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2022年8月の記事一覧

【詞】31

夕日をペースト状にして
パンに塗って食べよう

満たされないならピザも食べよう

夜空を珈琲みたいに
飲み干してみよう

砂糖みたいに星が光るよ

トースト齧って行く朝がある
カーテンの揺れる昼がある

夕方にベンチに座って
鉄塔を見ていた

笑い顔をラテアートに
あの顔をナスカに描こう

それぞれさ
それぞれさ

朝の光のきらめきでベーコンエッグを作る
満たされても パスタを食べよう

雀ににこ

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【詞】むかし+すこし日記

むかしの徒然を思いだす

僕の周りは緑だった、

夕暮れに向かう1本道

歩く..   歩く..

朝の風が撫でる

柔らかい芝生

気付いたら

過去に壁が出来ていた。

むかしの徒然を想いだす

今の僕は街のなか

夕暮れに向かう長い帰路

歩く.. 歩く..

さよなら むかしの思い出よ

以前投稿した"【詞】アルク/むかし" より
"むかし" を掲載

【日記】

今日、バスに乗っていたら

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【詞】水彩

【詞】水彩

遠い街でも 風は吹いてる
来たる雨は 花を咲かすことでしょう

遠い街でも 夏は過ぎ去り
鈴の音が 次の季節を鳴らす

しずかな日々に 踊る線になる
水彩の糸が 風にゆれてる

しずかな日々に 踊る期待した
繊細な糸は やがて光をつれて

溢る

遠い街にも 風は吹いてる
鉄塔や絵画の 色が褪せても

遠い街にも 夏は過ぎ去り
記憶の束を今
花束に変えて側へ

しずかな日々に 踊る線になる
水彩の

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【詞】夏

【詞】夏

出来ないことだらけで
後悔する季節が来た

ひぐらしの哀しい声と
きらめく月に何とも言えない

朝の海へ行こうか

昼の森に行こうか

夜の山に登ろうか

やりたいことが山積みで

夢をみてる 暑さのなか 心は旅人

理想と現実の狭間で

寝ては醒めては 夜の向こう側

まだまだ知らないワクワク

何から始めようか?

