毎日の料理の救世主、だしやコンソメいらずで重宝するたまねぎ糀
こんにちは。発酵六花(りっか)です。
六花の台所では、基本となる糀を使った発酵調味料の作り方や活用法、体がととのう「腸活ごはん」を綴っていこうと思っています。
六花の台所で5番目にご紹介するのは、基本となる糀を使った発酵調味料のたまねぎ糀編。たまねぎの旨みがたまらなく、ドレッシングやスープにしたり、お肉やお魚の下ごしらえにも便利なので、六花の台所では毎日のように使っています!
特に春の新たまねぎの時期になると、たまねぎの甘い香りと旨みが一層増して、ポトフやスープ、パスタにもおすすめです。
たまねぎ糀も塩糀と同様に、糀初心者の方でも簡単にできますので、ぜひ試してみてくださいね!
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ワンランク上の料理にグレードアップ!栄養素が溶け込んだ万能調味料
たまねぎ糀は、たまねぎ・米糀・塩を使って作ります。 塩糀と同じように使うことができ、たまねぎの旨みや甘み、栄養素がギュギュッと溶け込んでいます。
たまねぎにも含まれるオリゴ糖は、腸内フローラ改善にも◎さらに、アリシンという成分は疲労回復や血液をサラサラにする働きもあります。
スープやパスタなどに入れるだけで、たまねぎの旨みたっぷりの体にもやさしいお料理が完成します。
お肉に漬け込んでおくと、酵素の働きでお肉が驚くほど柔らかく、濃厚なおいしさになるんです!
たまねぎ糀を使うと、手間をかけてないのに、手間をかけたかのようなワンランク上の味わいにグレードアップしてくれます。
忙しくて料理の時間がないときでも、コンソメやだしの代わりになり、時短料理にも役立つ万能調味料です。
六花の台所レシピ
たまねぎの旨みの詰まったレシピをご紹介します。新玉ねぎの時期は、特に甘くて旨みも濃厚なのでおすすめです。
生糀でも乾燥糀でもつくれますので、なかなか生糀が手に入らない方は、乾燥糀をご使用くださいね!
塩は天日干しか平釜の自然塩をおすすめしています。
材料
米糀150g
粗塩50g
たまねぎ中2個
準備するもの
保存容器
広口でかき混ぜやすく、蓋のついている保存容器。においや色移りが気になる方はガラス製がおすすめです。(100均などで購入できるものでOK)
※金具で密閉するタイプは蓋を開けるときに飛ぶことがあり危険なので、使用しない。
よく洗い、煮沸消毒するか、熱湯をまわしかけて乾かします。アルコールで瓶の内側をふくと安心です。
耐熱ではない保存容器や蓋などは、よく洗って乾かし、アルコールでふいてください。
※本体は耐熱でも、蓋などの素材もお気をつけてください。
つくり方
容器にほぐした糀を入れる
玉ねぎを適当な大きさに刻んで、ブレンダーにかける
※ミキサーやおろし金ですりおろしてもOK!糀に粗塩、撹拌した玉ねぎを入れて、よくかき混ぜる
蓋をする
※乾燥糀の場合は水で戻したものを使ってくださいね。
完成の目安
ヨーグルトメーカーで発酵させる場合:60℃にセットし、6〜8 時間ほど置きます。
※機種によっても変わりますので、温度や時間は調整してみてくださいね。
自然発酵の場合:糀が指でつぶせるくらいになるまで常温保存します。
・週に1〜2回かき混ぜます。
・4日から1週間ほどで完成します。
※室内の温度や場所によっても変わってくるため、完成は発酵の進み具合で判断します。
※糀の粒が気になる場合は仕上げにブレンダー等でなめらかにしてください。
保存の目安
冷蔵庫で3ヶ月程度。
使用する際に、雑菌が入らないように消毒したスプーンを使うのがポイントです。
糀について
六花の台所で使用している糀は、金沢や富山の麹屋さんから取り寄せています。
生糀は冷凍庫でも保存が可能なので、小分けにして冷凍保存して使用しています。
普段スーパーに売っているものやインターネットなどで購入したものでも大丈夫です。
できあがったたまねぎ糀はお肉やお魚を漬け込んだり、ドレッシングにしたり、スープやポトフ、パスタなどの味付けにも幅広く使えます。
善玉菌のエサとなるオリゴ糖をつくる酵素も含まれているため、摂取し続けることで、腸内フローラをととのえることができるのも嬉しいですね!
活用法もnoteに綴っていく予定なので、もう少しお待ちくださいね!
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