【詞】恋心
白い幼さ 恋心
今、ハッと弾けたの
花の揺らぎがかつてより
それは奇麗に見えたんだ
心のなかで どう喩え
其処で何を現そう
そっと話して
振り向いてくれた瞳に
答えたい
昔の景色 今の自分
それぞれ変わる物だから
どんな言葉で現そう
其処に何を描こうか、
有難う ちいさな歓び
さようなら 別れ達にも
どんなことを言えるかな
どんなことを言えるかな
やがて
春が舞いだす
春の風はやがて
幾多の出会い
数多の別れ と
吹き抜けてく
君が写り出す
初めの頃をさ
糸を手繰るように
目指してたんだ
ねえ
どんな言葉も言えるんだ
だから何を描こうか、
自分のなかの 恋の種
段々と 花になる
白い幼さ 恋心
今、ハッと弾けたの
心のなかの花々を
束にしてさ 贈るから
そして言葉を贈るから
2022 2