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#ゲームレビュー
2023年締め:今年プレイしたゲーム、買ったゲーム
はじめに
「今年のゲームは豊作だった」
去年のちょうどこの頃、1年間を振り返ってみてそう思ったわけだが、今年も12月になって全く同じ思いを抱いている。ファイアーエムブレムの新作も出たし、アーマード・コアの十何年ぶりかの新作も、ベセスダの新作も、FFナンバリングの新作も出た。そして何と言ってもあの「ブレワイ」を超えたゼルダの新作が出た。多くのゲーマーにとって今年は間違いなく充実した1年を送ることが
「FINAL FANTASY XVI」クリアレビュー:"大人向け"の意味を考えさせられる
※ネタバレ有
はじめに6月22日に発売されたスクウェアエニックスの超大作、『FINAL FANTASY XVI (FF16)』をプレイしたのでその感想を書きたいと思う。
本作は『FF15』や『FF13』など、近年の「ナンバリングFF」の開発を担当していたスクウェアエニックスの第一開発事業本部ではなく、今なお人気の絶頂を超え続ける『FF14』を担当した吉田プロデューサーと第三開発事業本部が送る作品
「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」自己実現のゲーム
「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」長文クリアレビュー
※ネタバレあり
(6/21追記 タイトルぱっとしないので変えました)
はじめに発売日に購入した「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」をようやくクリアすることが出来た。
クリア時間は150時間ほど。恐らくあまり寄り道しなければここまでの時間はかからないだろうが、わたしの場合は本作のあまりの完成度の高さに心を打たれ、「このゲーム
「ファイアーエムブレム エンゲージ」は良くも悪くもファイアーエムブレムシリーズの正統後継作だ。
『ファイアーエムブレム エンゲージ』長文クリアレビュー(※ネタバレあり)
はじめにこう見出しを付けるとまるで前作の『風花雪月』が正統ではないと言っているように聞こえるかもしれないが、実際に『風花雪月』はFEシリーズとしては異色の要素が多い作品だった。
例えば「黒魔法/白魔法」といったネーミングで魔道書や杖を使わないシステムであったり、「三すくみ」が無い事や「戦技」や「装備品」「射程4以上の攻撃」
「NEEDY GIRL OVERDOSE」インターネット・エンジェル降臨現象
「NEEDY GIRL OVERDOSE」感想とちょっとした考察
※この記事はNEEDY GIRL OVERDOSEの全てのエンディングに関するネタバレを含みます。
※この記事は怪文書です。怪文書を読みたくない人に悪影響を及ぼす場合があります。体調に異変を感じたら直ちに閲覧を中止し、スマートフォンの電源を切ってシャワーを浴びて寝てください。
はじめにわたしにも今から10〜15年くらい前、精神
「Let's Build a Zoo」アイロニカル動物園経営シミュレーション
※半年前に書いたのに公開するの忘れてました。
はじめに2021/11発売の動物園経営シミュレーション、「Let's Build a Zoo」が面白かったのでレビューを書く。ありがたい事に、発売時点から公式で日本語に対応している。にも関わらず、2021/12現在では攻略wikiも5chのスレも無いような状態なので、宣伝も兼ねて記事にしようと思った次第だ。
(追記:2022/5現在ですら攻略wik
「VA-11 Hall-A」は人生のちょっとした糧になる作品である。
今更ながらの「VA-11 Hall-A」レビュー。
はじめに
正直に言うと、わたしはこのゲームをプレイするまであまり期待していなかった。
いわゆる「萌えキャラ」的なグラフィックと「キツい下ネタが多い」というレビューを読み、「ああ、よくある"そういう系"か」と思っていたのがストアで見かけた時の印象だった。
”そういう系”とは、ありふれた作品のように女の子同士が下品な会話で男性プレイヤーを喜ばせなが
「Katana ZERO」はただの2Dアクションではない。至高のゲーム体験を与えてくれる傑作だ。
はじめにコンピューターゲームにおけるゲーム体験というと何を思い浮かべるだろうか。
「FINAL FANTASY」をプレイして共に旅をし成長したキャラクターの死に泣いたことだろうか。
「SEKIRO」をプレイして剣戟の末に宿敵を倒し狂喜したことだろうか。
「零」をプレイして霊的な存在に襲われて恐怖したことだろうか。
得てして、コンピューターゲームにおけるゲーム体験というものは、画面の前にいるプレイ
「英雄伝説 黎の軌跡」クリア感想(ネタバレ有)
次作の感想↓
2021/11/11 加筆&修正
はじめに"軌跡シリーズ"11作目、公式によれば物語は後半戦に突入した『英雄伝説 黎の軌跡』を早速クリアしたので、感想を書き殴りたいと思う。
なお、ファンの方ならご存知の通りこの"軌跡シリーズ"は2004年発売のシリーズ最初の作品『空の軌跡』から最新作『黎の軌跡』に至るまで、同一の世界観・時間軸で物語が進められることを特徴としたシリーズであり、新