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スマホ依存 vol.25

ある助産婦さんのブログを偶然見つけて、なるほどと思った。

沖縄で助産院を開院されていて、メディアにもよく出ていらっしゃる助産師HISAKOさん。

HISAKOさん曰く、『育児中は、暇を見つけてはスマホを触れ!
いかにその時間を確保できるか、その要領の良さと、柔軟性のある思考こそが健全な子育てにつながります。さぁ、みんなでスマホに頼ろう!
よーいドン!』

ここだけ切り取ってしまうと勘違いされるといけないので一言申し添えておくと、もちろんスマホ依存が良いなんて一言も言っておられない。

関心のある方は下記のブログを読んでいただきたい。

大変な育児の中、ママたちが少しでも安らぐ場を持ち、子育てができるために、スマホを活用することもありだとお話しされている。

杓子定規にスマホは赤ちゃんに悪影響をもたらすから使うな!と言ったところで、ママたちは耳を傾けませんよ、ということである。

このブログが配信されたのは2020年6月である。

あれからスマホの脳に対する影響などの研究も進み、昨日も投稿したが、スマホの電子本と紙の本とでは脳の使い方が異なることもわかってきている。

なので、HISAKOさんのこの2020年6月のブログに書かれている、子供の脳への悪影響について不明なところがわかってきているところもあるので、そこの説明も加えた上で、再度HISAKOさんからママたちに「スマホ子守り」についてお話いただければありがたいと思う。

人は理屈だけでは行動のスイッチは入らない。

なぜなら、我々人間は感情の動物だからである。

感情→思考→行動

だから、スマホを赤ちゃんに見せることは体、精神、脳にとってよろしくないエビデンスがあると示したところで、スマホによって赤ちゃんたちが静かになり、ママたちが子育てから解放され一息つける、あるいは睡眠が取れるとなれば、スマホ子守りは優先される。

この「スマホ依存」の投稿では、基本、スマホから離れた生活を子供達に過ごしてもらうためにはどうしたら良いかを考えて書き続けているが、子育て中の家庭もそうだが、綺麗事だけ並べても、それこそ聞く側も頭ではわかってはいるけど、素直に行動に移せる人はほとんどいないであろう。

しかし、まずは事実を知らせること、知ってもらうことは必須のことであろう。

その事実を認識した上で、では自分が今できることは何かを考え、スモールステップで行動を少しづつ増やし続けていくしかないと思うのだが・・・

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