【詞】夜更け

夜、夜、夜、夜
ただただ数えた

夜、夜、夜、夜
果てしなく数えた


その内来るでしょう 朝の光に

散っていった記憶をわすれないで



遠目に映る景色が
近くなっては、にこやかに


挨拶しよう 街の夜に
寂しくならないように


砂になった景色が
戻っていっては ゆるやかに


優しさを知るよ 街の夜に
寂しくならないような



夜、夜、夜、夜
ただただ数えた

夜、夜、夜、夜
果てしなく数えた


その内来るでしょう朝の光に

鱗のように昇ってく記憶を

わすれないで


2022 
眠れない夜に寄り添うようなイメージです

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