長谷川弘道

“10歳若返らせるフィットネストレーナー”の長谷川弘道と申します。 いつでも、どこでも、誰でもできるフィットネスの輪を広げて半世紀‼️ 人間は動物、“動く物”。この身体を動かし五感を通して生きて行きます。 運動は特別なことではないことをお伝えしていきます!

長谷川弘道

“10歳若返らせるフィットネストレーナー”の長谷川弘道と申します。 いつでも、どこでも、誰でもできるフィットネスの輪を広げて半世紀‼️ 人間は動物、“動く物”。この身体を動かし五感を通して生きて行きます。 運動は特別なことではないことをお伝えしていきます!

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  • これならできる!運動指導初心者の指南書!!

    私はフィットネストレーナーとして約40年、愛知県を中心に活動をさせていただいております長谷川弘道と申します。この間、保健師さんや管理栄養士さん、あるいは介護施設で運動指導を担当されている職員の皆さんから「運動指導って難しいとか、自分が運動苦手だから運動指導はうまくいかない」といった声をお聞きする場面がありました。私が40年間現場で培ってまいりましたノウハウでその声にお応えできるのでしたらとても嬉しいですし、一人でも多くの方に“フィットネス”実践の機会を提供いただける専門職の皆さんの一助となれば幸いです。

最近の記事

スマホ依存 vol.25

ある助産婦さんのブログを偶然見つけて、なるほどと思った。 沖縄で助産院を開院されていて、メディアにもよく出ていらっしゃる助産師HISAKOさん。 HISAKOさん曰く、『育児中は、暇を見つけてはスマホを触れ! いかにその時間を確保できるか、その要領の良さと、柔軟性のある思考こそが健全な子育てにつながります。さぁ、みんなでスマホに頼ろう! よーいドン!』 ここだけ切り取ってしまうと勘違いされるといけないので一言申し添えておくと、もちろんスマホ依存が良いなんて一言も言ってお

    • スマホ依存 vol.24

      朝晩はようやく涼しくなりホッとしている。 秋到来となれば、読書の秋なのだろうが、本を読む人が減ってきているらしい。 そうなると、小さな個人経営の本屋さんはどんどん姿を消していく・・・ いや、昔からの本屋さんが消えていくのは本を読む人が減っているからだけではない。 電子書籍の存在である。 私も手軽に外に持ち出せて、しかも何冊も持ち出せるので、いっときは電子書籍ばかりになったこともあった。 しかし、スマホ依存に関することを勉強するようになって、東北大学の川島隆太先生の

      • スマホ依存 vol.23

        今、ある勉強会に参加するため新幹線で東京に向かっている。 その中で投稿。 今朝のインターネットニュース。 【子どもの依存症】親も深刻な依存症・子どもをスマホ依存から守るには? https://l.smartnews.com/m-kjC3M/Nbwr4K 大人も子供も、どうやってスマホ依存から脱するか?ということなのだが、結論から言うと、子供についてはスモールステップ。 できるところから、少しずつ改善していく。 親は、子供の目の前で、自らが手本となるようにコントロー

        • スマホ依存 vol.22

          ノンフィクション作家の石井光太さんの著書「ルポ スマホ育児が子どもを壊す」は、極端な事例かもしれないが、でも事実なわけで、かなり昭和生まれ、昭和育ちの自分としては、決してオーバーな表現ではなく、顎が外れる思いを持つ事例ばかりである。 FRIDAY DIGITALの連載記事からご紹介する。 体育座りできない、骨折率は以前の2.4倍…子どもの運動能力が劇的低下「ラジオ体操も禁止」衝撃ルポ都内の某保育園で、今年から「ラジオ体操」が禁止!? どいうこと?と思うのは私だけではない

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        記事

          スマホ依存 vol.21

          昭和生まれの方であれば、幼少期に「ごっこ遊び」は遊びの代名詞であったと思う。 「おままごと」もその一つであろう。 あるいは戦闘機のパイロットになったり、乗り物の運転手になったりして遊んだ記憶もある。 こうした「ごっこ遊び」や「何かのふりをする」遊びについて、イギリスのブリストル大学の心理学教授であるエレナ・ホイカ氏らの研究チームが研究し、早ければ生後4ヶ月くらいからこうした遊びを始めることが判明したとのこと。 人間の子どもは「ごっこ遊び」や「何かのふり」を驚くほど早く

          スマホ依存 vol.21

          スマホ依存 vol.20

          スポーツ庁による「令和5年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が昨年の12月に発表されている。 調査の実施期間は1年前の令和5年4月〜7月。 体力合計点の状況として、令和4年度調査との比較では回復基調であるが、コロナ以前の水準 には至っていないとしている。 回復基調とはいえども、コロナ以前に戻っているわけではない。 何事も、壊れるのはあっという間。それを元に戻すには何倍もの時間と労力が必要である。 この調査で気になるデータがある。 それは、体育以外の運動時間の

          スマホ依存 vol.20

          スマホ依存 vol.19

          「子どものからだと心・連絡会議」の「子どものからだの調査2020」*資料1によると、実感している「最近増えている」もののワースト1位は保育所・幼稚園では「保育中、じっとしていない」、小学校、中学校、高等学校 では「ネット・ゲーム依存傾向」であった。 資料1:https://www.jstage.jst.go.jp/article/educationalhealth/29/0/29_3/_pdf/-char/ja また、「AD/HD傾向」が全ての施設、小中高において「最近増

