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ロックの力が無い訳

こう言う事は今はまだ言いたくないというか、何て言えばいいんだろうか迷う。

僕は感情で力が動くタイプです。
一番は音楽で、一番はナンバーガール。最大限の力もナンバーガール。
切り札も最後の切り札もナンバーガールだ。だった。

それが今はどうしても動かない。というか聞けないのだ。

ツラくて聞けないのかと言われたら、そうだ。
ただ、辛いからと言うより、自分で聞けない封じをしているみたいだ。

僕にはナンバーガールの解散まで、いや、自殺企図で死にかけた時まで。
ナンバーガールの曲で、自分の最期の爆発と思っている曲がある。

例えばアイドンノウとかになると、一気に走り出す、駆けだす、みたいにもっていけるけど、その曲は本当に最後の最期の爆発だと思っている曲がある。

それを何度も聴こうと思って、苦しくなるから止めて、其れの繰り返しをしている。

なぜそうなるかというと、僕は今回の詐欺みたいに言われている話で、僕は僕が今は頑張るから、僕の夢や幸せを一緒に叶えて欲しいと、約束のような条件を付けて一年半、命を削った。
僕だけじゃない。僕の周りの大人も家族一族で僕は腹を括った。

それを何ひとつ守らずに堂々と生き逃げ切れると思っている奴との事件があって。

僕がここでロックを聞いてしまうと、ここで僕が一気に走り出さなければならない気がしているからだ。

走らなくていいと言うけど、働かなければ、変えなければ、僕は嘘もつかないし約束は守りたいから、走る正義があるのだけど、走り出すとそれは同時に今抱えている問題や悪意に対して全力で構えに行ってしまうのが目に見えているのが怖いのだ。

双極性に見えるくらい僕は素面でも振り切る、振り切れると言う言い方も似ている。振り切ってしまう。

だから、ナンバーガールを今でもずっと聴けなくなってしまったのだ。

僕の人生からナンバーガールを、ロックを、音楽を奪った人間を。

僕は「    」許さない。

でも大丈夫、僕は変わった。
ただ、変った今の僕が、ここでどうしたらいいのか僕は知らない。

いつか、会いましょう。
いつか、一緒に聴けたらいいね。



今でもね。

僕の幸せの一つは、誰か大切な人と、特別な瞬間。
それまでの過程と、すべてを包み込んで。
その特別な味が、僕は幸せの味だとずっと言い続けている。

それは一年半でも毎晩食べたご飯。

「些細な思い出を積み重ねていけよ」
と言ってくれたツヨシにいつか会いに行きたい。

家の中で半額のお惣菜と、ちょっと贅沢なお酒と、それも晩餐です。

そう思っています。

今は少し見失って心が折れています。

さて、働かなきゃ。もうこんな世界から飛び降りて。

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