ーー

僕らの季節は何回も巡ってくるけど

それが終わる度 一つは必ず
何かが

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【詞】蝉時雨

【詞】蝉時雨

そうだね 虫の眼で
桃源みたいな街を観る

きらびやかに光っては
やがては醒めていくのでしょう

視野が まだなれないな
だから まだ曖昧です。

あの飛行機雲 模様
もっと先の澄んだ未来

儚いような思い出も 形をもちそう

そんなことを感じる
感じていた日々だって

夢のような街でまた、
いつしか きっと薄れてく

蝉みたく 蝉みたく
一夏の思い出よ

笑い合った思い出も
君のなかで霞んでく

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【詞】夜の雨

夜の雨 夜の雨 夜の雨が
聞こえてくるよ

夜の雨 粒になって 音になって
聞こえてくるの

夜の畦 行く頃よ 
そうすれば 夜の風

夜の風 夜の雨 
その露が唄うのよ

ーーー

言わばそれは 
君の世界に写る窓の
奥の雨

仕方ない すこし寂しい
夜の線を渡っているのよ

言わばそれは
君の世界に写る窓の
奥の雨

霧雨の次は晴れ?
朝よ来て 確かめる

ーーー

夜の雨 夜の雨 夜の雨が

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【詞】milk

【詞】milk

星のページを捲る
ひとつひとつの宇宙
いつしか遠いMilky way
行けたら 誰と話そうか

朝の街 船を出して
夢現つをたどってく
月の方へ昇ってく
さらに上に昇ってく

空は遠くて近くてさ
君は近くて遠くてさ
そんなことをひとり感じて
気が付けば 月の海

手元の手紙 いつまでも
孤独とさよなら いつの日か
月面に花が咲いていた
そして目が醒めた

〜〜 〜〜 〜〜

朝の街 船を出して

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【詞】花火の後

【詞】花火の後

鰯みたく群れて、
街灯に集う虫と
街を共に明かした。
花火の残像がまだ残ってる

鰯みたく群れて、
街灯に集う虫と
街を共に明かした。
花火の残像がまだ残ってる

実際を遠回りしていく
かつてのぬるい風が吹いてる

実際を遠回りしている
もどかしい風に吹かれて、、

もどかしさ映る
外は雨ふり もどかしい自分です

もどかしさ映る
春に果実みたいな街で言葉を摘み

もどかしさ残る
やがて晴れ間も 

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【詞】柔らかな窓辺

どんな景色が欲しくてたまらないのだろう
そんな窓辺で 夜明けを待つ

いつの日も芝居みたいな日々を
笑って過ごしてる みたいに暮らしてる

寂しさも何だか 遠い星に翔んでった
夕べの欠片を拾う 残像が瞬く

やがて現と 渦の奥
どこへも行けるの?

今、しずかに羽を開けば
朝の風を受けてみたい

群青が呼んでいる 
期待してみたい

言葉を知っては 
またわすれ

遊覧する
この世界

嘘だらけの

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【詞】潮

【詞】潮

潮風を受けて 朝靄の道
モノトーンな時空を 遊ぶ束の間

潮風がうねり 意味をもたせる
モノトーンな夜よ 殻にならずに

呼ぶ

ゆらゆらぐらぐらぐらぐらぐ
夢のなか 寝ぼけた私と

ゆらゆらぐらぐらぐらぐらぐ
羽を開き星が 水面を泳ぐ

クジラに似た日差 口を開ける

風がそよいで 昼顔の街
パレット 窓に 描く世界は

遊ぶような 言葉の羅列
畳の上のオタマジャクシ

呼ぶ

ゆらゆらぐらぐら

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【詞】夜更け

夜、夜、夜、夜
ただただ数えた

夜、夜、夜、夜
果てしなく数えた

その内来るでしょう 朝の光に

散っていった記憶をわすれないで

遠目に映る景色が
近くなっては、にこやかに

挨拶しよう 街の夜に
寂しくならないように

砂になった景色が
戻っていっては ゆるやかに

優しさを知るよ 街の夜に
寂しくならないような

夜、夜、夜、夜
ただただ数えた

夜、夜、夜、夜
果てしなく数えた

その

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【詞】渡し鳥

悲しさを 笑いに変えて
曇り空を 優しさに変えて
昔の夢を 現実に変えて

貴方は晴れ 畦道を駆けて
夏の味 深く薫って

思い出が褪せていく前
夕日に照らして

色鮮やかな風に羽ばたいた

遠い渡り鳥たち
また帰ってきてね

貴方の手を握り返して
そっと笑った

遠い街に青い空

誰かの歓びが聞こえる

眩しく光る景色

鳥が高く歌ってる

貴方の晴れ 街へと駆けて
空の色 深く色付けて

思い

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【詞】恋心

【詞】恋心

白い幼さ 恋心

今、ハッと弾けたの

花の揺らぎがかつてより

それは奇麗に見えたんだ

心のなかで どう喩え

其処で何を現そう

そっと話して

振り向いてくれた瞳に

答えたい

昔の景色 今の自分

それぞれ変わる物だから

どんな言葉で現そう

其処に何を描こうか、

有難う ちいさな歓び

さようなら 別れ達にも

どんなことを言えるかな

どんなことを言えるかな

やがて

春が舞

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【詞】"夏の恋"をテーマ

"恋"でも"失恋"の要素が多いです。

嘘をつく日に吸った空気
抜け殻の様

つい完璧を求めてる心に
高く積もってく

街の窓 鱗みたく
また僕らをながめてる

視えない夏風 高鳴って
季節のページを捲る

                                         
                                        

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