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日曜の涙

どうも西尾です。

新しく一週間がスタートしますが、暑い日も続きますので無理せずに過ごしていきましょう。

今日の大阪の天気は晴のち雨・最高気温29℃の予報(Yahoo!天気より)で、夕方18時以降の降水確率は70%となっており、夜は雨が降りそうです。



日曜の涙

涙を流すとスッキリする時がある。

昨日の夜は涙を流した。

それも2回も。

1回目は音楽を聴いてだ。

日曜日の夕方、午後6時頃、昼間はかんかん照りで暑かった太陽も夕方になると西の空に沈む。

夕暮れの空があたり一面に広がり、次第に夜の帳が下り始める。

私は家の窓からその様子を見ていた。

部屋の電気は点けずに。

たまに、しんみりとした気分になりたい時がある。

まさに、昨夕はそんな気分だった。

何か嫌なことや悲しいことがあったわけではない。

ただ、何となく、しんみりとした気分に浸りたかった。

部屋の電気を点けずにいると、徐々に暗くなり始める。

机の上のパソコンの画面が明るく、私の目には眩しいくらいに煌めく。

しんみりとしたい気分でパソコンの中に入っている曲を適当に再生した。

先に断りをさせて貰うと、最近の楽曲というより、何方かと言えば懐かしの楽曲が多いと思う。

1曲目は倉木麻衣さんの「Secret of my heart」。

私は『名探偵コナン』から倉木麻衣さんの楽曲に入った口で、この「Secret of my heart」もエンディングテーマに使われていたと思う。

倉木麻衣さんの美しい歌声を聴くと、どうしても京都を想像してしまう。

実際に京都を舞台にした楽曲も作成しておられるし、倉木さんも京都の大学を卒業しておられる。

日曜の夕方に聴いて、恋しい気分になった。

2曲目は「ハナミズキ」。

こちらは一青窈さんでは無く、徳永英明さんのカバーバージョンである。

徳永英明さんは同じ男性であるはずなのに、聴き入ってしまうくらいに美しい声をしておられて、羨ましいなと思ってしまう。

もちろん、一青窈さんの「ハナミズキ」も好きだけど、徳永英明さんが歌う「ハナミズキ」には、どこか儚い感じがしつつも、落ち着いた歌声に心が落ち着く。

3曲目は「木蓮の涙」。

スタレビこと、スターダスト・レビューの楽曲。

ボーカル根本さんの歌声、感情のこめ方と歌詞が絶妙に合わさっている。

この「木蘭の涙」は3回くらい再生した。

途中で涙が溢れてきた。

これは、直接本人の歌声を聴くと涙を流さずにはいられないだろうなと感じたし、一度は本人の歌声を聴いてみたいと思った。

この「木蘭の涙」は1993年3月10日発売のアルバムに収録されていた。

これはどうでもいいことだか93年ということは私より2歳年上の先輩にあたる。

日曜日の午後、薄暗い部屋で一人涙を流した。

涙を流すことにはメリットがあるらしい。

心身のストレス解消やリラックスした状態になれたり、気持ちの落ち着き、安眠の効果などがあるらしい。

2回目に流した涙は夕食作りでだ。

牛丼を作るのに玉ねぎを切った。

涙が出てきた。

ただ、こちらは反射的に出てきた涙であるためリラックス効果やストレス解消とは無縁であるらしい。

玉ねぎを切っていて涙が出る理由は、玉ねぎの細胞に含まれる物質が切った時に気化され、それが目に刺激を与えるため、脳から涙を出せと指令が出ることによるらしい。

なので、玉ねぎを切っていて涙が出ないと、それはそれで何かしらの異常がある可能性も考えられるのだとか。

涙が出ることは仕方がないと思いながらも、出来ることなら一刻も早く玉ねぎを切り終えて楽になりたい、と思いながら一心不乱に玉ねぎを切った。

日曜日の午後、涙を流した。

涙を流すということは時には必要なことなのかもしれない。




以上になります。

お読みいただきありがとうございました。



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