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【詞】tour.

世界は果てが無さ過ぎて
実感が沸かないな
なので私の家の屋根
ツバメの巣が出来ている とか

身近なことを思い出す
身近なこと
を揺らす
窓辺から見る深々と
雪が積もって杞憂きゆうする


どうにも此処は絵画の冬
温もりを拭う獣たち
どうでも此処は絵画の冬
モーニングセットまだらしい

夜の脳内 ツアーする
ろうそくを1つ点けながら
異界を訪れているみたい
ただ眩しい気もちにさせて


幻からはじまって
仮初めの波際で
月日が伸びてカズラになるのを
そっと待っていた

朝になれば また
ツバメが旅の弧を描く
その線をながめた彼らが
駱駝ラクダのふりをするだろう



2023年1つ目の詞です!

崎山さんの歌を聴いて
ノスタルジーな気もちになりながら
書きました。

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