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2023年1月の記事一覧

(詞)"朝"をテーマ

ただ、いつも
変わらない物がある
朝の匂い 鼾たち
ふとした笑顔 話した憂い

人の居ない街角に
辿った言の葉
また 辿って

そんな日々は続く
雨の日も曇る日でも
そんな日々に頷く様に
揺れる草むらや

トースト1つ食べながら
さっきまで見た夢に意味はあるのか?
とか思ったりしている
今日がまた続いていく

ただ、いつも
変わらない物がある
夢から覚めても集まる嘘とか

人の居ない街角で
得た言

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【詞】泡になって、

【詞】泡になって、

笑ってる桃源郷 うまく笑ってる
笑ってる桃源は ただ 頷いてる

感情の辺がいつものごとく風と踊っています
規則がなさそうに見える儚い言葉

泡になって 泡になり果てて
旋律を知るが儘 銅羅を鳴らせ

泡になって 泡になり果てて
曖昧をこえて君に
何度目かの春を呼び覚ます

笑ってる桃源郷 うまく笑ってる
笑ってる桃源は また頷いてる

綻びたくて愉快な嘘を付いた弾みに
季節は霧のなか
便りは雑念

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【詞】あるだけ(仮)

或る流動だけ 眩しい
或る流動だけ 寂しい

在る流動だけ 眩しい
在る流動だけ 寂しい

二人ぼっちで 司会と雛壇を繰り返す
卒業し終えたはずの席に 
柔らかく - くすぶる日差が照らす

テラリウムに映す思い出
とか
かつてのあの無口な波長
とか

流動
それぞれの人生
眩しい 寂しい
どちらが勝つんだろう

ほんとうに久々の新作になります!
しばらく書けていませんでした m(__)m

最近

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【詞】相合傘

七色の あの曲線にさ

貴方はどんな夢を描くの?

愛に近い純粋が芽を出して

蔓になった

今そんな風に 重ねた言葉は
永遠の様で 一瞬みたいな魂みたい



.


.


相合傘したよ 春の継ぎの雨のなか

街角の野良猫 獣の肌 毛先濡らし

瞳の奥に 何を感じる

鉄筋の海にたたずみ思わず

そんな風に 呟く嘘は
絵空の様で 現実みたいな存在みたい



.


.

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【詞】キャラバン

【詞】キャラバン

遠い国も幕開けは
空気の澄んだ朝
シンプルな街の蔦
日差へ伸びる

いつの国も幕開けは
空気の澄んだ朝
カラクリな日々へ蔦
朝に伸びる

銀色のCosmic
くせのある球を回す
冬はあの絵の理想郷
駱駝風味の猫と

銀色のCosmic
くせを込め球回る
冬は素早く理想郷
笑いを含めた旅を

雨ふるキャラバン
明く光の渦がまた踊り
緩やかに隅々に灯り

やがて此処でも明く光
渦はまた歓喜
人人は夜明

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【詞】tour.

【詞】tour.

世界は果てが無さ過ぎて
実感が沸かないな
なので私の家の屋根
ツバメの巣が出来ている とか

身近なことを思い出す
身近な言
葉を揺らす
窓辺から見る深々と
雪が積もって杞憂する

どうにも此処は絵画の冬
温もりを拭う獣たち
どうでも此処は絵画の冬
モーニングセットまだらしい

夜の脳内 ツアーする
ろうそくを1つ点けながら
異界を訪れているみたい
ただ眩しい気もちにさせて

幻からはじまって

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