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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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#サッカー

『川越からJリーグを目指し』5年目。2030年のJリーグ加盟への挑戦

かなり久々の更新です。 2020年に選手が一人もいないところからスタートしたCOEDO KAWAGOE F.Cですが、 2024年9月で、川越からJリーグを目指すCOEDO KAWAGOE F.Cを運営するCOEDO KAWAGOE F.C株式会社として4期を終え、現在5期目2025年のスタートを切ることができました。 0から作ったクラブの可能性を信じてくださるサポーターやスポンサー企業様をはじめ全ての関係者の皆様のお力添えあってこそです、本当にありがとうございます。

チビで鈍足Jリーガーの生き残る術 3  才能を育んだ両親の教育

167cm チーム最小×最遅の男が J1の10番に!   山田直輝の挑戦 第1章 サッカー人生の扉をひらく才能を育んだ両親の教育 −幼少期の過ごし方−  サッカー一家の血が流れる僕が、サッカーに興味をもつまで、時間はそうかからなかった。  僕は生まれつき外が好きだったらしく、家にいるととにかく泣き止まなかったそうだ。その泣き声は、家が割れんばかりで、母は、まだハイハイもできない僕を連れて、朝から晩まで公園で過ごしていたという。外でなら僕の機嫌が良かったのだろう。「直輝は

チビで鈍足Jリーガーの生き残る術 2  サッカー一家に生まれて

167cm チーム最小×最遅の男が J1の10番に!   山田直輝の挑戦 第1章 サッカー人生の扉をひらくサッカー一家に生まれて  1990年7月4日、僕 山田直輝は広島県広島市で生まれた。  生後間もなく埼玉県に移り住んだのだが、なぜ生まれは広島なのかというと、僕の父である山田隆が、広島県を拠点とするマツダSCの選手として、日本サッカーリーグ(Jリーグの前身リーグ)でプレーしていたからだ。 父は元アジアユース(U-20)代表選手で、30歳の時に現役を引退した。  

チビで鈍足Jリーガーの生き残る術 1   プロローグ

167cm チーム最小×最遅の男が J1の10番に!   山田直輝の挑戦 プロローグ 私の夫は、湘南ベルマーレ 背番号10 山田直輝だ。  サッカーに詳しくない人が彼を見ても、およそサッカー選手だとは思わないだろう。なぜなら、彼は身長167㎝、体重64㎏と、屈強な男達が集まる世界で生きる者とは思えないほど、小柄な体格なのだ。彼は、日本人男性の平均身長172㎝さえも下回っている。  加えて、プライベートではいつも目尻を下げて微笑み、私のママ友にも丁寧に挨拶をする。  そし

COEDO KAWAGOE F.C 2024シーズンのユニフォームデザインプロセス

こんにちは。株式会社Relicでデザイナーをしているninoです。 今回、埼玉県川越市をホームタウンとするフットボールクラブ COEDO KAWAGOE F.Cの2024シーズンユニフォームをデザインしました。弊社がオフィシャルパートナーとなっています。 コンセプト2024シーズンユニフォームコンセプトは”結集”。ユニフォームモチーフには川越の代表的な蔵造りから「瓦屋根」を採用しました。 デザイン屋根瓦のシェイプで、かつ漢字の「川越」を簡略化し、幾何学模様のグラフィック

マンチェスターシティーのスタジアムへのこだわりがすごかった。

こんにちは!今回はリバプール大学のSports Business and Management MScでの学びの振り返りとして、印象的だったエティハドスタジアムに研修で行った学びをシェアしたいと思います。一言で総括すると、マンチェスターシティー(グアルディオラ)のこだわりが詰まっていて、「神は細部に宿る」とはこういうことか言わんばかりの徹底に驚きました。この記事では以前X(旧Twitter)で少し反響があった内容の補足をしていこうと思います。 ①ポゼッションを意識した芝生の

〈Special Interview〉継承と革新で描く日本サッカーの未来

中期計画実現へ向けてJFAが取り組むべきこと 「この国でサッカーがもっと重要な存在になるために貢献したい」という想いを抱き、日本サッカー協会会長に戦後最年少で就任した、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖氏。 女性のエンパワーメントまでを見据え、 WEリーグの発展に尽力を続ける理事長の髙田春奈氏。 若きリーダーとして期待される2人が、日本サッカー界の現在地と未来を語る。 Text:Junko Hayashida,Natsuko Sugawara Photograph:Keis

スタジアムの中心で愛をさけぶ!現地サポーターが歌う応援歌「himno」を深掘り

こんにちは、しえです!いつも読んでくださりありがとうございます! 8月から続いた23-24シーズンもいよいよ終盤。残り試合で2位につけているチームとの勝ち点が開いているため、今季の優勝はレアル・マドリードと決定しましたが、リーガは終盤がおもしろい。 チームの将来を左右する降格圏争い、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの出場権を争う上位チーム、少しでも上に上がろうとする中位のチームなど見どころ満載。特に降格圏争いは1試合で運命が変わるため見逃せない! この頃になると

選手、スタジアム、グルメなど...レノファ山口の魅力を#レノファ観戦記で投稿しよう!

