g)で、カルシウム672mgなのだ。おぞましい…。カルシウムの吸収にビタミンDのなめこも居る。ビタミンCも必要だけど野菜を食べていればクリア。
植物性の食事やヴィーガンで摂りにくい栄養素は飛び抜けて、ビタミンB12。
ビタミンB12は鉄分から赤血球を作るのに必要で、不足すると貧血や、疲労感、無気力などの症状がでる。未病といわれる不定愁訴の症状によくみられる。
その他のビタミンB群は植物性のものにも少しずつ、動物性のものには多く含まれている。
ビタミンB群はなぜかあまりスポットが当たらないのだけど、大事なのである。
私が栄養補助としてサプリを薦めるならば、ビタミンB群。サプリは添加物も多く含むので、健康のために飲むならば原材料も確認したいところ。
上記のビタミンB群は、植物性のものにも少しずつ含まれているが、ビタミンB12はほとんど無いに等しい。
現時点で私が把握している植物性のものは、
海苔、わかめ、クロレラ。
あとは栄養酵母というビタミンB12が摂れる半加工食品。チーズの風味がする。ヴィーガン専門の店などで使われる。
なので、ここぞとばかりの海苔なのである。
本当は海苔で埋め尽くしたいくらい海苔が好き。
遺伝子栄養学的に、海苔を消化吸収できるのは日本人だけ。といった見解もある。生まれ育った地の食物が体に合っているというわけで、身土不仁だ。
自然のなりゆきか、日本の精進料理にも海苔が多く使用される。
〈ビタミンB12/約一食分の含有量〉
海苔…3g 1.7μg
生わかめ…10g 0.1μg
クロレラは、健康食品なので製品による。
鶏もも肉…150g 0.8μg
卵1個…60g 0.6μg
豚ロース…150g 0.5μg
牛もも脂身つき…150g 1.8μg
海苔がビタミンB12に対して、中々優秀なのがお分かり頂けただろうか。3gは巻き寿司用の大判海苔の平均的な重量🍚
ネット上で見かける栄養素の比較に食品別100gあたり。という表記をよく見るが、重量があるものとないものを100gで比較するのはおかしいと思っている。海苔を100g食べるなんて、鶏肉100gとは訳が違うんだから…と。数字だけ見ずに、人が食べるという所まで落とし込んでほしい。
その理由で、食べやすい一食分の量で比較しています🍙
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