マガジンのカバー画像

エッセイ

8
ぼんやり思ったことなどを記した様々なエッセイまとめ
運営しているクリエイター

記事一覧

他人さまの自慰行為なんて

他人さまの自慰行為なんて

この世に、特にネット上に論点がずれた発言が幅を利かせていることが多いように思う。
あと、余計な一言もおおいとおもう。

しかし、私が「この人ずれてるのに、自信持っててすごいな」と思ってる人にとっては、
私こそがずれてるのかもしれない。

でも、そんなことは当たり前だろう。

そう、違うことが当たり前なのに、
自分だけの定規を持ち出して、
「こいつやばすぎ」とか言ったりするのを見る。

その人の行為

もっとみる
歴史を学び、死んだ人の本を読み、自らの興味関心から自己を打ち立てよ。

歴史を学び、死んだ人の本を読み、自らの興味関心から自己を打ち立てよ。

何を書きたいともわからず、いきおいで何かを書きたい気持ちだけでPCを開いてしまった。

ここ2,3カ月ほど、週に1回、1回2時間、子どもを一時預かり所に預けている。
諸先輩方には、育休取って子ども育てるための休みなのに、預けてるなんて今の母親は甘やかされすぎている!!!!!!!
と怒られそうだが、そう怒らないでほしい。

これは行政で進めている子育て支援サービスで、高くはないお金を払えば「理由を問

もっとみる
ガチ恋堺雅人と幸福でたまらない時間について

ガチ恋堺雅人と幸福でたまらない時間について

堺雅人のエッセイを読んでいる。

本一冊に54作のエッセイもいくつかのインタビューが収録されているのだけど、なんというか、まったく先に進めない。

そりゃ、わたしが読んでる最中に携帯が気になって、とか、喉が渇いて水を取りに行ったとか、
そういうこともあるのだけど、
見どころが多くて
一つ一つが短いものでも、あれこれ気になると進まない。
齢32にして(今の私とほとんど変わらない!)明治時代の詩人や江

もっとみる
たくさん泣いたけど大丈夫になりました。

たくさん泣いたけど大丈夫になりました。

子どもの昼寝中。
無我夢中になって本を読んだ。
わたしのガチ恋相手、堺雅人のエッセイだ。

堺雅人の書く文章は、
頭の良さと品が感じられるのはもちろんで、
絶妙なラインの皮肉がきいていて、でも最後には温かい気持ちになる。

なお一層、好き!
という気持ちを確かめたり
第一線で活躍してる人と自分の力量を比較したり
そんな人の奥様となられた菅野美穂とは…と遠くを見つめたりして
読む以外にも色々忙しくし

もっとみる
自分の頭で考えろって言うけれど

自分の頭で考えろって言うけれど

最近頭を殴られるような体験をした。

わたしがファンの某女性が
「映画何見ればいいですか」
「本は何を読んだらいいですか」
というこの世に溢れ返っている質問について、
ある話の中で
「そういう質問は、
『自分はどうやって稼げばいいですか?』という質問と同レベだ」
と断罪した。

少し補足が必要だろうか。

最近このnoteにも
「わたしがフリーランスになるまで」
「今月のライターの収入報告」
「わ

もっとみる
役に立つことを書くのやめました。書きたいって何を書きたいの?

役に立つことを書くのやめました。書きたいって何を書きたいの?

このnoteを遡ってみれば分かるように
私は育児のちょいお役立ち情報みたいなことを書いてきた。

初めての育児をしてる奴が?
保育士でも、助産師でも、保健師でもない奴が?
ただの子どもを産んだばかりの奴が?

わたしが天才アイデアマンだったら
日々の赤ん坊との暮らしで驚きと発見ばかりがあって、
みなさんをワッと驚かせる斬新なアイデアを提供できたかもしれない。

でも残念ながら私は私なのだ。
特別仕

もっとみる
わたしって左翼ですか?

わたしって左翼ですか?

左翼ってなに?

先日、知人男性から「君は左翼っぽい」と言われた。

詳細は控えるが、「左翼者」の人間の愚痴をこぼしたのが始まりであった。

愚痴に同情してもらえるのかと思っていたら、特大ブーメランで返ってきた。

日常的に“右翼”“左翼”を意識したことがなかったわたしはあまりピンとこなかったが、
イメージする“極端な人たち”に自分がそれっぽいと言われるのは心外だった。

その男性はご丁寧にも左翼

もっとみる
ライター講座が人生コンサル講座になった

ライター講座が人生コンサル講座になった

ノンフィクションライター中村敦彦さんの
ライターライティング講座をただ今受講中。

月1回講座があって、課題が出され、
提出すると、プロの売れっ子作家の先生から
直接フィードバックがいただけるという講座である。

4月から始まって間もなくもうすぐ1年。
”とにかく自分と向き合え”
ということを、
手を変え品を変え
「1年間いろんな方法で言ってきたよね」

もうぐうのねが出ないし、
こんなに物分かり

もっとみる