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個別最適な学びについて考える(76)ー西川 純(2012)クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップーから
お疲れ様です.本日も元気にアウトプットをしていきましょう!
記事の数が分かりにくくなるので、教育の偉人について考えるシリーズとまとめようと思っています。その関係で一気に番号が変わってしまう可能性がありますが,お許しください。笑
いつかやろうと後回しにしていて、記事数が多くなり分かりにくくなってしまいました。次からは分かりやすい工夫をしていきますね。
本日は「西川 純(2012)クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップ.学陽書房,東京」です。では,早速読んでいきましょう!
子どもに『学び合い』をなぜするかを語る
週1回、『学び合い」を行う前には、「学び合い』をなぜするかをちゃんと語る必要があります。これは最初の語りとしてとても大事なものです。
この最初の語りでは、「大人になることが学校教育の目的である」「従来の授業より効率が良い」「本当に理解する」「1人も見捨ててはいけない」の4つは絶対に含みます。以下は中学生に対する語りの例です。
「君達が、これから先、生きていく上で最も大切な力は何だと思う?いろいろなことがあるとは思うけど、先生が考える大切な力というのは、「仲間の力をうまく借りる力」だと思う。人間1人の力にはどうしても限界がある。得意なことはそれぞれ違うから。たとえば、新しいゲームを買ったがクリアする方法がわからない。そんな時どうする?誰か詳しい友達に聞くんじゃないの?それは、先生達でも同じことで、わからないことがあれば知っている人に聞きます。そうやって、うまく人の力を借りて、自分に足りない部分を補うことで生活を豊かにしていくことができると思うんだ。」
引き続き西川純先生の本を紹介しています。
学び合いの内容だけでなく、度々教師の願いを子どもたちに伝えることというトピックがあります。
将来、どんな姿になって欲しいのかという願いを持つだけでなく、子どもたちに日々それを伝えていくことが教師の大事な役割なのかもしれません。
これは個別最適な学びにおいても同じだと思いますが、なぜ子どもたちは自分たちで考えないといけないのか、先生が考えてくれればいいじゃんと思っている人もいると思います。
そんな人たちに願いや思いを伝えつつ、身につけていって欲しいスキルを見つけられるといいのではないかと思います。
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
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