このたびnoteでは、Jリーグチーム・レノファ山口FCとの共催でお題企画「#レノファ観戦記」を開催します。 今シーズン、レノファ山口FCは現在昇格プレーオフ圏内の6位と初のJ1昇格に向けて戦っています。(順位は5月1日現在) 今回の投稿企画では、レノファ山口FCの試合を観戦したレポートやスタジアムグルメ、チームの魅力について、みなさんからの投稿を募集します。レノファサポーターの方はもちろん、初めて試合をみた方からの投稿もお待ちしています。 さらに、集まった作品の中からチ

サッカーのルール全く知らないオタクがサンフレッチェ広島サポーターになるまで

フォロワーは気づいておられると思いますが、ここ最近、プロサッカークラブであるサンフレッチェ広島にドハマりしています。 好きになったのはここ半年ぐらいなのですが、ユニフォーム(1万円超え)を買い、試合が見れるようにDAZNに加入(月3000円ほど)し、関西生まれ関西育ち関西在住ですが、広島まで試合も見に行きました。 土日は一歩も家から出ないことを目標にしているインドア派な自分がここまでサッカーにハマると思いませんでした。テレビでもフル試合みたことないし、サッカーが何人でする

【サッカー本大賞2024】3度の前十字靭帯断裂。引退を考えた宮市亮に「引退撤回」を決意させたチームメイトやサポーターの驚きの行動

横浜F・マリノスの仲間からもらったやさしさ 右膝に大ケガ(3度目の前十字靭帯断裂)を負った日本代表戦の翌々日(7月29日)は、横浜F・マリノスのチームが練習している場所に行くことにした。翌日に鹿島アントラーズ戦を控え、午前中から非公開練習を行っていた。 右膝にまた大ケガをしてからまだF・マリノスの選手たちには会っていなかった。心配をしてくれているだろうみんなに、あいさつがしたかった。大事な試合に向けた激励のつもりだった。 競技場に着くと、入り口でオーストラリア人のヘッド

スポーツはなぜこんなにもクソ憂鬱なのか。敗北について、またはそれらの責任は誰にあるのか。

いやあ、うまくいきませんね、本当に。全然うまくいかない。これは、人生というのはうまくいかないように緻密に設計されているんじゃないかと思うくらい うまくいかないです。 でもそれは勘違いです。人生がうまくいかないのではなく、スポーツがうまくいかないだけです。スポーツはうまくいかないことを生成し続ける装置ですから。 「する」でも「みる」でも「ささえる」でもこの際 どうでもいいのですが、とにかくスポーツなんてものに関わっている限り、この憂鬱から脱却することは不可能なのです。憂鬱と

スプリントコーチがあたりまえになる日

今から12年前。陸上競技者として第一線を引退した僕は「スプリントコーチ」という新しい自分目がけて走り出そうとしていました。 たくさんの人に相談して分かった「非現実」な挑戦。 無理やできないという発想はよく分かります。 ただ、その判断はその人の経験値や価値観で決定されます。 僕の価値観では「スプリントコーチ」という職業が成り立つとか稼げるとかそんなことを予想していたのではなく、ただただ単純に それからただひたすらに走り続けました。 たくさんの子供たちに走り方を教える日々

トルコに縁もゆかりもない僕がどうしてトルコのサッカークラブの「最初の日本人サポーター」と呼ばれることになったか

 はじめにお伝えすることがある。この記事はそこそこの分量だ。20000字以上ある。お願いだから読むことを断念しないでいただきたい。毎日数行でも構わないのでコツコツと読んでいただけたら幸いである。 1.すべてのはじまりはこの一文から「İlk japon taraftarımız camiamıza hayırlı olsun.」 (最初の日本人サポーターを歓迎する。)  2024年2月3日、事の始まりはX(Twitter)にトルコ語で書かれたこの一文だった。  僕は故郷に