          スマホ依存 vol.19

          スマホ依存 vol.18

          今回から子どもの体、心、脳に関する問題点を取り上げる予定だったが、インターネットニュース(jiji.com)で、ショッキングなニュースが飛び込んで来たのでご紹介することにする。 見出しは。。。 「豪、子供のSNS利用禁止へ 「14~16歳」未満軸、年内に法案」 詳細は下記のURLを参照いただきたい。 https://www.jiji.com/sp/article?k=2024091000787&g=int この情報を提供くださったのは、これまでにも何度か私の投稿でご紹

          スマホ依存 vol.18

          スマホ依存 vol.17

          本投稿は「スマホ依存」というテーマから、スマホ依存からの脱し方や、スマホの使い方について話題を提供されているものかなということでご覧いただいている方もおられるかと想像するが、16回まで投稿してきて思うに、大切なことは、今の子供達の心身の状態がどうなっているかということをまずは大人の我々が認識することではないかと強く思うに至った。 今すでにお子さんが依存症の事態であれば、まずはその治療法の情報が最優先になるだろうから、そういう方はまずは医師やカウンセラーへの相談になると思う。

          スマホ依存 vol.17

          スマホ依存 vol.16

          前回の投稿をsnsでシェアした際に、「何も遊び道具が無いとしたら、幼児から小学生低学年の子供たちとどんな遊びをしますか?」と尋ねたところ、手遊びや歌遊び、あるいは鬼ごっこという伝承遊びをあげてくる方が多かった。 確かに、現代の子供の遊びは、このテーマであるスマホにしても、ゲームにしても、専用の機器が必要な遊び。 私は昭和生まれの昭和育ちの世代なので、子供時代の遊びといえば、まずは友達と外遊びだったし、ドロジュン(ドロケイともいう)、手打ち野球、ゴム跳び、缶蹴りなどなど。マ

          スマホ依存 vol.16

          スマホ依存 vol.15

          幼児から小学校低学年のお子さんを持つ親御さんの皆さんが、何も遊び道具がないとして、公園、あるいは少し広い空間でどんな遊びを子供たちとするか? これ、案外難しいのではないだろうか? というのも、親が子供の頃に昔のような伝承遊びも知らない世代となってきていて、それこそ任天堂のゲーム機が物心ついた頃から普通にあるわけである。 子伝承遊びはやはり上の世代と一緒に遊ぶ中で身につけていくものが多い。 なので、知らなくて当然なのかもしれない。 そこで、体を使っての運動遊び『遊びッ

          スマホ依存 vol.15

          スマホ依存 vol.14

          「子どもにスマホを持たせるのはなるべく遅くした方が良い!」を合言葉に、これまでのところでその理由をいろいろな観点から投稿してきた。 でももう我が家では子供に持たせてしまっていて・・・という家庭も当然あるであろう。 そうした家庭においては、依存症まで陥っている場合を除いて、強制的にスマホを子供から取り上げることはかなりむづかしい。 というか、そこまでの危機感を持っている親自体、少ないであろう。 ただ、使いすぎが気になる親は多いであろうし、その親たちにとって、子供にスマホ

          スマホ依存 vol.14

          スマホ依存 vol.13

          外国のスマホ(デジタル機器)事情を少し紹介したい。 イギリスの雑誌 The Guardian の記事で、スウェーデンでは、国語力の低下の問題から、デジタル教科書から紙の教科書に戻すとのこと。 イギリス、スウェーデンはデジタル機器を用いない教育を重視し始めている。 また、中国も危機感を持っている様子が窺えるニュースがある。 昨年の8月、CNNが発信しているニュースで、未成年者のスマートフォン使用に対する新たな規制が検討。具体的には、18歳未満の未成年者が1日にスマートフ

          スマホ依存 vol.13

          スマホ依存 vol.12

          親として、スマホを持てせない努力と、いったん持たせてしまったスマホを使わせないようにする努力、どちらが大変か・・・ 子供の年齢にもよるが、持たせない努力は親自身のコントロールだけで済むが、使わせない努力は、親だけの努力だけではなく子供自身がスマホの使い方を自分でコントロールする努力が必要になる分、大変であろう。 自分のコントロールはできるが、相手を変えさすことは基本できない。 ただし、子供がまだ就学前の段階であれば、親の力でコントロールはできるであろう。 だからこそ、

          スマホ依存 vol.12

          スマホ依存 vol.11

          各家庭で、スマホについて考える時に次の3つの項目で整理しながら進めていただいたらと思う。 1.大人と子供とでは違う! このテーマについては、vol.3でも触れているので読み合わせてもらうと良いと思う。 前回の投稿でも名前を出したフランスの哲学者のジャンジャック・ルソーは「子供は大人を小さくした存在ではない」と言っている通り、見た目の体の大きさだけでなく、当然その脳も精神も子供は未熟な状態であり、これから成長していく。 私は3歳児くらいから小学生までの子供達の運動指導を

          スマホ依存 vol.11

          スマホ依存 vol.10

          子どもの脳の発育のために大切なことは何なのか? フランスの哲学者、ジャンジャック・ルソーは1762年に出版した「エミール」の中で、「大人があれこれ知識を教え込むことよりも、子どもが自発的に行動を起こすことが大切であり、大人は支援する立場であれ」とした。 また、子供には知識を与える前に、その発達段階に応じて感覚器官を磨き、理性を準備する教育が大切と唱えた。 ルソーがこうした教育観を世に訴えてから250年以上が経った現代社会において、ルソーの考え方に共感する人は多いと思われ

          スマホ依存 vol.10